映画について、テレビのドラマについて、舞台について

2006年09月29日

もんしぇん 最終日最終回p.m.7:00@一角座

本日は、映画「もんしぇん」の一角座での最終日。
その最終回にでかけた。
Kai-Wai散策」のmasaさんも来られるとのこと。
会場に着いたら探してみようと思って、すでに暗闇化している上野の森をとぼとぼ歩いていたら、後ろから声がする。と思いきや、なんとmasaさん。というわけで、探す手間も省けて--(^^;)--一路一角座へ。
前庭で、玉井夕海さんらとお話ししていると、塚原さん登場。
塚原さんご夫妻、masaさんと、一角座での最後の「もんしぇん」を楽しませていただきました。

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2006年09月26日

「セーラー服と機関銃」---相米慎二

「セーラー服と機関銃」
監督:相米慎二
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セーラー服と機関銃」といったら、誰がなんと言っても「薬師丸ひろ子」なのである。
これは、僕らの世代が引き受けた時代のトラウマなのに違いない。
だから、長澤まさみが、といったところで動じてはいけないのだ。

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2006年09月24日

NO DIRECTION HOME---Bob Dylan

NO DIRECTION HOME---Bob Dylan
マーティン・スコセッシ監督
amazon

Bob Dylanといえば「Like A Rollingstone」の僕。
だから、栗田さんがCHRONOFILEで紹介していたこの映画は、気になっていた。でも、BSが見れないのではいたしかたない。劇場公開の情報も入手したが、年末の慌ただしさの中、ついぞ行きそびれてしまった。というわけで、DVDで見ることにした。

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2006年08月16日

「日本沈没」

1973年、9歳の僕は、父に連れられ
いよいよ公開が始まった「日本沈没」を見に映画館に足を運んだ。
その時のことは、いまでも、脳裏に鮮明に焼き付いている。

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2006年07月27日

こどもたちの夏休みはもうはじまっているのです

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2006年07月12日

「怪奇大作戦」が終わった

060712-kaikidaisakusen.jpg

怪奇大作戦」が昨日最終回を迎えた。
1968年に初回放映された「怪奇大作戦」は
ウルトラマン、ウルトラセブンと続く、円谷プロの「空想特撮シリーズ」として始まった。
ウルトラマン大好きだった当時5歳の僕は、大いなる期待を持って、この新番組の開始を待っていた覚えがある。
しかし、である。明るい光の中のウルトラマンシリーズに比べて、身の毛もよだつほどの怪奇さに、期待を込めて臨んだ第一話も最後までみることが出来なかった。それ以降、僕の記憶の中から消えていた。あまりの怖さに無意識が働いて記憶を奥の方にしまい込んでしまっていた、そういう感じだったのだ。

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2006年06月07日

もんしぇん

060606-monsyen.jpg

「もんしぇん」という映画の試写会に参席させていただいた。

舞台は、熊本県御所浦町牧島。
tamさんにならいGoogleで覗いてみれば
複雑に入りくんだ入江が目にとまる。

ゆっくりと寝息を立てるような凪の海、その水面に写る空。
そして、「もんしぇん」は、この地を映し出すために作られた、そんな映画だった。

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2006年06月05日

「ブロークン・フラワーズ」---ジム・ジャームッシュ

自由学園の前にはきれいなバラの花が咲いていました。
ピンクのバラ。
ビル・マーレイ演じるところのドンは
ピンクの花束を抱えて旅をします。

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2006年04月28日

BROKEN FLOWERS

ちょっと前の朝、テレビを見てたらCMが流れていてびっくり。
何も知りませんなんだ。
ジャームッシュの最新作。
2005年カンヌ映画祭グランプリ受賞。

ブロークン・フラワーズ公式HP

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2006年04月25日

oNe at super delux in roppongi

ダンスユニットoNeのダンスパフォーマンスで
shijimi_Houseのshijimiさん
映像でコラボレーションするというので
昨日、行ってきました。

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2006年03月10日

Brahms: Double Concerto---Bernstein

Brahms: Double Concerto---Bernstein, Kremer, Maisky
amazon

小早川伸木の恋」を、なぜか欠かさず見ている。
柴門ふみの原作ということで、おおよそ、話の感じは予想できるし、実際その通りで、見事に期待に応えてくれる。面白いか、と聞かれれば微妙だが、新年から三谷幸喜の映画が続いて、僕としても唐沢寿明づくしだったので、そのまんま波にのっている感じでもある。
それにしても、いやあ、しかし、自分の好きな曲がドラマのなかで、それも重要な役割で出てくると、ちょっと恥ずかしい感じもしてしまう。

「ブラームス ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲」

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2006年02月16日

ご指名を受けましたでござる

kazooさんから「映画バトン」のご指名がありましたので
心してお受けさせていただきます。

Q1:自分の身近にある『映画』は?

Q2:今、妄想している『映画』は?

Q3:最初に出会った『映画』は?

Q4:特別な思い入れのある『映画』は?

Q5:最後にバトンを回したい5人とそれぞれのお題は?

以前にいただいた「Movie baton」にダブるところありますが
気にしないでゆきましょう。

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2006年02月10日

「マイ・アーキテクト」

060210-my_architect.jpg

ルイス・カーンに関する映画
マイ・アーキテクト
MY ARCHITECT A Son's Journey
を見てきました。

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2005年12月14日

「ランド・オブ・プレンティ」--ヴィム・ヴェンダース

ヴィム・ヴェンダース監督最新作「ランド・オブ・プレンティ」。

こうしたことが起きうることを、私たちはみんな知っていた。その可能性を何年も前から話していた。でも悲劇が実際に起きてみると、それは誰が想像していたよりももっとずっと悲惨だ。アメリカ本土が最後に外国に攻撃されたのは1812年である。今日起きたことはまさに前代未聞だ。この襲撃から生じる波紋は、さぞ恐ろしいものになるに違いない。さらなる暴力、さらなる死、すべての人にとってのさらなる苦痛。 こうしてついに、21世紀がはじまる。

2001年9月11日。
ポール・オースターがその日に書き残した言葉だ。

ヴェンダースの新しい映画は、after 911の映画であり
ヴェンダースにとって、常にその視線の先にある「アメリカ」の映画だ。
911、そして、ヴェトナム。
(以下、映画の内容にふれます)

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2005年10月14日

ROMA----Fellini

「フェリーニのローマ」
amazon

サテリコン 」と二枚で1780円。量販店でさらにポイントもつく。
こんな値段で良いの???と大疑問ではあるのだけれども
まあ、そういうわけで、買ってきた。
「サテリコン 」は見たことがあったけれども
「ローマ」については、恥ずかしながら初めて。

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2005年08月29日

「Movie batonだよ~」・・・ということで

さて、ファミリーキャンプ2005から帰ってきましたので
kazooさんからお声のかかった「Movie baton」というのをネタにします。

質問は
★一年に何本映画を見ますか?★
★初めて見た映画★
★最近見た映画★
★好きな監督★
★好きな俳優★
★好きなジャンル★
★思い入れのあるベスト5★
★憧れの映画ヒーロー(ヒロイン)★
★夢の企画、あるいはもう一度みたい映画★
ということです。

キャンプの様子は明日にでも。

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2005年08月23日

落語ブームなんて知らねエ

文藝春秋」9月号は
芥川賞受賞の「土の中の子供」が掲載されています。
60年前の終戦の日についての56人の方のエッセイも載っています。
こういう雑誌はあまり買わないのだけれども
この2つに心引かれて買ってきました。
そしたら、なかに「落語ブームなんて知らねエ」と題した
立川談志と宮藤官九郎の対談があってとても面白かったです。

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2005年08月22日

金閣寺--八月納涼歌舞伎

「金閣寺」と「伊勢音頭」が観たかったので、八月納涼歌舞伎(歌舞伎座)に行ってきた。
僕は「金閣寺」なるへんてこりんな芝居に心惹かれている。
それは、やはり、舞台いっぱいに舞い散る桜吹雪のなか
木に縄で縛られたお姫様(雪姫)、というラストのシーンが観たいからに他ならない。
それはそれは、きれいなシーンであります。

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2005年07月05日

宇宙戦争

0506-utyuu.jpg

宇宙戦争」を観た。
そこで、何を観たか。

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2005年07月01日

ヴェンダースとオースター

空腹の技法」の最後の最後に
オースターがヴェンダースから手紙をもった話が出てくる。
手紙の内容は、ヴェンダースからの熱烈なるオースター小説へのラブコールだ。
そして、二人は出会い友達となる。
当時、ヴェンダースは「夢の果てまでも」の撮影でオーストラリアにいた。
そして、まったく別のつながりで(雑誌エルの企画で)、オースターは「夢の果てまでも」に出演していたジャンヌ・モローとの対談をおこなうことになる。
オースターはわれわれの日常にいつでも起こっている、こうした偶然に注目する。
そこにあるのは、偶然に振り回されるのではなく、偶然の喜びを享受するという生き方だ。

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2005年06月16日

DEAD MAN---Jim Jarmusch

DEAD MAN---Jim Jarmusch
amazon

ジム・ジャームッシュ作品集は発売と同時に我が家に届いた。
税込み9576円で4枚組み。一枚2394円。
「ゴースト・ドッグ」はすでに持っていたのだけれども
それでも安いなあと購入。
一番の目的は、この「DEAD MAN」。
公開と同時に映画館に行って観た。
その時の印象が生々しい。
もう10年前のことだ。

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2005年04月13日

「ハウルの動く城」---宮崎駿

宮崎駿監督の「ハウルの動く城」を観ました。
なんと、公開から134日目でした。(今日は145日目)

こんなに、純真な恋。
空を飛ぶことさえ、恋心。
恋するということの不思議をなんのてらいもなく自然に描いている。
あの綺麗な御花畑で揺れているかわいい花たちの、風にそよぐ動きでさえ恋心。

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2005年04月04日

Coffee & Cigarettes---Jim Jarmusch

Coffee And Cigarettes---Jim Jarmusch
Original Soundtrack (→amazon)

「コーヒー・アンド・シガレッツ」
昨日、観てきました。初日には行けませんでしたがそれでも二日目。
日曜日の初回は穴場です。
東京の単館上映は渋谷シネセゾンで、初日と二日目の初回に来場した人に500mlのペットボトルのコーヒー無料配布もありました。

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2005年03月31日

中村歌右衛門--政岡--伽羅先代萩

2001年3月31日。午後6時47分。
六世中村歌右衛門 死去。
忘れられないその日、満開の桜で賑わう東京では雪がふりました。
「桜」といい「雪」といい、中村歌右衛門を見送るのに、これ以上はない、そんな景色。

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2005年03月25日

つめこまれた時間

小さいときから忘れられずに、ずっと好きな人。
こいつ、いまでもほれているんですよ。
写真、もらったチョコレートの包み、コンサートの半券。
きれいに厚紙に貼り付けて。
ちいさなトランクに詰め込まれた時間。
あいたい気持ちをつめこんだトランク。
過去をつめこんだトランク。

藤圭子って知ってる?
さあ?

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2005年03月19日

みられる

浮気の現場に踏み込まれる。
これからどうされるんですか?
まだ富良野にいるんですか?
いろいろ世間では噂も広がりますし・・・。
私、なれているんです。
私と肉体関係をもつと、みんな死んじゃうんです。3人かな。
未亡人は・・・・死神????

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2005年03月11日

そんなとこ切ったって人間は死なないわよ。
切るならここを切りなさい。見せる手首。
同情なんてない。残るのは傷だけ。
でも、傷が残るのは、良いこと。ーーー優しい言葉、その響き。

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2005年03月07日

みえない

「もう逢わない」
逢いたいのに会えない。話したいのに話せない。
出口のない空間。
出口のない空間にはまりこんでしまうこと。
それは、出口が見えないだけなんだということ。
そして、「みえない」という不安。

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2005年03月01日

COFFEE & CIGARETTES----Jim Jarmusch

COFFEE & CIGARETTES----コーヒー&シガレッツ
ジム・ジャームッシュの最新作が4月2日より公開。
最新作とはいっても今まで撮りためていた短編を集めたオムニバスのようですが
フォレスト・ウィテカー が良い味出していた「ゴースト・ドッグ」から6年ぶり。
今回の出演者には、「ダウンバイロー」のロベルトベニーニ(僕にとっては「マイ・ライフ・イズ・ビューティフル」の)、トム・ウエイツ、イギー・ポップなんかもいて、もうそれだけで行くしかない。
今から楽しみがひとつ増えました。

コーヒー&シガレッツ 公式ホームページ

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2005年02月25日

ふりかえるという「仕事」

つながる電話。声を聞きたい相手は誰?
かからない携帯電話。携帯電話は必ず相手にかかる。

北海道には日本中のお雑煮がある。
開拓の地、北海道に人は集まりそして去っていった。
去った土地に舞い戻ること。

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2005年02月18日

クリスマスの夜に

クリスマスにサンタクロースを演じるのはお父さん。
それは、いつから始まったことなのだろう。
プレゼントを子供にあげるということ。クリスマスは特別な日。
「一年に一日だけクリスチャンになるんです。」
大きくなると子供は、クリスマスに両親にプレゼントをする。
あるいは、
お母さんが、お父さんと子供にプレゼントをする。
プレゼントをあげる方が嬉しいのか、もらう方が嬉しいのか。
仕事で帰りが遅くなって、あげることができなかったプレゼント。お父さん。
「あずちゃんのような娘が良いな」
父と息子。

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2005年02月11日

言う、言わない、言えない

いいたいこと、いえないこと。
言ってしまったこと。
いいたくなかったけれども、いってしまったこと。
いわなくてはならないこと。
言ってしまって後悔したこと。
言いたくても思い出せないこと。
言いたくても言えないこと。

境界線の上を行ったり来たりしている人に
そこは境界線の上だよと言ってあげること。
境界線を越えることは許されないことだとしたら
厳しい態度でのぞむこと。

言う、言わない。あるいは、言う、言えないに引かれる境界線。
人は言うことによって、次のステップに進むことが出来る。
人は言わないことによって、次のステップに進むことが出来る。
そこにある、人の意思、気持ち。
時間と気持ちは離れられない。

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2005年02月04日

お金と時間---境界線

6時間も動かないで座ったままのカップル。
二人には時間なんて、あるような、ないようなもの。

借金の期限。
何度計算しても売り上げがあわないということ。
たりない分は自分のポケットからだし、あまったら自分のポケットに入れた。
自分のものと人のもの。その境界線。
人から借りたお金は返さなくてはいけない。その厳しさはその境界線の厳しさから来る。
海外を飛び回る商社マンだったマスターには、その厳しさが身にしみてわかっている。
しかし、その厳しさってなんなんだろうか?
「憎まれ役を引き受ける年齢」。

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2005年01月28日

一人でいきる

未亡人。
北時計のママ。別れた旦那が死んだって。
森の時計のマスターも死に別れ。

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2005年01月21日

土をこねることと「結婚」

何度も何度も土をこねる。
「空気を良く抜いておくんだ」
そうしないと、窯で焼き上げる時に割れてしまう。
土を良くこねておくことはとても大切なことだ。
いきなり窯に入れたらすべてがだいなしになってしまう。

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2005年01月14日

コーヒーミルと割れるお皿

窓際に並べられたコーヒーミルはそこでじっとお客さんを待つ。
そのお店は、コーヒーを頼むと豆を自分で挽かせてくれる。
ミルのハンドルを速からず遅からず回す。
ミルは適切な時間で豆を挽いてくれる。
熱いお湯が注がれ、今まさにコーヒーとしてカップに注がれようとしている。

お皿を割ってしまう女性がいる。
割れるお皿は元には戻らない。
そこには確実に失われるものがある。

母の死、妻の死。

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2004年12月12日

新選組!--最終回だったのだが・・・

今日は「新選組!」の最終回。
とっても楽しみです。
でも、同じ時間帯に、なんとトヨタカップ。
このトヨタカップも25回目で今回が最終回だそうです。見逃せない。
「新選組!」は一回目から録画しているから、これは録画しておいて後で見るとことにして
トヨタカップはリアルタイムで見ようと決めます。
トヨタカップは・・・・。ポルトはあれだけはずしまくっていたので、これはきっとPK戦にもつれ込んでポルトが負けてしまうという筋書きかな、と思っていたら、いやいや二巡目で勝ちましたね。
というわけで、なんと10時過ぎまでやっていたサッカーを見終えて
さて、録画がすんでいた「新選組!」を見始めました。
最終回らしく、いままでのいろいろな場面も脳裏をよぎるような構成。
そして、板橋の断首場。で、なぜかそこで録画はストップ。
よくよく新聞のテレビ欄を見てみれば、なんと今日は15分延長の1時間枠ではないですか・・・・。
というわけで、最終回のラスト15分を見ることの出来ないままでした。
うーん、今度の土曜日までおあずけだあ。ほんと、まいったなあ。

サッカーネタでは今晩、というか日付が変わって日本時間で13日の午前1時からの
プレミアリーグ、アーセナルvsチェルシーというのが楽しみ。
チェルシーの監督はポルトをヨーロッパチャンピオンまで導いたモウリーニョ。
なんと、この前知ったのですが僕と同い年でした。
世界では同い年でがんばっている人がいます。僕もがんばろう。

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2004年12月01日

「ソウル・オブ・マン」--ヴィム・ヴェンダース

「ソウル・オブ・マン」
監督:ヴィム・ヴェンダース

映画の日、モーニングショーで朝一回だけ上映されている
「ソウル・オブ・マン」を観てきました。
kawaさんのThings that I used to do.でも紹介されていた
The Blues Movie Projectで製作された映画のなかの一本。
僕としては監督がヴィム・ヴェンダースというだけで観る価値があるというもの。

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2004年10月31日

藤堂平助 死す!

大河ドラマ-「新選組!」
第43回「決戦、油小路」を観た。

中村勘太郎・・・うーん、すごい。良い死に方だよね。目つきが良い。
お父さんの勘九郎もそのお父さんの勘三郎も良かったけれど
勘太郎で、はやく「夏祭」やってほしいですね。
これは一歌舞伎フアンとして、強く思いました。
「夏祭」って「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」です。
「伊勢音頭恋寝刃(いせおんどうこいのねたば)」も良いなあ。ああ、また歌舞伎が観たくなってきた。

一方、伊東甲子太郎(谷原章介)。
いやなやつでしたが、そこは三谷の筆さえて
なんだか良いやつだったんだなあ、と最後を見送る。
三谷さん、すごいねえ。

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2004年09月14日

「The End of Violence」--Wim Wenders

1998年に書いてホームページに載せていた文章を再掲する。
「The End of Violence」という映画から
ヴィム・ヴェンダースの「まなざし」について書いていた。
文章が不明な部分をこの機会に大幅に書き改めた。



ヴェンダース監督の最新作である。今日4月1日は映画の日だから通常は1800円が1000円で見ることができた。

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2004年08月23日

「新選組!」-友の死

8月22日の放送
山南敬助が切腹。
なぜ山南は死ななくてはならなかったのだろうか・・・・・・。

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2004年08月22日

「冬のソナタ」最終回

話題の「冬のソナタ」が終わった。
韓国では全26話だったシリーズも
日本では大幅にカットされて20話完結ということになったようだ。
前回のエントリー
20話はノーカットだと思っていたものだから
日本のトレンディドラマの12話でシナリオを大幅にカットされている
そういうドラマに比べてどうだろう、というようなことを書いたが
それは、おおよそ見当違いのことであった。
これでは、良くできたドラマであるかどうかの判断なんて出来ない。

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2004年06月27日

「新選組!」その2

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NHKの大河ドラマ「新選組!」が動き始めた。

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2004年06月25日

「助六由縁江戸桜」

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「助六由縁江戸桜」
市川新之助改め11代目市川海老蔵襲名披露に行ってきた。

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2004年06月11日

「北の国から」--五郎さんの家

五郎さん、とは黒板五郎さん。北の国から、である。
実は、私はこのドラマに全く縁がなかった。
テレビで放映しているときも、その後定期的にスペシャル番組が放映されたときも
一度として観たことがなかった。

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2004年05月24日

新選組!

NHKの今年の大河ドラマを欠かさず見ている。
大河ドラマを欠かさず観るのは初めてかもしれない。
三谷幸喜の脚本が気になったのがスタート。古畑任三郎シリーズなど三谷さんの書くドラマは、なんともいえないペーソスがあって好きである。ところが、今回は、いろいろ考えさせられる新選組という切り口が面白くてはまっている。

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2004年05月09日

冬のソナタ

ペ・ヨンジュンが人気。本屋さんでは彼の写真集が何冊も並び、それを抱えてレジの前に並ぶ奥様方の姿を見かけた。同じくチェ・ジュウさんも、彼女に会える韓国ツアーで本人が出てこなくて問題になっていたりして、こちらも人気は過熱気味。
「冬のソナタ」NHKの衛星放送で人気だったドラマが地上波での放送を開始した。
良くできたドラマだという前評判と、主演の男優のエスカレートした人気ぶりに興味をそそられ、初回から見逃すことなく観ている。

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