【シンプルな木の家のお話です。】

木の家というと「高くて手が届かない」というイメージを持っておられる方がいます。実際に、素材を吟味して手の込んだ作りをした家が木の家として雑誌などに多く取り上げられているためにそういう思いを抱く方が多いのかもしれません。
でも、よくよく見てみると、コストアップにつながっているのは、仕上材や住宅の設備、作り付けの家具などです。30坪位の家でしたら木の骨組みにかかる費用は100万円から高くても200万円。これだって、しっかりと品質管理された木材を使っての価格です。木の家だからと言ってコストが上がっているわけではないことに気が付きます。
そうしたら、木の家が欲しい、木の家に住みたいという方も諦めるのは早いということになります。
今年の春に完成した「fujimino_House」は、1階が24坪で2階が8坪の32坪の家ですが、住むに足る事を考えてシンプルに作ったので2000万円以下の工事費で出来ました。実際は1500万円くらいなのですがご主人がセルフビルドでやられた部分がかなりあるので、コストをちょっと上乗せしました。
先日、マンションのリノベーションを手がけている方にお話を聞いたら、1億円前後の高級マンションと2000万円から3000万円のリーズナブルなマンションに二極化していると言われていました。戸建住宅の世界もそうなってゆくと思います。
そうなった時に、2000万円未満のご予算の方に木の家を諦めてほしくないと強く思います。
ポイントは「住むに足るシンプルな箱」を心がけること。
そんな家づくりをアトリエフルカワでは積極的にサポートしてゆきたいと考えています。




※「fujimi_House」は9月21日発売の雑誌「住む。」(63号-2017年秋号)で紹介されます。建主さんご夫婦の素敵な暮らしを御覧ください。
※初出 キノイエセブンFacebookページ 2017年9月6日
