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2007年08月14日

うみ

[家族--my_family ]

8月11日に新潟(長岡)に帰省。
その翌日、家族で海にゆきました。
その夜の宿を取っていた鵜の浜海岸です。

長岡から、ちょっと北上して、まずは寺泊に立ち寄り
そこから、毎年夏に出かけていた石地海岸へ。
石地海岸からの海岸沿いの道は先日の地震で通行止めになっていましたので
刈羽を迂回して、柏崎、柿崎と南下しました。

というわけで、寺泊から。
12日は夏休みのお盆のそれも日曜日。
例年ならば、寺泊の駐車場なんて朝早くから一杯になっているはずが
お昼近い時間でも、容易に車を止めることが出来たことにびっくり。
寺泊の水族館こそ8月一杯まで入場料無料で開放されているせいもあり
にぎやかに混み合っていましたが、
寺泊の鮮魚センターも人の姿こそ多かれどもやはり絶対数が少ない。

石地の海岸もお昼過ぎに駐車場が空いているし
海岸も人がまばら。

やはり、原発が被災して海岸に放射能が流れ出たという報道がすべてなんだと思いました。

新潟の地元テレビでは「風評被害にまけるな」なんてことも言っていましたが
しかし、これは単なる「風評」ではないと思っています。
つまりは原発の被災の程度がどのくらいのものなのかが
我々にちゃんと報道されなかったということなのです。
ちゃんと報道されなければ、我々は恐怖心を持つしかない。
そして未だにちゃんとした報道がされたのかどうか誰も確信が持てない。
知らない、知らされない、ということがかくも怖いことなのか。
これでは「風評」とは言えないというのが私の考えです。

新潟県内でもいろいろな情報が流れていて
それもすべて口コミなんですが
潮の流れが直江津から新潟の方に向いているから
刈羽よりも直江津側、つまりは西側ならば大丈夫なのだ、とか。
これも「眉唾」ものですが
直江津よりの鵜の浜海岸はそれなりのにぎわいを見せていました。


※新しいホームページで情報更新中!!

投稿者 furukawa_yasushi : 2007年08月14日 22:00

コメント

furukawa さん、こんばんは!

今回の件、小生は大いなる関心を持って報道をフォローしています。ここでは「外部への漏洩」にしぼり、その結果(漏れ量)をかいつまんでお伝えします。

「海水中への放出量について」
国の原子力・保安院の見解です。
放射能を含んだ漏洩水が海に放出された。
その量は1.2立方メートル、約6.0×10の4乗Bqと推定している。
これは希釈によって3ヶ月当たりの周辺監視区域の濃度として
2×10のマイナス10乗Bq/立法Cm、
この値は放出量限度である0.2Bq/立法Cmを十分下回っている。

「空気中への放射能漏れについて」
東京電力の発表
放射能の量は約6万ベクレル。これはラドン温泉の温泉水6リットル程度が含む放射能と同程度。

別にグリーンピースがガンマースペクトルメーターを使った調査を実施しています。その結果は
自然界のレベルを超える放射線は検知されず緊急に周辺住民への影響があるものではないことが分ったと発表した。

投稿者 ユリウス : 2007年08月15日 00:49

ユリウスさま
情報、ありがとうございます。
こうした情報を複眼的に検証するというようなことこそ
テレビの貴重な時間を使って報道するべきなんだと思うんですよね。
それと深いところで関連していると思いますが
柏崎市長が刈羽原発の停止で東京都民がどのくらい困っているかと思ったら
ぜんぜん関係ないように暮らしていて、関心も持っていないかのようだと言うことに愕然としたというニュースがありました。
http://www.asahi.com/special/070716/TKY200708110064.html
電気とかエネルギーとかを、もう一度ちゃんと自分たちの生活に振り返って考える良い機会なのに、ちょっと残念です。

投稿者 fuRu : 2007年08月15日 17:08