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2017年08月 アーカイブ

2017年08月03日

第7回サウンドウッズフォーラム2017

先月になりますが(2017年7月22日)大阪で「第7回サウンドウッズフォーラム2017」にパネラーとして登壇してきました。
このフォーラムは「NPO法人サウンドウッズ」の企画です。
こちらのNPOでは「木材コーディネーター」という役割を明確にし
社会にその必要性を広げてゆくとともに人材の育成も行っています。

「木材コーディネーター」というのは一言で言うと
山林資源を有効に活用するために林業側と消費者をつなぐ人です。

さて、フォーラムのテーマは「木でつくる理由があります」。
私は「わらしべの里共同保育所」で、木が子どもたちの笑顔を産んだという話をさせていただきました。
同じくパネラーとして登壇されたのは西粟倉村で桧の家具を作り最近では「TUGITE PROJECT」でSDレビューを受賞された「ようび」の大島奈緒子さん。奈緒子さんはようびでの木使いの話をされ、新しく建てられる作業所には「食卓」という場所をつくると言われていたのが印象的でした。それは私の理解では木の魅力を伝えるには木を生かした場所を作ることが大切だというメッセージと理解しました。
私の「子どもたちの笑顔が生まれる場所」とリンクしているなと感じました。

このフォーラムを通じて、山と木、木と人をつないでゆくことの豊かさが多くの人に伝わると良いなと思いました。

2017年08月16日

ふじのくに木使い建築カレッジ@伊豆長岡

先日(2017年7月27日、28日一泊二日)、「ふじのくに木使い建築カレッジ基礎講座」の講師を努めてきました。

静岡県では多くの他の県がそうだと思うのですが、
県産材の活用を非住宅の分野でも広げてゆきたいと考えています。

一昨年は、4つの地域で製材所のネットワーク構築を行い、
そこでは私も富士川流域の方々の可能性を考える一員として声をかけていただきました。

去年はその4つの地域の相互に連携してゆく会議が行われたそうです。

去年の連携会議の座長を務められたのがNPO法人サウンドウッズの安田さんで
安田さんの企画から、今年は木材供給者と設計者のネットワークを作ることになりました。

その第一回目の基礎講座が先日行われた「ふじのくに木使い建築カレッジ基礎講座」なのです。

基礎講座は2日間に渡り、基礎的な知識を習得するとともに
地域材を非住宅で活用してゆくための問題点などをグループに分かれて議論したり
新設されるこども園の応募要項を一緒に作るワークショップをしたりしました。

参加していただいた方はなかなか密度の濃い充実した講座だったのではないでしょうか。

私は初日に、地域材を使うことの良いこと、そして設計者の役割とはなにか?という話をし
二日目に、わらしべの里共同保育所で具体的にどういうことを考えて地域材を使ったかをお話させていただきました。

二日間のカリキュラムを終えて帰りがけの受講生の皆さんが笑顔で帰られたのが印象的で
講師冥利に尽きる二日間になったのではないかと思います。

2017年08月19日

fujimi_House 「住む。」の取材でした

先月のこと(2017年7月11日)になりますが、小淵沢にこの春(2017年3月)に完成した「fujimi_House」が「住む。」の取材を受けました。

「住む。」の今回のテーマは自分で作る家ということで
ハーフビルドでご主人が大活躍して完成した「fujimi_House」はうってつけのテーマです。
というのも、
こちらのご夫婦は終の棲家として小淵沢に土地を購入して
できるだけ自分の手で自分の家を作りたいと
2013年に、設計とハーフビルドのアドバイスをアトリエフルカワに依頼されたのです。

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