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沢田教一
従軍カメラマン
ベトナム戦争の報道カメラマンとして最前線で写真を撮った。
1970年10月28日。34歳で殉職。

青森の賢人・才人　沢田教一

僕は1963年生まれ。生まれたときにはベトナム戦争はすでに始まっていた。1975年の戦争終結の時。僕は12歳。いっぱしに社会的な感覚も持っていたと思う頃。だから、そういう意味で、その時代の空気を吸って成長したという意味で、ベトナム戦争を知らないと言うわけではないが、もちろんそれは知っているという意味にはならない。

この番組を観てショックだったのは、ベトナムの一般農民たちが、ベトコンの疑いをもたれて尋問されていた姿。そして、さらにショックだったのは、流れ弾がアゴに当たって負傷した　まだ小さな子供をかかえるお母さんの姿。

どうして2004年の今も同じようなことが起こっているのだろうか？
「歴史は繰り返す」なんて言葉を言ってはいけない。ましてや使っても欲しくない。

もう一つの戦争、そしてもう一つのアメリカ。