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2004年12月21日

「スモールハウス」がはじまります

[00-おしらせ---information ]

狭小地の住宅に的を絞った
スモールハウス」が始まりました。
これは、一言で言うと住宅プロデュースの会社です。
僕も建築デザイナーの一人として協力させていただいています。

都心部に住みたい人、
そういう人たちに、小さくても快適な住環境を
トータルにプロデュースしていこうとスモールハウスは始まりました。
家を建てたい多くの方が土地探しで苦労されている事を考えると
土地探しまで強力にフォローしてゆくシステムになっているスモールハウスは
なかなか心強いのではないかと思います。

アトリエフルカワは
木をふんだんに使った快適住空間をスモールハウスでつくるお手伝いをします。

年明けには無料セミナーの企画があって
登録デザイナーなどが、希望者に対して家づくりのセミナーを行います。
初回は僕が担当して、狭小地でも快適な住空間を手に入れる工夫や
ローコストで実現するアイデアなどを2回にわけてお話させていただくことになっています。

会場はスモールハウスの事務所にて。渋谷駅から歩いて5分くらい。
何せ会場が狭いので定員が少なく申し込みは早い者勝ちとなっています。

詳しくはスモールハウスのホームページをご覧下さい。
スモールハウス

投稿者 yasushi_furukawa : 2004年12月21日 09:33

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コメント

狭小住宅などという言葉がもてはやされているようです。私自身そうした家を建てて来ました。色々に条件が限られている事を施主と共有しやすい事もあって、魅力的な仕事でした。
でも、誤解を恐れずにいえば、しょうがないからならともかく、こうした家を積極的に勧めて良いのでしょうか。その一代が、或いは家族のある時期にとってのみ都合の良い建物。その土地も時間が経つとゴミになってしまう。言い方が悪いですね、色々な使い回しの出来ない土地になってしまう。社会全体の財産になり難い家を建てて良いのでしょうか。
一軒がなくなると数軒の家が建つ建て売り住宅と違うのは設計者の自己満足だけになったりしませんか。ケチをつける訳ではないのです。、私自身うしろめたいところが有ります。けんかを売っている訳ではありません。私自身の悩みです。やどかりの様に一生の中で何度も都合の良い大きさに住み替える事ができれば、解決する問題でしょうか?

投稿者 kawa : 2004年12月25日 18:50

kawaさん こんにちは
狭小住宅というのは、何だかちょっとしたブームみたいです。
ある雑誌の編集者が、ローコストと狭小住宅というテーマのときが売れ行きが良いというようなことを言っていました。「狭小住宅」という雑誌があるくらいですから、それはそうとうなものなんでしょうね。
kawaさんが言っておられることは、全く同感です。街中に住みたいと思う。でも街中で大きな敷地を手に入れてそれなりの家をもつことは、まあ普通に考えれば不可能といっても良いくらい難しいでしょう。だから、街中に住みたい人は「しょうがないから」狭小住宅という選択肢を選ぶ。そのとき、ポイントとなるのは、狭小住宅という選択肢を選びたいと願っている人が、どのくらい強い思いをもって狭小住宅という選択をするのか、ということだと思うのです。そして、人々の消費活動をあおる広告にのせられて狭小住宅という選択肢を選ぶ人は、まずいない、と僕は思っています。ですから、街中に住みたいという強い思いをもっている人に対して、僕はその思いを受け止めてあげたいと考えるのです。
そうした、自分のスタンスはちゃんと守って取り組んでゆきたいと考えています。

投稿者 fuRu : 2004年12月25日 19:27