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それにしても、僕は、今回は日本はドイツのワールドカップに出れないかも、と、思っていたのです。
キリンカップでのあの気持ちの入っていない２試合にうんざりしていたのでした。
このままでは、どう考えても勝ちきれない・・・・。
そう、考えていた人は少なくなかったはず。
しかし、先日のバーレーン戦。
その夜は、知り合いと久しぶりに飲んで酒の席で
まあ、希望的にいって１−１で引き分けかな、なんて大声出していたわけですが、
家帰って試合が始まってみれば
なんと、タイトなサッカーをしておられる日本代表。
どうしちゃったんだろう。
あのキリンカップはなんだったの？
やっぱり、中田とか俊介とか小野とか混じると
雰囲気変わるのかしらん、海外組はやっぱり偉大だ、なんて
酔っぱらって半分眠りながらも観戦。
試合は０−１で日本の勝ち。
勝ちきったというのがよかったですね。

それで、今日（昨日）の試合というわけです。
その、引き締め役になったであろう中田のいないメンバーですが
その良い意味での緊張感を宮本がしっかりとキープしてくれていた様子で
暑くてむさ苦しそうな中、選手はみんながんばってくれていましたね。

一点目の柳沢は、柳沢でなければできなかったようなシュート。
走り込んで切れの良いキック。久しぶりに柳沢の良いところをみましたね。

二点目の大黒は、どちらかというとオフサイドトラップを仕掛けた北朝鮮の作戦負け。
というか、疲れきった後半戦のさらにその後半で、集中力が切れるなんてわかりきっているのに
なれないトラップで自分の足をすくってしまったという感じ。

日本と北朝鮮、残念ながらサッカーの格の違いが出てしまったというところでしょうか。

しかし、北朝鮮の選手たちどうなるんでしょうね。
なんか変なうわさ話もあちこちで聞こえてきますが
みなタフな良い選手なので、つまらないことにならないように
こちらとしては祈るばかりです。

＜蛇足＞
日本は世界で一番早く今回のワールドカップの出場権を手に入れたとのこと。
しかし、ヨーロッパの予選の様子なんかを見ていると
アジアの４．５という枠はゆるいのではないかと思ってしまう。
過激な言い方をすると、アジアでは事実上８から１０の国で４．５を争っているのです。
ヨーロッパは開催国のドイツをのぞき５１カ国。そのうち、参加できるのは１３。
５１カ国のうちでワールドカップに出場したことのある国は僕がしっているだけでも２８カ国。
でも、その他の国が相手にならないくらいに弱いということはほとんどなくて、どこも良い試合をしてくる。
全体的にレベルが高いわけです。
日本がマレーシアに負けるなんてことはまずあり得ないけれども
イタリアがスロベニアに負けるということがあるんですよね。
まあ、そんなこといってても仕方ないけれども
次はコンフェデだ。
４年前と同様にいい結果を出してください。応援していますよ。