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2006年02月06日

つくえ

[家族--my_family ,建築--architecture ]

娘が来春、小学生になる。
彼女のための机をつくった。

市販品の学習机というのはいろいろでているのだけれども
どれも、小学生を、それも低学年を対象にしたデザインがされていて
中学、高校になっても使えそうなものが見あたらない。
というわけで、家具も得意な大工さんにお願いして作ってもらった。
よけいなものは一切ない、シンプルなデザインを心がける。

何カ所かをビスで留める組み立て式にした。
バラバラにするとコンパクトになる。移動も楽だ。
娘には末永く使ってもらいたいと思っている。


※新しいホームページで情報更新中!!

投稿者 furukawa_yasushi : 2006年02月06日 00:00

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コメント

昔から日曜大工がダメで、いまは連れ合いとオスガキどもに
すべて任せています。見てると、わたしよりもはるかに上手
で巧みで、感心してしまいますね。
ちょっとした大工仕事もできない男は、尊敬されないのたと
えどおり、こんなこともできないのか・・・といつも家では呆れ
られてたりします。
だから、こういう机をサラッと作れてしまう人を、無条件で尊敬
しちゃいますね。

投稿者 Chinchiko Papa : 2006年02月06日 00:33

はすさん、よかったですね〜。こんな机をプレゼントされて。
私の自宅にも、古い机があります。連れ合いが、小学生入学のときに買ってもらったもののようです。はすさんの机のようにカッコよくはないのですが、それでも連れ合いにすれば、小・中・高・大・社会人とず〜っと使ってきた机だからです。今は、家族のパソコン用のデスクになっていて、その机にむかってこのコメントをタイプしています(^0^)。

投稿者 わきた・けんいち : 2006年02月06日 01:04

いい机だわーー。かっこいい。
一生ものを6歳で父親からプレゼントされるなんて、最高ですね。

投稿者 some ori : 2006年02月06日 03:18

ChinchikoPapaさん
大きな勘違いをされて・・・・・
これは、僕がつくったのではありません、です、はい。
ぼくもこんなのつくれません、です、はい。

わきたさん
そうですよね、机というものは思い出の品になるものです。
なかなか捨てられないものでもあります。
昔は「学習机」というジャンルはなかったのではないでしょうか。
わきたさんはうちの兄と同じ世代ですが
兄の机は大人用のものをそのまま使っていました。
僕の頃から子供用の学習机というものが製品化して広く世間に出回っていったという感じでしょう。
ちょっと調べてみるとおもしろいかもしれませんね。

some oriさん
おかげさまで、娘も喜んで座っております。
土曜日に塗ったワックスがまだ完全に乾いていませんので
独特なにおいが残っていますが、そんなことは気にしないみたいです。
彼女から机をつくるにあたってでた唯一の希望が引き出しです。
引き出しというのはドラえもんも出てくるところですから
子供内は欠かせないものなんですね。
そういうやりとりも楽しませていただきました。

それにしてもお三方のコメントを投稿してくださった時間がおもしろいですね。

投稿者 fuRu : 2006年02月06日 09:55

fuRuさん。私は、お兄様と同世代ですか。そういえば、僕らの世代は学習机はなかったように気がします。私は、学習机を使用した経験がありません。furuさんと私たち(お兄さんと私)のあいだには、少しギャップがあるようですね〜(^0^)。これは、日本の家庭で、子どもに個室が与えられていくことと、パラレルな関係にあるのでしょうかね。建築の立場からはどうお考えですか?うちの子どもたちは、小学校入学時に「学習机」を与えましたが、台所のテーブルや今のちゃぶ台で勉強しています(^0^)。

ところで「それにしてもお三方のコメントを投稿してくださった時間がおもしろいですね。」とのことですが、鈍いのでよくわかりませんでした(^^;)。

投稿者 わきた・けんいち : 2006年02月06日 12:47

ああfuRuさん、「今の」ではなく「居間の」です。いや「なんだかな〜」すみません。

投稿者 わきた・けんいち : 2006年02月06日 12:48

わきたさん
僕も自分の兄と自分の間に何かギャップがあるなあと感じています。
また、僕が生まれた1963年という年は、その前後の社会状況などから時代の屈折点だったのではないかということも少し考えています。
そのころ「家族」というものが変わっていった時期でもあるのでしょう。
住宅を主に手がける僕の仕事柄、家族とは何かという問題は避けて通れない問題です。
現在の日本では、幼稚園の様子などを見聞きするにつけ「家族」というものが、またまた変わってきているという感じもあります。
ちなみに、僕が買ってもらった学習机に関しては、結局そこでは勉強をすることはなく、知らない間に廃棄処分になっていました。もったいないですね。その、もったいない、あるいは、せっかく買ってもらったのにもうしわけない、という気持ちでこの机をつくりました。

投稿者 fuRu : 2006年02月06日 13:02

そうそう、コメント投稿の時間ですが
たぶんに、それぞれがお休みになる直前の時間ではないかと思いました。
布団に潜り込む前にブログチェックを習慣としている方が多いのかもしれませんね。
それにしても、昨晩遅くのエントリーだったものですから、朝起きたら三つのコメントが入っていてびっくりしたというのもあります。

投稿者 fuRu : 2006年02月06日 13:05

それぞれがお休みになる直前の時間ではないかと>fuRuさん
ああ、そういうことです!!ピンポ〜ン、正解です。
朝早く起きなくてはいけなかったので、少々焦り気味ではありました(^^;)。

投稿者 わきた・けんいち : 2006年02月06日 13:48

あっ、少し安心しました。(笑)

投稿者 Chichiko Papa : 2006年02月06日 17:39

はぁーい、3時までには寝たいのですが、なかなか出来ない someori でーす!

1968年生まれの私は、学習机全盛期かなと思いますが、へんくつでしたので(親も私も)、古い木の机(たぶん父の会社のお古の机の足を短く切ったもの)にペンキを塗ったものを使ってました。中学になるときでしたか、もうちょっといいのを買い与えられましたけど、最初のを貫きたかったなあ。

投稿者 some ori : 2006年02月06日 17:53

わきたさん
コメントされている時間とその人の生活のリズムを合わせてみると面白いなあと思ったわけですね。まさに、10人十色ですねえ。

ChinchikoPapaさん
>少し安心しました。
僕も安心しました。

someoriさん
へんくつは美徳ですよ。
でも、無理なさらずに、ね。

投稿者 fuRu : 2006年02月06日 18:44

「学習机の歴史」で検索したらでてきました。
http://www.my-desk.jp/home.html
年表は1963年から始まっています。
「鉄腕アトム」のテレビ放送が始まった年ですね。
そして、1966年に初めて「学習机とイス」にJISが制定されたようです。

投稿者 fuRu : 2006年02月06日 18:51

いいですね。
とてもシンプルで。
売っている学習机はどれも、複雑で無駄な機能が多数。

きっと、娘さんの机は、いろんな可能性を持ってて、彼女の要望でイロイロ変化していくのでしょうね。
その変化が楽しみです。

投稿者 akatuki : 2006年02月06日 23:37

furuさん、こんにちは。
そうでしたね〜、学習机ってスチール製でしたね。思い出しました。
最初は、むちゃくちゃシンプルだ。

ところで、私のばあい筆箱が「鉄腕アトム」で、鉛筆削りが「鉄人28
号」でした。

投稿者 わきた・けんいち : 2006年02月07日 10:03

君たちは知らないだろうが、1959年くらいに実写版「鉄腕アトム」のテレビ放送があったのだよ。コホン。
それは、それは、思いだすだけでも恥ずかしい映像で、或る意味、アニメーションよりも漫画的だったなぁ。
考えてみればスーパーマンも、バットマンも、スパイダーマン、全てアメリカン・コミックのヒーローだったのだから、「鉄腕アトム」を実写で作ることに、その時代は抵抗がなかったのかもね。でも、既に「鉄腕アトム」の3D的に破綻している髪形は実写ではどうにもならなかった。(^_^;)
因みに、僕の勉強机はオヤジが日曜大工で拵えたものでした。四本足に天板がラワン合板のニス塗、四隅は面取りしてあったけれど、引き出しはなかった。やっぱり、引き出し付きの机は憧れでしたね。娘さんの気持ちはわかります。

投稿者 iGa : 2006年02月07日 11:16

1959年くらいに実写版「鉄腕アトム」のテレビ放送があったのだよ>iGaさん。実際に放映されているときにみたことはないのですが(我が家には当時テレビがなかったので、それに小さすぎて記憶もない)、後日、「昔のアトムはこんな感じ」と紹介していた番組で記憶があります。肉襦袢のアトムでした。それから、実写版「鉄人28号」というのも似たような番組でみましたが、やはり悲しいものがありました。ところで、「鉄腕アトム」の頭は、あれは「髪型」なんですか!!私はてっきり硬いヘルメットの類かと思っていました。

投稿者 わきた・けんいち : 2006年02月07日 11:31

akatsukiさん
ずばり!です。
すでに変化しつつあります。それがまた面白い。

iGaさん。
鉄腕アトムの実写版は・・・です。
肉襦袢というわきたさんの証言もショックです。
さて、机くらい昔のお父さんたちはつくっていたんですよ、きっと。
サザエさんの波平さんやマスオさんも雨戸の手入れなんか自分たちでやっていますからね。
日曜大工というものがいつから希薄になっちゃったんだろう。
那須のnozawaさんは今でも机をつくっているというのに。
http://karakara.pepper.jp/life/2006/01/post_184.html

わきたさん
>私はてっきり硬いヘルメットの類かと思っていました
いやいや、髪型だとは思っていましたが
ロボットの髪の毛っていったい何なんだと考えてしまいました。
なんなんでしょう?

投稿者 fuRu : 2006年02月07日 14:05

鉄腕アトムは天馬博士の息子・飛雄に似せて作られたので、飛雄の髪形を踏襲しているけど、まさか植毛はしていないと思います。光を反射しているから、きっと光沢のある素材でしょう。(あれは禿げている訳ではない。)

投稿者 iGa : 2006年02月07日 14:44

iGaさん、禿頭のアトムを想像してしまっています。
かなり簡単に想像できますね(^0^)。

投稿者 わきた・けんいち : 2006年02月07日 14:53

光沢のある髪の毛
禿頭のアトム・・・・・

わあーーーー!

投稿者 fuRu : 2006年02月07日 15:08

私も木の机でした
天板が持ち上がり卓上の棚に被さり蓋になるタイプでしたが
部材が薄いのか結構歪み、小さい頃は余り好きではなかったですが
大きくなるに従い、だんだんと愛着がわいてくるようになった机でした
娘さんのこんな確りしていそうな机は、長く愛されるようになりそうですね

御三人の時間差チャットを見ているのも面白い・・・
頭髪着せ替えアトムって一体どんなの〜

投稿者 GG-1 : 2006年02月07日 15:33

GG-1さん
木の机でしたか。
GG-1さんが撮られた古ぼけた木造の家屋は魅力いっぱいですね。
それは、時間がもたらしてくれる魅力です。
そして、一つのものを大切に使い続けてゆくという気持ちの魅力でもありますね。
愛着がわくというのは、物作りに関わるものにとって大切なキーワードです。

それにしても、頭髪着せ替えって、いったい!?

投稿者 fuRu : 2006年02月07日 17:16

 実写版鉄腕アトムの話随分前のようですが、補足いたします。私は再放送を時々みました。アトムのコスチュームは初めは、プラスチック風でしたが、評判が悪く、肉襦袢風になったようです。これで、やっと人気が出たと聞きました。主役の瀬川少年も新コスチュームは非常に気にいったそうです。ただし、肉襦袢、タイツ、ブーツ にスカーフといういでたちに、かなり恥かしいとも思っていたそうてす。見ていた我々も、格好良いと思いつつ、恥かしいとも思いました。火星探検の巻が紹介されると良いんですけどね。この新コスチュームの上に、最近はやりのPジャケット風のベルトの上までの短い軍服を着ました。ダブルになっていて飾緒までついていて、敬礼すると、ヘルメット、肉襦袢のパンツ部分、タイツ、ブーツという組み合わせて、最高に格好よかったです。スカーフはアスコットタイ風にして軍服の中にいれていました。我々の世代は憧れたものです。この服を着たいという子供が沢山いて、皆、瀬川少年を羨ましがっていたものです。そう言えば、敬礼した時に、膝のとひろで、タイツにしわが随分よっていたのも懐かしい思い出です。バレー用の伸縮のあるタイツをはけじ良いのにと思いました。多分、瀬川少年が、当時小学6年くらいとして、子供用タイツは小さく、夫人用タイツをはいたためでしょう。

投稿者 昭和世代 : 2008年03月20日 01:38

昭和世代さま
実写版の「鉄腕アトム」
なんだかやはり想像を超えたものですね。
一度見てみたい、ですね。
コメントありがとうございました。

投稿者 fuRu : 2008年03月20日 13:34

 実写版のアトムは、肉襦袢というか、正確に言えば、合成皮革のような生地でレオタード風のつなぎを着ていました。この下にタイツを穿いて、更にブーツを穿き、マフラーをして例の角の生えたヘルメットを被ったものです。当時、少年が戦闘服を着ているという感じで、それなりに人気が出たのですよ。つなぎはひらひらの短い生地をつなげたような作り方でしたが、体のサイズに合わせる苦肉の策だったように思えます。背中の方は見慣れるまで、違和感があったのも事実ですが。腕や胸には、筋肉を模擬したパッチがつけられ、がっしり見えるように工夫していました。こういうコスチュームだったので、タイツの膝のところにしわがよっていたり、ヘルメットがずれて眉に時々かかったり、空を飛ぶ時に腕を前に伸ばしたら、つなぎから素手が10cmくらいニュッと出たりしていました。手袋をしていたのですが、胸を開けるとメカが見えるのに、腕を伸ばすと何故メカでなく素手が見えるのか?と思ったりしました。更に面白かったのが、タイツの下には、ブリーフを穿いていましたが、格闘すると上に着ているつなぎがたくしあがるため、タイツの下のブリーフが透けて見えたのです。サポーターにでもすれば良かったのですよ。手袋にしても長くしておけば、腕を前に伸ばしても素手は出なかったと思うのですが。また、タイツは、主役の少年が小学校六年くらいとして、サイズてきに婦人用の大き目のタイツを穿かざるを得なかったようで、伸縮性も当時はなかったので、しわがよったのただろうと思われます。少年用のタイツも当時売っていましたが、つなぎの下に穿くと縫製部が出てくるようになっているものが多かったので、婦人用にせざるを得なかったものと思われます。それでも、当時の少年にはこのコスチュームは人気が出て、主役の少年もタイツ姿に相当恥かしいと思う一方、非常に気に入って着ていたそうです。更に資料は殆ど残っていませんが、「アトム火星に飛ぶ」の巻では、少佐になり探検隊長になったので、衣装係が非常に考えて、短いベルトの上までのボレロジャケットを軍服として着せました。軍人のイメージを出すのにバツジや飾緒まで、付いていて部下と差別化していました。マフラーはこの時だけ、アスコットタイ風に結んで軍服の中に入れていました。トレードマークのタイツを見せるため、原作と異なり、ズボンは穿きませんでした。ヘルメット、ジャケットの間にスカーフが覗いた上半身と、その下のつなぎのパンツ部、タイツ・ブーツという組合せは、かっみよく敬礼姿は最高でした。この軍服姿でアトムが登場した時は、こういう組合せは見た事がなかったので、見ていた少年は随分驚きましたが、すぐにかっこ良さを理解しました。火星探検ではロボットへの差別にアトムはよく悩むのですが、悩んでいる顔をアップにした時に、このヘルメット、飾緒のついた軍服とアスコットタイ風のスカーフのコンビネーションが効果的でした。敬礼の時にはタイツにしわがよくよっていたのが、トレードマークと言ってよいほど、当時は有名でした。雑誌少年の記事にこの軍服での敬礼姿が紹介されていたので、この雑誌を学校に持ってきて見せる子がいて、皆 このコスチュームに驚くとともに、かっこよいなあと噂していたものです。これが、着れるただ一人の少年に皆憧れるとともに、羨ましいと言っていました。当時の子は、ブーツという名前も、飾緒という名前もしらない時代だったのですよ。驚きの程度がわかると思います。この写真では、特に両膝部でのタイツのしわが凄く、5重くらいになっていました。何でタイツを上に引っ張ってしわを無くして写真を取らなかったのかなと言っていました。主役の少年は、そんな事は気にせず、使命に決意を新たにして、部下に敬礼しているという感じでした。真面目な決意にあふれた表情を今でも思い出します。この巻が終わり、軍服が見れなくなった時は、がっかりしました。それは、主役の少年も同じだったようで、彼もこのスタイルが最高に気に入り、その後も自宅で着用してずっと楽しんでいたという当時の噂でした。というように当時の世代はいまだに、懐かしく覚えています。勿論、原作のイメージとし随分違いましたが、可愛さではなく、けなげさという独自の世界を創出したと思います。

投稿者 団塊人 : 2008年04月27日 12:03

団塊人さま
すばらしいコメントをありがとうございました。
実写版のアトム、資料が残っていないだけにますます見たい気持ちになります。
想像力であたまがパンクしそうです。
うーん、どこかに映像が残っていないものかしら?

投稿者 fuRu : 2008年04月27日 16:51

 画像としては、昔WOWOWで、新コスチュームの方のメキシコの巻が放送されました。それとフランケンの巻も放送されたそうです。WOWOWの方は、インターネットにアクセスしたら購入可能のようです。ただし、ヘルメットは最終的なものではありません。最終的なヘルメットにはメキシコの巻の途中からなっていて、この巻なら、YOU TUBEで、アトムか手塚 治虫で検索すると出てくるので、みれます。昔、テレビ探偵団で、放送されたものです。軍服姿でないのは、残念ですが。

投稿者 団塊人 : 2008年05月21日 12:45

団塊人さま
再び、コメントありがとうございます。
YouTubeで見付けてすかさずブログに書いたのですが
軍服姿のアトムというのが何だか考えさせられますね。

投稿者 fuRu : 2008年05月21日 16:21

 アトムの軍服姿は、そんなに考える必要はないと思います。マンガの原作でも、軍服を着ています。ただし、ジャケットだけでなく、ズボンもはいていますし、帽子もかぶっています。実写でここをどうするか、検討した結果、軍服もマンカとは随分違っていましたが、却って独自のカッコよさを示していたと思います。当時は、判りませんでしたが、衣裳係は、結局バレーの王子様のボレロ姿をイメージしたように思われます。ズボンをはかないので、このイメージが良いと思ったのではないでしょうか。今で言う、ボレロジャケットでしょうか。闘牛のマタドールのジャケットをダブルにしたようなものです。当時は、肩のエポレットや飾緒というような言葉も知らず、ただ、徽章と併せて、軍服だと理解していました。元のコスチュームのつなぎの背中のひらひらが、ラジエータグリルのようで、違和感があった子もいたようですが、軍服姿だと、この部分が隠れるので、却ってカッコ良かった訳です。もっとも、パンツの部分は 出ているので、同じでしたが。衣装係も、軍服がカッコ良いと思ったようで、闘ったり、飛行する前後に何度も、脱いだり着たりさせています。これが、着にくかったようなのですよ。何しろ、つなぎの腕部は、筋肉を模擬しているので、太くしているので、軍服を着ているとたくし上がる訳です。従って、つなぎのそで口を持って着ないといけなかったし、アスコットタイを中に入れ、ダブルのボタンをかけるのですが、手袋をしているから、これまた、かけにくいという訳です。アスコットタイにしても、結び方が大変だったと思います。おしゃれをしているというイメージでした。

投稿者 団塊人 : 2008年05月23日 18:15

団塊人 さま
詳しいコメントをありがとうございます。
たしかに、肉じゅばんの上からもう一度服を着るというのが
そもそも無理がありますよね。
それでも格好良かった、ということなんでしょうね。
そんなに考える必要はないとのことでしたが
ますます想像力をかき立てられてしまいました。σ(^_^;)

投稿者 fuRu : 2008年05月26日 18:24

 肉襦袢の上にジャケットを着るのに無理があるかどうかは、アトムの肉襦袢をどう見るかだと思います。単に、つなぎを着ているイメージとすれば、上にジャケットを着ても別におかしくないと思います。ただ、ズボンまではいてしまうと、元のコスチュームで見えるのはヘルメットだけになってしまうので、ジャケットだけにしたのでしょう。ズボンがないのが、却って良い訳です。これは、実際に見てみないとイメージが湧かないと思います。苦肉の策のスタイルだったのでしょうが、却ってスポーティな感じが出て、更にカッコ良くなった訳です。写真をお見せできないのが残念です。想像して下さい。(笑)当時の雑誌少年でも、「火星探検隊長になったので、軍服を着ました。カッコ良いと評判です。さあ、みんなで応援しましょう。」と紹介され、軍服姿で、他の隊員と敬礼する全身の写真が出ていて、友達と憧れて見ていたものです。皆、これが羨ましいと言っていました。ただ、タイツの膝のしわはご愛敬でしたが。(笑)これも、却って健気さを感じ、応援したくなりました。

投稿者 団塊人 : 2008年05月27日 08:52

 後で、よく見てみたら、fuRuさんの無理があるというのは、ルックスに関するコーディネーションではなく、服のサイズ的なものですね。それなら、その通りです。子供なので、腕が太くないのをたくましく見せるために、肉襦袢は二の腕部を太くし、更にパッチまで当てています。これに対して、軍服は普通の腕の太さなのですから、軍服を着るのは大変だった訳です。肉襦袢の二の腕部は、軍服でしめられたような感じになっていたのでしょう。多分、実際にはテレビで着るシーンとは別に、肉襦袢の袖部を掌側に、引っ張ったり、アスコットタイを整えたりしていたのであろうと思います。だけど、タイツのしわは、しばしばほって置かれた訳ですね。(笑)多分、こちらは、上に引っ張ってもすぐにまたしわができたのでしょう。(笑)アトムは、他の実写少年ヒーローと違い、まじめさを売りにしていました。そのため、まぼろし探偵などは、吉永 小百合さんによくからかわれたものですが、アトムは少女が大人と話すときに、「アトムさん 素敵ね」などと言わせています。女性にももてるアトムにしたかったのでしょう。少年ジェットもまじめを売りにしていて、女性にからかわれる事はありませんでしたが、素敵と言われる事もありませんでした。瀬川少年の役得を随分感じたものです。共演の子にしても、瀬川少年だけが、アトムのコスチュームを着れるのを羨ましがったという噂です。

投稿者 団塊人 : 2008年05月27日 18:43

団塊人さま
かさねがさね貴重なコメントありがとうございます。
女性に人気というのは、いつの時代にも大切なものなんですね。
さて、私も女性に人気となるように頑張ろうと思います。(*^_^*)

投稿者 fuRu : 2008年05月28日 01:08

 今度、実写版のアトムのDVDが発売されるそうです。これで、昔を思い出して頂けたら幸いです。しかし、未来が舞台のSFを見て、昭和30年代を思い出すのですから、面白いでいね。(笑)インターネットで見ていると、熱心な実写のアトムのファンが私以外にも、結構いるようで、皆、火星探検の巻が特に見たいようですね。やはり、皆様私と同じで、軍服姿が一番好きだったようです。

投稿者 団塊人 : 2009年09月22日 23:37

団塊人さま
実写版のアトムのDVDが発売とのこと。
すごいですねえ。
これで、YouTubeで断片的にしかみることができなかった幻の番組の全貌が明らかになるんですね。すごいです。
ぜひ、機会を作って観てみたいとおもいます。

投稿者 fuRu : 2009年09月23日 19:41