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2007年11月02日

Music from Big Pink---The Band

[音楽--music ]

Music from Big Pink---The Band
1968年
amazon

The Bandを知らないということはないですけれども
Bob Dylanを通して知った程度ですから、何も知らないに等しいわけです。

そして、このレコードは、ザ・バンドの一枚目のLPレコードであり、MUSIC MAGAZINEの特集で1960年代から1980年代にかけてのベストアルバムを選ぶという企画の中で、このアルバムが、Beach Boysの「Pet Sounds」(1位)、Dylanの「Highway 61 Revisited」(2位)に続く3位に入っているのを見るまでは気にも留めていなかった一枚なのです。

たぶん、この手の音楽に出会い聞き込んでいた中学・高校・大学の時に聞いていても、それなりの良さはわかったでしょうが、いま聞くほどしっくりと身体にしみ込んでくるということはなかったでしょう。
秋の夜道にiPodに入れたザ・バンドの音色は良いです。古いとか新しいとか、流行とかすたりなんて、音楽には関係ないんだなあと思います。
Bob Dylanを通して最初にザ・バンドに出会ったのが、確か中学生の頃。Dylanは聞き込みましたが、The Bandには足を踏み入れなかった。それから30年。
今は、The Bandの音が身に染みます。
すると、歳を取るというのも捨てたものではないのだなと思うのです。
音楽で「おじさん宣言」しているような感じ。秋の夜長に聞くには持って来いの一枚ですね。

というわけで、この二枚組みも聞き直してみましょう。

<蛇足>
このThe BandのCDはボーナストラックの9曲が良いですね。
いわゆる、ボーナストラックというと、正式採用にならなかった出来の悪いトラックが多いなかで、この9曲はスタジオライブとして、ザ・バンドのライブバンドとしての魅力を余すところなく伝えてくれていると思います。


※新しいホームページで情報更新中!!

投稿者 furukawa_yasushi : 2007年11月02日 10:00

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コメント

これはTHe Bandの1stにして最高傑作。アメリカのロック史上最も重要なアルバムだと僕は思っています。素晴らしいですよね。そういえば最近買った、ディランの3枚組ベストも良かったですよ。

投稿者 スナフキン : 2007年11月02日 14:04

スナフキン さま
そうですそうです。
このレコードほど有名なレコードは他にはないのでは、というほど有名なレコード。
ところが、私はそれを今まで知りませんでした。恥ずかしい限りです。
ところで、ディランの3枚組みベスト、良いですか。
うーん、気になります。

投稿者 fuRu : 2007年11月02日 14:09

いい音楽が世代を超えて再確認されている様子を拝見するのは心地いいものですね。

>このレコードほど有名なレコードは他にはないのでは、というほど有名なレコード。
ところが、私はそれを今まで知りませんでした。恥ずかしい限りです。

知るチャンスがなかったことは、恥ずべきことではありませんよ。
今、知ったことこそ、誇るべきです。

いいものは、音楽、そして建築も同じ。

投稿者 栗田 : 2007年11月02日 14:45

これは持ってます、いいアルバムです。バンドやスッテペン・ウルフ、ニール、ディランあたりがいい感じでした。イージーライダーなどの映像とどうしてもリンクします。

投稿者 shin : 2007年11月02日 14:50

栗田さま

>いいものは、音楽、そして建築も同じ。

まったく、その通りですね。

投稿者 fuRu : 2007年11月02日 14:54

shinさま
やはりもっておられましたか。
何だかこういう音楽が自然に身体に入ってくるようになったというのは
私も完全におじさんの仲間入りですね。

投稿者 fuRu : 2007年11月02日 14:56

もちろんオヤジ度全開で大好きなアルバムですが、そのままAMAZONの「The Band」のリンクをクリックしてえらい眼にあいましたよ。笑っ

ぜひお試しあれ。

投稿者 眼谷猪三郎 : 2007年11月02日 18:15

眼谷猪三郎さま
オヤジ度全開ですね。

ところで、アマゾンのアーティスト名「The Band」はとんでもない、ですね。
ぶったまげてしまいました。

投稿者 fuRu : 2007年11月02日 18:21

fuRuさんがThe Band、チョッと以外でした!
でも、そうそうDylan絡みですね!
ラストワルツ、観に行ったっけ!なつかしいなぁ~
私も久しぶりに聴いてみようかな?

投稿者 chacha hide : 2007年11月02日 22:07

chacha hide さま
そうですねえ、
自分も意外なんですね。
でも、音楽って、時として今まで知らなかった自分を発見するきっかけになりますよね。

投稿者 fuRu : 2007年11月02日 23:51

必ずしも、ごひいきの筆頭に上がるバンドでは無かったのです。
ラストワルツである時代が既に終わったことを知らされた時、特別彼等のファンでは無かった私にも、ある時代が彼等の曲で強く喚起される事に気が付きました。今でも、The WeightやI Shall Be Releasedを聞くとぐっと来てしまいます。
う〜ん、オヤジ臭い。
随分前の府中の家をピンクに塗ったのもsmall pinkと名前をつけたのもネタはここでした。

投稿者 kawa : 2007年11月05日 01:25

kawa さま
やはり、kawa さんにコメントをいただけると思っておりましたよ。
ところで、kawa さんと私との微妙な年代差が
ラストワルツにあるような気がします。
1976年の解散コンサートは知る由もないのですが
映画が公開された1978年は、私は中学生ですね。
中学生にはやはり「ザ・バンド」は遠い存在でした。

投稿者 fuRu : 2007年11月05日 09:37