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2009年04月13日

木で作ること 精度と生産性

[デザイン---design ,家族--my_family ]

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日曜日は息子と二人で鉄道博物館に行ってきました。
家内と娘はガールスカウトの集会です。

昨年は家族四人で行ったのですが、そのときはのっけから「なんてつまらないところにきたんだろう」という女性陣の視線を尻目にはしゃぎ回る父と息子、でしたので、今回二人だけで出かけることになったのは幸せだったと思います。

息子は電車の運転シュミレーションなど、去年できなかったことを実現してうれしそうでしたが、私の方は展示をゆっくりと見ることができて良かったです。

その中で、昔の車両の構造を模型で展示してあったのを見て、やはり木で作っていたということに得芯するとともに、木の加工技術も、精度と生産性の両面ですごかったのだということがわかりました。

その昔、なんでも木で作っていたんですよね。

これは、伝統工芸が手仕事の精度を上げながら生産性を上げていった世界と同じだと思いました。また、我々は、ものを作るということを、工場でのオートメーション化した大量生産と、芸術家の一品生産の2極に分けて見てしまいがちですが、そうではない世界の可能性がここにはあるとも思いました。

まだまだ、展示品は奥が深そうです。
次回は、展示だけをみるために一人で行こうかと考えています。


※新しいホームページで情報更新中!!

投稿者 furukawa_yasushi : 2009年04月13日 10:00

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コメント

fuRuさんはどこまで私と似ているのか、怖くなるほどです。
私も鉄道博物館は大好きで、二人の息子も同様です。
そして我が家の3人の女性陣の様子もほぼ同様です。
我が家でも男と女の関心の違いは見事なもので、本当に不思議です。
「女は何でこの面白さが分からないのだろうか?」
「男はどうしてこんなに面白がれるのかしら?」

私は蒸気機関車が好きで、空想の世界ではSLを運転できます。
ブレーキを解除し、逆転器を回しつつスロットルを開く。
大井川鉄道に家族で行ったときには、「SLには体温がある!」と感激したものです。

鉄道博物館、すいている平日にもう一度行ってみたいと思っています。

投稿者 菅沼 : 2009年04月13日 23:55

菅沼様
男と女の間には深くて広い河がある~♪
ですね。

投稿者 furu : 2009年04月14日 00:44

「我々は、ものを作るということを、工場でのオートメーション化した大量生産と、芸術家の一品生産の2極に分けて見てしまいがちですが、そうではない世界の可能性がここにはあるとも思いました。」

ほぼ 手仕事のような工場作業で物作りをしている私達。
上記の文章に惹かれました。

投稿者 光代 : 2009年04月14日 06:58

光代 sama
手仕事と工業化の中間。
最近、私はそこに大きな可能性を感じます。
光代 さんたちのお仕事にも大きな可能性を感じています。

投稿者 fuRu : 2009年04月14日 10:25