« Haru_House(R)---これはなんでしょうか? | メイン | 広瀬謙二のSHシリーズ@可喜庵 »

2009年10月24日

はるか海の向こうから・・・

[音楽--music ]

091023-monobox-01.jpg

昨日届きました。

この方と9月22日の夜から日付変更線を超えてチャットのように交わしたメールのやりとり。
翌朝に英国まで私のパソコンは飛んでいっていました。
それから待つこと一ヶ月。

091023-monobox-02.jpg

091023-monobox-03.jpg

彼らのファースとアルバム「Please Please Me」が発売されたのが1963年3月22日。その録音が1963年2月11日。私が生まれる3ヶ月ほど前。もちろん、ステレオ装置などはおおよそどの家庭にもありませんでしたし、ポップミュージックはスピーカー一個のラジオで聴くものでしたから、多くの人が耳にする音楽はモノラルであることが当然だったわけです。
ビートルズが活躍した時代。最後のレコーディングとなるAbbey Roadのセッション。1969年4月20日 - 8月18日までのおよそ6年半というのは、私が言うまでもなく、録音技術にしても、家庭での音楽の楽しみ方にしても、音楽がレコードとして流通し始めてポップミュージックがワールドワイドにビッグビジネス化した点でも、激動の時期でした。その激動のさなか、多くのオーディエンスのことを考えると、やはりモノラルで作品を発表することを良しとしたビートルズのメンバー。
彼らはモノラル盤のマスターには徹底的につき合ったけれどステレオ盤についてはジョージ・マーティンらに任せたといいます。
そういう時代を想像しながら聴くことがこのボックスセットの楽しみなんだと思います。



※新しいホームページで情報更新中!!

投稿者 furukawa_yasushi : 2009年10月24日 09:50

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://af-site.sub.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/1969

コメント

UKには在庫もあるし日本で買うより安いし...さらに僕の場合は注文して3日で届きましたので、背中を押させていただいたのですが、タイミングがちょっとだけズレたようですね。でも届いて良かったです。
日本でのファーストアルバム"Meet The Beatles" が発売された頃は、日本では、かなりステレオ装置が普及していました(おそらく英国より普及していたのでしょう)。にも関わらず、日本発売されたのはモノラル盤でした(当時発売のLPで確認しようと、探したのですが、簡単には出てきませんでした)。が、当時はそんなこと気にもとめず、ステレオ装置でモノラルレコードをガンガン鳴らしていた...というのが日本の実情だった...と言えそうです(^^;

投稿者 masa : 2009年10月25日 00:04

masaさま
背中を押していただいてほんと感謝しています。
たぶん、彼らはステレオ装置といういよりもラジオ放送を考えていたのかもしれませんね。
どちらにしても、今回はじめて聞いたSgt.Peppersのモノはすごくよかった。音の塊にしっかりとした芯が聞こえてきた感じです。音は分離してクリアに聞こえていれば良いというものではないんですね。今回の大発見の一つです。これも、みなmasaさんに背中を押していただいたおかげであります。

投稿者 fuRu : 2009年10月25日 00:38

手早い
(!!)。はアメリカで、、、
そろそろ届くかな?
違和感があるというコメントもありましたが、
物珍しさでステレオタイプにしてみました
ものは、LPレコードで持っているしね

投稿者 (!!)。 : 2009年10月25日 09:59

(!!)。sama
そういえば森さんもステレオボックス、頼んだといっていました。
私もステレオ盤を何枚か購入しております。
どちらを聞いてもやはり彼らですね。

投稿者 fuRu : 2009年10月26日 01:31

本日、短時間でしたが、ステレオ・リマスター盤を聴きました。これも悪くないというか、ステレオ盤もなかなか楽しめますね。まずはモノラルで満足していますが、そのうちバラ売りのステレオ盤を入手して、じっくりモノラル盤と聴き比べするのも面白いかも・・・。

投稿者 じんた堂 : 2009年10月29日 21:01

じんた堂さま
ステレオも良いですよね。
私は、アンソロジーを引っ張り出してきて聞いていたりします。
いけません。
レット・イット・ビー・ネイキッドもあらためて聞きましたが、こちらは×ですね。

投稿者 fuRu : 2009年10月29日 21:11