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写真は、今年の家族旅行で行った福島県は小名浜のホテルから見た月です。
昨年の3月の震災では未曾有の被害が東北地方を襲いました。
特に津波の被害は激しく、昨年の夏に陸前高田を中心に被災地を訪れた時の記憶は今でもリアルに蘇ります。
テレビの映像で何度も流れた津波の様子は壮絶を極めましたが
その映像は陸前高田や女川であることがほとんどでした。
しかし、今回の旅行で訪れた小名浜も実は津波を被害を受けていたのです。
もちろん、陸前高田のような被害ではありませんでしたが、何件もの家が流されていたのです。
津波で家が流される・・・とてつもないことです。
そのようなとてつもないことが起こった街のことを私は殆ど知らないで過ごしていました。
今回の旅行で、海岸線にそって車を走らせたのですが、流されて基礎だけが残った家を何件もみることになりました。目の前につきつけられた現実を、一瞬うまく飲み込めない自分がいました。いまさらながらに、今回の震災の被害の甚大さを思い知ることになったのです。

被災地の人たちにも素敵な2013年がやってくることを願ってやみません。
良い年を迎えられることを願うばかりです。