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2005年03月21日

satoyama_House 工事契約

[0402---satoyama_House(R) ]

今日は、satoyama_Houseの工事契約でした。
今年の一月に見積もりを依頼し、出てきた最初の見積書に対して
何度かの調整と打ち合わせを、建て主さんと工務店さんの両者と納得ゆくまで行い、
工事内容と工事金額について両者の了解をえることができました。
この工事金額の調整という作業がとても大切です。
建て主、工務店、設計者の三者の合意がないままに工事をはじめてしまうのはトラブルの元になりかねないからです。僕らの職能は、このコストコントロールにも強く求められています。

というわけで、来週から工事が始まります。工事の様子はこのブログでご報告する予定です。
工事を請け負ってくださったタケワキ住宅建設さん。良い仕事をお願いしますね。
材木を出してくださる齋藤造林さんもよろしくお願いします。
建具の菊池さんも、また良い仕事、お願いしますね。

satoyama_Houseの今までの経過
建て主さんは「Taketo_House」の完成見学会に来ていただき
その後、「森林をいかす家づくりの会」の第一回目の勉強会から参加された。

○2004年 7月31日 現地に建て主さんと同行する
建て主さんは中古の住宅を購入。そのリフォームを頼まれる。
その住宅の売買が成立するのが9月にはいってからとのこと。
今後の予定などを話し合う。
(ところが、しばらくして売買成立が11月くらいまでのびることが判明。)
○2004年11月25日 設計契約
○2004年12月27日 実施設計完了
○2005年 1月15日 現説(見積依頼)
○2005年 2月11日 見積書がでる
--見積書チェック--
ここでのチェックはアトリエフルカワと工務店さんとのあいだで、見積もり項目の食い違いや数量・単価のとらえ違いなどを調整します。この調整をちゃんとやっておくことによって、工事の監理がスムーズになります。監理がスムーズになることは、工事にかかわる誰にとっても有益なことにつながります。
○2005年 2月25日 修正見積もり出来る
--見積調整--
ここでは、建て主さんの予算に収めるための調整です。
設計の段階で、建て主さんのご希望を全部入れると予算オーバーが確実ということが多いのですが、設計の段階でご希望のうちのいくつかをあきらめてしまうよりも、まずは、希望を全部入れた見積書をつくってもらって、その見積書が出てきた段階で、あきらめることを選んでもらう方が良いと思っています。その方が分かりやすいですし、これから契約する工事内容について、より深く建て主さんに理解していただくこともできます。建て主さんの見積書への理解は、工事費に関するトラブル発生を未然に防ぎます。
○2005年 3月10日 最終見積書できる

投稿者 yasushi_furukawa : 2005年03月21日 22:00

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