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2006年05月27日

CD_House

[00-仕事紹介---works ]

通風採光ともに条件の良い2階に居間・食堂・キッチン、そして和室を配置。
和室は建具を開ければ、居間の一部となるワンルーム構成です。

CD_House ----2006年4月竣工
東京都

CD_HouseをQuicktimeVRでみる

南側に隣接するお宅はいずれも3階建てです。
CD_Houseでは、2階の窓からも十分な採光は望めません。
そこで、居間の中央部に吹き抜けを設けてハイサイドライトから明かりを採りこみます。
夏の熱気も、このハイサイドライトから自然に抜けてゆきます。

冬場は、小さなファンで吹き抜け上部にたまる暖気を和室まで降ろしてきてあげることが出来るようにしました。
また、このファンは冬の日中は太陽の力で暖かくなるロフトの空気も和室に送ることが出来、簡易式のパッシブソーラーとしても活用できます。

左:キッチンから居間を見たところ
中:和室から居間を見たところ
右:居間からバーベキューテラスを見たところ

左:玄関ホールと階段
右:1階の寝室

角地緩和適用で建蔽率70%の敷地をフルに活用したいという建て主さんの要求に、
外に対してのプライバシーを守りながら開くことを心がけました。
2階の居間とひとつながりで設けたバーベキューテラスが外部と有効につながる窓口です。
外に対して拒絶するだけではないデザインです。

工事の様子はこちらから

所在地:東京都
企画プロデュース:OZONE家づくりサポート
施工:株式会社 滝新
設計監理:アトリエフルカワ一級建築士事務所

投稿者 yasushi_furukawa : 2006年05月27日 09:15

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コメント

2階の居間やキッチンって明るそうだし
憧れます☆
バーベキューテラスがいいですね~♪
楽しい笑い声が聞こえてきそうです☆

投稿者 ヘルミーネ☆ : 2006年05月27日 21:31

ヘルミーネ☆ さん こんにちは
気に入っていただけて光栄です。
街中では、2階に居間をつくるケースが増えています。
でも、本来は居間は1階にあった方が良いと思っています。それが出来ないのが、今の住宅事情の大きな問題でしょうね。もっと広い土地が手に入れやすくならないといけません。

さて、今までいろいろやってきましたが、
どんな状況でも明るく開放的に出来るという自信がちょっとあります。
光と風をデザインする、なんてカッコつけたことを言ったりしますが、
特に今回のように吹き抜けをつくる場合には、そこに暖かさとか寒さという温度の問題をクリアしないといけません。
そうしないと、見た目だけ気持ちよさそうで住めない家になっちゃうからです。
これは、熱をデザインするなんていうふうに言ったりするんですね。
光と風と熱をデザインする。
ここが、プロの腕が試されるところです。

投稿者 fuRu : 2006年05月27日 22:06

光と風と熱☆
住む人のことを考えた温かい・・
fuRu さんのお仕事に感動です!
頑張って下さい!!

投稿者 ヘルミーネ☆ : 2006年05月30日 21:48

ヘルミーネ☆ さん
エール、ありがとうございます。
頑張っちゃいますね。
(↑女性の声援に弱いfuRuであった)

投稿者 fuRu : 2006年05月30日 21:53

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