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2006年12月04日

よゆう

[家族--my_family ]

昨日の日曜日は
息子の幼稚園での初めてのお遊戯会でした。
おもえば、私も娘の時から数えて4回目。
こうなると見る側にも余裕があります。

まわりを見渡せば、落ち着かない感じのお父さん、お母さんがいて
初々しさを振りまいています。

そんな姿を見かけていたら私の脳裏に蘇ってきました。
私も娘の最初のお遊戯会ではずいぶん緊張していたものです。
そして、息子の出番。

ステージで演じる子供隊のそれぞれの親が観客席で声援しています。
自分の子供に向かって手を振ったり
ふりが間違えないように、お手本を客席から示してあげたり。
ステージの子供たちもそれに答えようと必至になっています。
でも、なんだか、子供たちは不安げな様子です。
ひょっとして、親の緊張感が子供に伝わっているのでは、とそう思いました。

そうですよね。
私も、娘の最初のステージでは、客席から「がんばれ」と念を送っていたのでした。
そういうの、子供たちは敏感に感じ取るようです。
「がんばれ」と思っているのに、逆に子供たちを緊張させてしまう。
難しいものです。

子育ても同じです。
最初の子供の時は、
もうホントにどうしたらいいかわからなくて、
夫婦2人で緊張してばかりだったのを思い出します。

考えてみれば、こういう不安な状況というのは
核家族化が進んだためですね。
おじいちゃん、おばあちゃんがいれば
なんでもすぐに聞くことが出来るし
やはり、まわりに経験者がいて見守られているというのは
若い親にとても、子供たちにとっても大切なことなんだなと、思います。

さて、我が息子は実に堂々としていました。
娘の初舞台とは大違いです。
これは、育てる親の心理状態が現れているなあと思いました。
そういう意味では、堂々としていたのは二人目の特徴ということでしょうか。

核家族化は
一人目と二人目の子供の育ち方にも大きく影響すると思います。
それをちゃんとわかってあげないといけないなと、今更ながらに感じたお遊戯会でした。

投稿者 yasushi_furukawa : 2006年12月04日 09:32

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