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2004年06月26日

森林をいかす家づくりの会-第五回勉強会

[c-森林をいかす家づくり--moriiki ]

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「森林をいかす家づくりの会」の第五回勉強会が千葉市花見川区幕張町で行われた。

今回のテーマは「健康な住まい・木の住まい」
シックハウスと木の家について参加者とともに考えた。

5組8名と参加者は少な目であったが、内容の濃いお話しが出来た。
少人数先鋭、といったところだろうか。

「森林をいかす家づくりの会」の勉強会も昨年の11月から始まっておよそ半年。
今回の五回目でいっしょに考えたいテーマを一巡したと思っている。

振り返れば、Taketo_Houseで、千葉県夷隅郡大多喜の林業家、齋藤さんと知り合い、住宅一件分の木材を山から出してもらうために、木拾いから値段交渉まで、何遍となく大多喜へ通ったのが2年ほど前。
その甲斐あって、Taketo_House一件分の木材を山から切り出して、加工・製材・乾燥までやってもらった。
林業をやっている方からするとこれは画期的なこと、裏を返せば、市場に卸すのと違って扱う数量が極端に少なく、おまけにサイズの種類が極端に多いという、ただただ面倒なことであったと思うのに、快く対応してくださった齋藤造林さんには大変感謝している。また、齋藤造林さんがそのような細かな対応をしてくださったのもTaketo_Houseのご主人の人徳だろう。

一方、こういう仕事に関われた僕は大変光栄だ、と思うと同時に、せっかく切り開けた千葉県産の木を使う家づくりのルートをTaketo_Houseだけで絶やしてはもったいないと思うようになった。
Taketo_Houseのご主人も同様のお気持ちだったに違いない。そうしたお互いの気持ちが重なり、このように有志に呼びかけて勉強会をやってみようと言うことになったわけだ。

呼びかければ、数多くの方々が我々の考えに共感してくれたのは、大変心強い限りである。
これからもそうした方々の期待に応え、勉強会を含めたよりいっそうのサポートをしてゆきたいと考えている。

これからの予定としては、参加者からの希望もあった大多喜の森を見学に行ってみるツアーの企画を立てたいと思っている。暑い夏が過ぎて9月に入ってからになるかと思う。林業家と現地で語り合えれば最高である。
また、木材を扱う大工さんの声もやっぱり聞いてみたい。
家の値段だって、もっともっと考えなくてはならないことがある。
それから夏を過ごしたTaketo_Houseにも再びおじゃましてみたい。

詳しい企画が決まったらまた告知させていただきます。


※新しいホームページで情報更新中!!

投稿者 furukawa_yasushi : 2004年06月26日 16:11

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