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2005年09月25日

Caplio GX8

[道具--tools ]

caplio_gx8.gif

デジカメである。
RICOHである。

「Things that I used to do.」のkawaさんが
Caplio GXを買ったという記事を読む。

今でも名機と信じて疑わない、NikonのCoolPix-950は
すでに御昇天あそばされ、
しかたがないので、家族用に買った、同じくNikonのCoolPix-4300を
仕事でも使っていたのだが
時々、「レンズキャップがついています」などとわけのわからないメッセージを出し始める始末。
家人にしてみれば、家族用に買ったはずなのに仕事に持ち歩いてばかりで
それでは、何のために買ったのかわからない、プンプン。
くわえて、電源オンから撮影出来るまでの待ち時間が長過ぎて
子供の表情をとらえられない、プンプン、
AFがのろくて、ピントが合った時には被写体がどこかに移動中、ぶつぶつ、
などなど不満続出。

これは、もう一台、デジカメを買わないと、と悩むこと半年。

起動時間という点では、
買い替えを考えていた半年前は、デジタル一眼にかなうものはなく
NikonのD70とか、物色していたのだが、
いかんせん、いくら安くなったとはいえ、10万円台の出費には
いささか及び腰となる。
で、もって、600万画素ってどうなの?とか
実物をもてばもったで、でかいなあ、持ち歩きたくないよねえ、などと否定的な感情湧き出づること多し。
さらに、CoolPix-950を、僕はなんと12万円で買ったという記憶が新しく
デジタルものの技術革新の早さと、価格低下のスピードを考えると
デジタル一眼、ちょっと待った、とあいなっていた。

そんな時に、建築仲間の伊礼さんが「浜崎あゆみ」を買ったというし
kawa(河)さんところも覗いてみれば先の記事、というわけである。

僕としては、浜崎あゆみはやっぱりちょっと苦手。
ここはしぶく、リコーという線で調べてみると
このカメラ、なかなか良いではないか。

僕が気に入ったポイントは
1、電源オンから撮影可能まで1秒そこそこという機動性
2、広角側で28mmをカバーしていること
3、バッテリーとして単三電池が使えること。
  (安価なニッケル水素の充電式乾電池も使えます)
4、で、何といっても800万画素クラスで4万円ジャストという価格!

後は、実際に使ってみないとわからない、ということで
インターネットショップで探してみた。買う気満々である。
(ちなみに、量販店は安そうだが実はそれほど安くない。)
しかし、残念なことに、価格.com関連でのお店では
軒並み、メーカー在庫切れで2週間待ち、の返事。
欲しい時に手に入らないというのはもどかしい。
なんて、ことをkawaさんのブログに書いたら
kawaさんが「ここ」には在庫があるみたいだよと親切に電話で教えてくれた。
価格.comの最安値にくらべれば、ちょっと高いが
このお店、三年保証がついている。それを考えると安いです、これは。
さっそく、そのお店で買い物カゴに入れるにクリック。
次の日には手元にとどいていたというわけだ。日本の流通ってすごいですねえ。

手にしてみて、およそ10日。
ちょっと使ってみてのファーストインプレッション。
1、800万画素って、そんなに必要ないんじゃないかなと思っていましたが
 400万画素クラスにくらべて、画像の精細感がぜんぜん違います。
 800万画素くらいあると銀塩の35mmフィルムにかなり近くなった印象(やっと)。
2、絞り優先モード、シャッタースピード優先モードへの切り替えがワンタッチ。
 これは使いやすい。
3、接写モードは期待通りというか期待以上。やはり評判は正しかった。
 切り替えもワンタッチで気持ちいい。
4、思ったより軽い。これは機動性を考えると◎。
5、電源オンからの機動性は予想をはるかに越えた使い心地です。
6、フラッシュモードの切り替えが素早く出来る。
 これはCoolPix-4300にくらべてということです。
7、そして、これもホントありがたい。AFの感度がすばやいこと。
 4300のようにフォーカス合わせている間に被写体がどっかにいっちゃってる、なんて馬鹿げたことがなくなりそうです。

総じて、CoolPix-4300に感じていた不満を、ほとんどカバーしてくれる出来だと思います。

ただし、ちょっと残念なこともいくつか
1、液晶モニターが最近の主流の2インチ以上にくらべて1.8インチはちょっと小さいかな
2、手ぶれ補正はいらないと思っていたのですが、くらい室内での撮影で
 フラッシュをたきたくない時など、あったら良かったかな、などと。
 でも、手ぶれ補正って、どのくらい使い物になる機能なのか不明な点多し。
3、ズームレンズですが、広角側の28mmはすぐれていますが、望遠側が弱い。
 光学でも80mm程度です。800万画素もあるんだからデジタルズームで対応という話もあるんですが、
 その辺のメーカーの割り切りというか考え方がよく分からないのが残念。

しかし、これらの不満点を解決している
他社メーカーの商品をみれば
どれもが7万円超クラス。値段がぜんぜん違うんですよね。
浜崎あゆみも手ぶれ補正が唯一違う点だけれども
実売価格で1万円ほどの開きがあるから、十分納得できる、というわけです。

というわけで、CoolPix-4300がぶっ壊れたら
その時には、きっともっと状況は変わっているでしょうから
同じ機種を買うとは限りませんが
今だったら、おんなじのを買うでしょう。

Caplio GX8

以前の記事
デジカメ遍歴


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投稿者 furukawa_yasushi : 2005年09月25日 09:37

コメント

値段を考えれば、GXに大満足してます。でもやっぱりGR DIGITALの方がかっこいいんだよな〜。
液晶モニターも大きいの。あ〜悔しい。26000円で買える訳じゃないし、分かってはいるんだけれど。

投稿者 kawa : 2005年09月25日 12:13

GR DIGITAL 話題ですよね。
単焦点というのがマニアっぽい。
でも、値段が、でも、どうなんだろう、と、感じてしまいます。
それは、やっぱり、カッコいい、と言うことにつきるのでしょうか。

投稿者 fuRu : 2005年09月25日 12:41

おいらも同じRICOHの別モデルR1vとFUJIFILMのFinepix Z1使用中です。
GX8も「良い」とは思うのですが、比較的でかいので持ち運びに不便だったので
最近はもっぱらZ1です。
GR DIGITAL良いよなぁ。

投稿者 shachi : 2005年09月26日 06:40

shachiさん こんにちわ
そうそう、shachiさんもRICHOだった、そんなお話をしたような記憶が・・・。
あれは、去年の一衣舎展でしたか。
そういえば、今年もsome oriさんからご案内が来ていました。
shachiさんは行かれますか?
それにしても、GR DIGITAL、くすぐられますよね。

投稿者 fuRu : 2005年09月26日 09:28

古川さん、このシリーズもいいなあと思っていました。
「手ぶれ防止」の差をどう考えるかなんですが、
経験上、テブレで使えない写真(大きな画像だと気になります)がかなり多かったので
「パナソニックのDMCーLX1」にしたのですが
クールピクス時代と比べると使い勝手がぐっと良くなりました。
ブログだけではなく、雑誌などにも耐えるように思います。

投稿者 伊礼智 : 2005年09月26日 14:37

伊礼さん
手ぶれ補正は大切な機能です。
特に800万画素クラスになると手ぶれまで精細になってしまう。(笑)
ちなみに、浜崎あゆみが苦手というだけでリコーにしたようなものです。
カメラとぜんぜん関係ないです。

投稿者 fuRu : 2005年09月26日 14:58