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2006年11月21日
「グレート・ギャッツビー」---村上春樹訳
[books ]
「グレート・ギャッツビー」
著:スコット・フィッツジェラルド 訳:村上春樹 中央公論新社
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読後におそってくる荘厳な響き。
その余韻。
「アフターダーク」でも余韻のことを考えていた。
余韻というのは音楽的な比喩というだけでなく
頭の中にあるこの響き。
そして、この響きこそがこの小説の核心ではないかと、そんな思い。
それは、ひとつの確かな幻影。
そして、僕らは、その幻影の中で生きている、ということ。
この小説が大切な小説であるということは
この響きに耳を澄ませることなんだと思う。
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投稿者 furukawa_yasushi : 2006年11月21日 00:00