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2007年03月20日
Alone Together---Jim Hall & Ron Carter
[ジャズ--jazz ]
Alonetogether---Jim Hall & Ron Carter
1972年録音
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Jim Hallがこの春来日します。
なんと、Ron CarterとのデュオでBlueNoteのステージに立つのです。
さっそく、東京での二日目、4月24日のファーストステージを予約しました。
というわけで、がさごそと、古いCDを引っ張り出してきて聴いているというわけです。
Jim Hallというギタリストほど、懐の深いギタリストはいません。
ひかえめな、というだけではすまされない研ぎ澄まされた感性で
共演者の演奏に、快く、時には鋭く響かせる和声の才能は、聴くものをとても豊かな気持ちにさせてくれる。
しかし、それは、決して一筋縄ではとくことの出来ない、複雑で奥の深い深い世界。
その深さ故の懐の深さ。
驚くべきは、彼の初リーダーアルバムが1957年の「Jazz Guiter」で、なんと二枚目が出るのが1969年の「It's Nice to Be with You」。この12年の間にリーダーアルバムがないのです。
しかし、リーダーアルバムのないこの時期こそが、Jim Hallの存在を大きく示す時期でした。
Bill Evansとのデュオや、復帰したSony Rollinsとの共演。そして、Paul Desmondと作り出した美しき世界。
唯我独尊のリーダーではなく、双頭のリーダーであること。個性を出しつつ、共演者との関係性の中に生きる。これこそが、Jim Hallなのですね。
4月24日のBlueNote Tokyo。今から楽しみです。
※新しいホームページで情報更新中!!
投稿者 furukawa_yasushi : 2007年03月20日 17:50
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コメント
いいなぁーー。
Alonetogether、僕の生まれ年の録音ですねぇ・・・。
投稿者 nOz : 2007年03月20日 19:11
最近WikiなnOzさま こんにちは
わおおお、こんなところで年の差を感じてしまいます。
それはともかく、ブルーノートは一人で行く予定なのですが
一緒にゆきませんか?
でも、私が予約を取った日は、お店がお休みじゃあないですよね。
うーむ。
投稿者 fuRu : 2007年03月21日 09:57
ありがとうございます!
しかし、そーなんですよー、行けるとしたら最終日なんですけど・・・。
しばらく悩みまーす。
投稿者 nOz : 2007年03月22日 01:06
ブルーノートは、ゴージャスが少々鼻につきます。そこのところが、いけません。でも、Jim HallのCDを聞き返していて、そんなこと吹っ飛んじゃっています。
ああ、たのしみだあ。
ところでnOzさん。キースじゃレットはどうされます?
私も行きますが、iGaさんも行くそうです。最初から申し合わせていなかったので日は違うんですけれどもね。
投稿者 fuRu : 2007年03月22日 09:27
あ、キースは行きまーす。
いつだったかな、たしか木曜日だったと・・・(←調べてから書けよ!)
投稿者 nOz : 2007年03月23日 16:33
nOz さま
ジム・ホールの話題からキースに移行していますが
木曜日だとすると、5月10日ですね。
ちなみに、私は5月8日。
iGaさんが確か、4月30日だったかな。
あれあれ、全員違う日ですね。(^^;)。
投稿者 fuRu : 2007年03月23日 16:51