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目白の駅前から自由学園に向かう途中
ツタの緑の上、濃紺の地に「Miharudo」の白い文字が目に入ります。
そこが、三春堂さんのショップ。
安藤三春さんはそちらの店主であります。
お店を出されたのが1978年の1月ということですから、もうすぐ30年。
そのショップを、この15日で閉じられるというお知らせの葉書でした。

私が目白にきたのが、2000年の2月。
まだまだ目白新参者の私にも、三春さんは気軽にお声をかけてくださり
以後、三春さんがご縁の貴重な経験を数多くさせていただきました。

岸本先生との出会いから中出六太郎のギターを手にし、
宮本さんの生地を贅沢に使ったジャケットと出会い、
三佳純子さん、そして矢野誠さんと出会い、
中村つねアトリエを見学させていただき・・・・。

そんな出会いの場所でもあった三春堂さんのショップが
あのツタの緑がきれいなショップが閉じられることになるなんて
とても残念なことだと思いながらも、私の力ではどうしようもないことに言葉をなくすばかりです。

ただ、三春堂そのものが無くなるわけではなくて
目白通りを挟んで下落合側にあるギャラリーに活動の中心を移されるとのこと。
来年の1月25日からはギャラリーで三春堂の30年を振り返る展示が行われるそうです。
そちらは今から楽しみですが
それでも、やはり、ツタの緑とお別れするのはやっぱり寂しいですね。

○三春堂はもうすぐ30周年