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緑の星の人びとは自然を破壊するばかりの人間に批判的です。
ひょんなことから、緑の星に迷い込んでしまった
のび太とドラえもん、そしていつもの仲間達にキー坊。

緑の星の人びとは女王の一声で地球人絶滅計画を実行しようとします。

一方、緑の星に住む森の民の人びと、そして長老ジィ。
彼らは、憎しみ（否定すること）からは何も生まれないといいます。

自然は本来誰かに独り占めされるものではないこと。
それが、あるときから独り占めしようとたくらむ者が生まれ、そして増え、諍いが起きた。

そうではなく、みんなのものとして自然を共有することの大切さ。

自然破壊、エコロジカルな問題は自らの内側の問題だというメッセージ。

一緒に見ていた子供達（うちの子も含めて）は、このへんの経緯にさしかかったあたりで集中力が切れて客席もざわついていましたが、それでも家に帰ってきて映画の話をしているうちに、ちゃんとそのメッセージはわかっているようでしたから、この映画、子供達と観に行って良かったなと思いました。

ドラえもんは1969年に連載が始まりました。私は6才。小学校に入る頃です。その時から大人気。今でもドラえもんは特別な存在です。
と、思っていたらこんなサイトもありました。

○大人のためのドラえもん特集

＜蛇足＞
今回の映画はストーリー展開に無理が多く、その点でもう少し内容を練って欲しかったと思います。ただ、緑のメッセージなど、大変難しいメッセージを主に子供向けの映画と解される本作品に盛り込もうとしたスタッフの気持ちはちゃんと伝わってくる映画になっていると思います。