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新しいMacBookにはFireWireがついていません。
今まではFireWire経由でデータの移行が簡単に出来ていたのですが
その代わりにイーサネットで転送が出来るようになっています。
ストレートケーブルで直接つなげばO.K. 。
ネットワークんの知識は要りません。
またUSB接続の起動ディスクからもデータが移行出来ます。

そこで、まずはイーサネット経由でやってみたのですが、どうしても、移行アシスタントがうまく動いてくれない。
症状としては、相手のMacはちゃんと認識出来ていてパスワードの入力画面も出てきますが、そこから先、データ転送の画面が出てきません。いつまで立っても先に行かずネットワークエラーが出てしまう。何度やっても同じ。

英語版ですがAppleからアップデータが出ているというので試してもダメでした。
○新MacBookで移行アシスタントでデータ移行が出来ない不具合

環境としては、移行したいもとデータはPowerBookG4、最後のPowerBookでOS はTigerのなかにあります。
PowerPCのMacからIntel Macへのデータ移行はトラブルが多いという話もネットで流れていますが、その実態はどうなのかというところまで書いてある記事は見つけられませんでした。

それから、重要な情報としては、開封直後の最初の起動の時、つまりはアカウントを作っていないときにデータを移行する場合は良いのですが、いったんアカウントを作ってからの移行では、トラブルが起こることがある。どういうことかというと、個人ユースでは新しいマシンを買ったとしてもアカウントはいちいち変えないで今までと同じ設定にすることが多い。実は同じアカウントの2台のMacでは「移行アシスタント」はうまく動かない。コンピューターとしては自分と自分の間でデータを移行することなんてありえないのですから、考えてみればあたり前ですが、公式にはどこにも書いていないので意外と盲点かもしれません。注意が必要です。

度重なるイーサネットでの失敗の後、USB接続の起動ディスクからも「移行アシスタント」はデータを移行できるということで挑戦。幸い５００GBのUSB接続のHDがありました。これがうまく使えないか、どうだろう。内臓HDのデータを起動ディスクとしてバックアップする。これは実はとてもやっかい。ただのコピーでは起動ディスクにはならない。いろいろ探して「Carbon Copy Cloner」というのを見つけました。このユーティリティは、外付けHDに起動ディスクを丸ごと、つまり起動ディスクとして（ここが重要）バックアップしてくれます。これを使って、今まで使っていた500GBの外付けHDに起動ディスクを丸ごとバックアップしました。そして、それを今度はMacBookにつないで無事にデータの移行が完了したというわけです。

移行するデータがどうしても大きくなっている今日この頃。100GB以上の大きさのデータの移行もそれほど珍しくない。そのように大きなデータの場合には移行の途中でエラーが出ることもあるようですので、みな様もお気をつけください。

ちなみに、なんの問題もなくできている人も結構おられました。
○MacBook 移行編。

私の場合のエラーがどうしてなのか、未だに原因は不明です。
アカウントの設定に関係しているのではとにらんではいますがどうでしょうか。

＜081105追記＞
今までがPowerPC だったため、Intelは体感速度が劇的に向上しています。特にlightroomはまるで違うソフトのようにきびきび動いてくれています。アーーー、大満足です。一番安いモデルですが、ぜんぜん十分。コストパフォーマンス、抜群ですね。