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2009年01月13日
Loftcube
6.25mX6.25m
およそ40平方メートル。
その中に生活をデザインする。
とても簡易な可動パーティションをアレンジすることが
生活の場面を生むインテリアとなる。
ドイツのデザイナー、アースリンガーの仕事です。
都市の屋上に建てるではなくて置くというコンセプト。
もちろんどこに置いたっていいのです。
だから、決して建てる、ではない住まいの箱。
ある人は、これは建築ではないというかもしれない。
建築でなくたって、人がすむことが出来る、そこに生活の快適さがある、
とすれば、それは建築ではなくとも「すまい」ではありますよね。
それが、自らの手で組み立てられるというストーリーも素敵だと思います。
それほど遠くない未来に、家電メーカーとか自動車メーカーがこういう箱を作り始めるのでしょうか?
建築家も工務店もそのときは彼岸のかなたからその様子を指をくわえてみているのでしょうか?
※新しいホームページで情報更新中!!
投稿者 furukawa_yasushi : 2009年01月13日 10:20
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コメント
これいいですよねー。
配管どうすんだろ?とか思いますが、コンセプトとしてはとても面白いです。
アイスリンガーの椅子とベンチを使っています。いつかは家も???w
投稿者 もきょ : 2009年01月13日 11:48
もきょ さま
コンセプト、面白いですよね。
家を建てるのではなくて置いちゃう、というね、その辺がすごい。
実は、住宅はプロダクトになるのか、という大命題があります。
多くの人の予想でも、今年から住宅産業の構造の大変革が起こると思っているのですが、その時に一品生産的な家づくりのあり方が生き残れるのか、本当に時代が求めている家づくりってどうなの?という問いかけに対して、我々は回答を迫られる。その問いに答えるために、住まいがプロダクトとして成り立つのかという問題提起をする。
LoftCubeはそうした問題を考えてゆく上で、とっても刺激的なプロジェクトだと思います。
この考えが浸透すれば、一品生産の住宅をつくる建築家も工務店もいらないことになります。ね。
投稿者 fuRu : 2009年01月13日 12:02
ミラノサローネに出品されたときは話題になりましたけどねえ。
インテリア製品の延長と考えるか 建築の延長と考えるかで
コンセプトの受け取り方も変わってくるかとは思いますが。
私はどちらかというと インテリアの延長かなと思ってるのですが。。。
一方、建築ですらプロダクトたりえる
という発想の提案であり、ある意味挑戦ですよねえ。。。
画一的な 建て売り住宅もどうかとは思いますが
そうでないとローンが組めないという現実もあったりして
家を造るということの難しさをひしひしと感じます。
投稿者 もきょ : 2009年01月13日 23:19
お気づきではなかったと思いますが、CHRONOFILE 2005年1月のエントリー「fabprefab こんなプレファブの家がほしい!」で、fabprefabのHPに紹介されていたLoftcubeをみつけました。
・CHRONOFILE
http://ysfc.weblogs.jp/chronofile/2005/01/fabprefab.html
・fabprefab
http://www.fabprefab.com/fabfiles/fabzonehome.htm
最近はあまり探していませんが、身近な箱として導入できる日常は、日本ではまだ遠いように感じています。
投稿者 栗田 : 2009年01月14日 09:57
もきょ さま
住まうことを基準に考えると
建築もインテリアもないんですよね。
もうひとつ重要な点は
もきょさんもコメントで書かれたローンの問題。
現地で組み立てる建築の場合、その品質管理がどこまで出来るかということに大きな疑問符がついてしまった昨今、品質が担保されないものに融資されるかという問いかけがあります。プロダクトの優位点は品質管理でしょうね。品質の担保付け、これが出来るかどうかというのも鍵だと思います。
投稿者 fuRu : 2009年01月14日 11:46
栗田 さま
ありましたありました。
なんだかどんどんリストが増えているようですね。
圧倒的にアメリカが多いのはお国柄でしょうか。
確かに、日本という土壌でプロダクト的な家が根付きにくいというのは多くの人の言うところです。その理由のひとつは、今までのプロダクトが、すぐに劣化して長く使い続けられないものだったというのがあると思います。
その点は、長く使い続けられるしっかりとしたコアを基準に考えてゆくことで解決できるのではとも考えているのですがいかがでしょう?
投稿者 fuRu : 2009年01月14日 11:50