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2009年01月12日
建築学会のシンポジウムに参加してきました
<農地森林の持続可能な管理に向けた「新たな公」の可能性>
主催:日本建築学会関東支部農村建築専門委員会
というシンポジウムにパネラーとして参加してきました。
パネラーは
○NPO伊勢原森林里山研究会 理事長 山口寿則氏
○NPO篠原の里 理事長 加藤氏
○藍で染めよう 津山氏 岩田氏
そして、わたくし古川は「家づくりの会」の代表として参加。
実はこのシンポジウムの主催者側のコアスタッフに
家づくりの会でご一緒させていただいている根来氏がいて
シンポジウムの内容からこの私をパネラーとして推薦してくださったとのこと。
伊勢原のみなさんは会社勤めの都市部に住む人たちが
山林の保全活動をやっているそうです。
月2回の活動で簡易製材機も持っていてかなり本格的な山仕事をやっておられます。
篠原の里には行ったことがあって、当日のレジュメを読んでいて気がつきました。実は私の後輩であり家内の同級生のご夫婦がコアスタッフとして深くかかわっているのでした。
藍で染めようのみなさんは、休耕田に藍の種をまいて村民の有志で藍染を始めることで、村に活気を取り戻し人と人のつながりがうまれたということです。
私は「家づくりの会」をハブとして
私が個人的にやっている千葉県の林業家との活動と
「家づくりの会」の他の建築家の活動、
そして、他のエリアの活動が
連携し始めているということを話してきました。
午後1時から5時までの長時間にわたるシンポジウム。
その後は懇親会に参加。
すると、出席者の中に共通の知り合いのいることいること。
このところ共通の知り合いがいろいろなところでザックザク。
この現象は昨年暮れぐらいから顕著なんですが
今年に入っても変わらずです。
おまけに登場人物がとあるグループに所属している人に集中している。
なんとも不思議ですが
この頃の私はそういう歳回りなのかも知れません。
ところで、懇親会でいろいろ話しているうちに
今回のシンポジウムの意図がすこしだけ見えてきました。
中山間農村地域の活性化のための新たなビジネスモデルを展開するためにNPOのような中間的な存在が必要不可欠なのではないかという想定が主催者側にあり、その点について実践している人たちの話を聞き問題点を探り出す、というようなことのようです。
NPOのような中間的な存在が「新たな公」ということですね。
里山保全、地域振興などなど
それぞれのエリアで活躍している人たちのお話はとても面白かったです。
※新しいホームページで情報更新中!!
投稿者 furukawa_yasushi : 2009年01月12日 01:15
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