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2009年03月07日

1Q84---村上春樹

[books ]

0900307-1q84.jpg

この「初夏」に発売が予告されている村上春樹氏の最新長編のタイトルが発表になっていました。
昨年のインタビューでは最新作は「恐怖」がテーマだと話していました。
「1Q84」というタイトルはもちろんジョージ・オーエルの小説「1984」をストレートに連想させますが、はたしてどんな小説なのでしょうか。
初夏って5月でしょうか。待ち遠しいですね。

1Q84


※新しいホームページで情報更新中!!

投稿者 furukawa_yasushi : 2009年03月07日 14:15

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コメント

テーマが「恐怖」ですか…
楽しみですが恐がりなので読めるかちょっと心配(汗)。

投稿者 くろべえ : 2009年03月07日 16:02

くろべえさま
「アフターダーク」の無機質な感じの延長では、などと想像していますが、はたして?

投稿者 fuRu : 2009年03月07日 17:30

1984と聞くと、ユーリーズ・ミックスの曲 1984を思い出します。
村上春樹さんは、ちょうど高校のころ
「風の歌を聴け」が出版されて、影響されたところが大きかった作家さんです。
初期のころの作品しか読んでいないのですが、「1Q84」は読んでみたいなと思います。
ご紹介ありがとうございます。

投稿者 すぎの : 2009年03月11日 00:05

すぎのさま
ユーリズミックスとかそういうのが自然に出てくるところが
すぎのさんの懐の深さというか、柔軟さにつながっていて
そういう人が家づくり工務店をやってくださっているのがうれしいですね。
村上春樹の新作、期待して待ちましょう。

投稿者 fuRu : 2009年03月11日 01:10

5月29日に発売日が決まりました。

投稿者 fuRu : 2009年05月04日 09:26

すでに書店に並んでいましたので早速買ってきて読み始めています。
青豆、青豆・・・

投稿者 furu : 2009年05月27日 21:37

「アフターダーク」の方に3回アクセスしてしまいましたが、古川さんさすがにもう『1Q84』のサイトを作られたのですね。
私もくどいようですが、なんとか手に入れて、また読了したらお邪魔しますね。ではお元気で。

投稿者 津田敦史 : 2009年05月29日 07:32

津田敦史さま
現在、1巻目の半分までいっていませんが面白いです。
どことなく「ノルウエイの森」のような空気もあって、それでいて「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」のような。
そういえば「ノルウエイの森」の撮影が始まっているようです。実は、興味半分でエキストラ出演に登録していまして、撮影日などの情報が送られています。吉祥寺周辺が現在の撮影場所のようです。エキストラで参加できると、朝の7時から夕方まで拘束されるようですが、1回は参加してみたいと思っています。

投稿者 fuRu : 2009年05月29日 15:36

早速、書店にいくと、ありました。
今回は珍しく待つことができず、即購入。
今、100ページほど読み、古川さんが言ったように「面白いです。」
青豆の殺人、天吾の芥川賞の改編。
そこまで読んで休憩がてらパソコンに向かいました。
エキストラとして村上春樹作品に出れるなんて羨ましいです。
吉祥寺というのが「ん~なるほど、わかる気がする。って感じです。」
是非、銀幕に歴史を刻んでくださいね。
日曜日一杯で読了できるか微妙ですが、楽しみたいです。
それでは、また。

投稿者 津田敦史 : 2009年05月29日 16:57

津田敦史 sama
さっそく読んでおられますね。
私は現在、227頁です。
ここから深いところに入ってゆきそうですね。
読後の感想などお聞かせください。

投稿者 fuRu : 2009年05月29日 17:51

自己コメント
2巻目の半分を過ぎました。295頁です。
テーマが深遠です。
「恐怖」というテーマがこのように展開されている。
「物語」の喪失。奪い去られる「物語」

投稿者 fuRu : 2009年06月03日 23:44

少し前に読了しました。
http://af-site.sub.jp/blog/2009/06/1q84_2.html

投稿者 fuRu : 2009年06月13日 01:51

いま、読了しました。
1週の日曜日で読了するつもりでしたが、3週間掛ってしまいました。
ん~ん上記のアドレスにアクセスし、父不在がテーマの1つであると解説してあったのですが
『カラマーゾフの兄弟』のテーマににている感じを受けました。
深いですね。春樹ワールドの中で『ねじまき鳥クロニクル』や『海辺のカフカ』に相通ずる、ナカタさんからでた白い物体を兄ちゃんが葬りさるところは、「さきがけ」の教祖を葬った青豆に、クロニクルの顔なしをバットで撲殺する僕に似ているような、共通のものを著者が読者に訴えかけている。そんな気がしました。この世の悪(目には見えないものに対して)に抗う著者の意思が一貫して現れていた作品だと思いました。「証人の会」は「エホバの証人」でしょうし、挑戦状のような姿勢と覚悟が秘められていたと思います。もちろんカルト宗教に対しても。
エルサレムでパレスチナ問題に臆せず発言した村上春樹氏に敬意を感じ、その思想は頑強なもので私も著者の考え方に賛同します。
PS
『ノルウェイの森』を今まで映画化に賛成しなかった著者が今になってOKを出したのはなぜでしょか。
年齢的なものがあるのかな?ふとそうとも思えるのですが。

投稿者 津田敦史 : 2009年06月14日 02:55

津田敦史さま
本当に、今回の小説は深いですよね。
とっても深い、そして、とっても緻密です。
物語を奪われることがテーマ。
青豆も奪われた物語を取り戻したわけですが
続編があるとすれば
青豆の物語を取り戻す物語になるのでは、と思っています。

投稿者 fuRu : 2009年06月14日 19:36

古川さん、お久しぶりです。
続編、BOOK3が発売されました。まだ80項しか読んでいないのですが。
牛河が出てきましたね。『ねじまき鳥クロニクル』の人物と同じようです。
藤子不二雄のラーメン小池さんのような役回りなのでしょうか。不気味な禿げ頭がでてきたことで、青豆、天吾、牛河と三人の三様が絡み合って物語が進行していくようです。
ゆっくり楽しみたい。そしてクライマックスは・・・。

投稿者 津田敦史 : 2010年04月16日 21:40

津田さま
私も今日から読み始めています。まだ80ページくらい。
今日はテレビでコナンの映画を見てしまいましたので。
まあ、ゆっくりと読むことにしようと思っています。
読み終わるのがもったいない、なんてね。

投稿者 fuRu : 2010年04月16日 23:04

今、読了しました。
すばらしい作品でしたね。最後青豆と天吾が滑り台の上で再会し、手を繋ぎ合うところなどキュンとするラブストーリーでした。
階段を登っていくあいだ。エッソの虎のマークが反対だったり本当に1984年に帰ってきたのか少し作者としても疑問を残しつつBOOK3は完了していますが。季節が丸一年達ていませんよね。
それってBOOK4では1Q84年から追ってがやってくるのでしょうか。
でも、BOOK3で青豆の望んだ結果になり、すごく安心しました。
牛河は殺されてしまいましたが、次回作でも、出てきてほしい人物です。
読み終わるまで時間の掛る大作でしたが、また文庫化されたときには、読み直したいそんな物語でした。

投稿者 津田敦史 : 2010年05月13日 18:05

津田様
Bokk3に関しては私はちょっと微妙です。
ハッピーエンドもいいんだけれども
一方の牛河はちょっとかわいそうですよね。
時間を作って1から通して読んでみたいところです。

投稿者 fuRu : 2010年05月14日 11:51