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2009年04月17日
モバイルギアとType P---モバイル今昔
下にあるのがNECのモバイルギア。
Windows CE搭載のモノクロタイプ。MC-R300。
単3電池2本で30時間の駆動が可能。680g。
たしか、1998年に購入。当時9万円弱。
それでも、この端末ひとつでどこででも文章が書けるので重宝しました。
ROMはアップグレードしてWindows CE2.11にしました。
RAMもアップグレードして16MB(!)に。
まだまだ、文章入力ならば全然使えます。
そして、上にあるのが「VAIO Type P」。
全く同じ大きさにびっくりします。
重さも635gでほぼ同じ。
値段は、実はVAIOの方が安い。
ただし、厚さが違います。
開いてみると
大きさがほとんど同じというところが面白い。
大きさはキーボードを基準にしていますので
つまり、人が自然に使えるキーボードの大きさは10年前から変わっていない。
あたり前のことですが、とても興味深く思いました。
この10年の技術の進歩はすごいですね。
モバイルギアが出た時は通信はモデムで1.44kbpsの通信速度。
モジュラージャックがついていて電話線でネットにつながる。
外では公衆電話でPCのモデムとつないで通信していた。
無線LANなんて、想像もできなかったころ。
おじいちゃん、おばあちゃんまでが携帯電話でメールをするなんて考えもしなかった頃。
それでも、モバイルを楽しめた時代です。
VAIO Type Pを使い始めて、その薄さと軽さに気分が良くなります。
Eee PCも軽いのですが、ACアダプターを含めて比べると500gくらいの違いがあります。この違いは毎日持ち歩くことを考えると大きな違いです。Eee PCの場合は必要な時だけ持ち歩くという感じでしたがこのVAIOはいつでも鞄の中に入っていても気にならない。まさにモバイル。
一方、究極のモバイルは、iPhoneだと思っています。このVAIOとの競合商品は何かという問いにiPhoneと答えていた人がいましたが、それもよく分かります。
ただ、iPhoneはネット関係の閲覧端末としては優れていますが、入力端末ではない。ブルーツースが使えるので、一部のユーザーからはコンパクトなキーボードを望む声も多いのですが、未だに発売される気配もない。タッチ式のキーボードは入力端末として使うには反応が鈍くて、少なくとも私には使い物にならない。ちなみにVAIOのキーボードは秀逸です。
そのiPhoneもこの6月に新モデルが発売される様子。新モデルではiPhoneをPCのモデムとして使えるような機能が実装されると言われています。
そうすると、このVAIOとiPhoneを持ち歩くことで、私にとっては完璧なモバイル環境が構築できそうです。
ポケットに忍ばせたiPhoneでネット経由のメールを中心とした情報に常にアクセスできるし、外出先で、メールの返事を書く場合もVAIOで書いてiPhone経由で送信できる。
ちなみに、このVAIOもdocomoの通信ユニットを内蔵したモデルがあります。どこでもインターネット、ということなのですが、残念ながらこのVAIOを携帯電話の代わりにするわけにはゆきませんね。その点でもVAIOとiPhoneの組み合わせは最強ではないでしょうか。
新型のiPhoneが発売される今年の6月が楽しみです。
※新しいホームページで情報更新中!!
投稿者 furukawa_yasushi : 2009年04月17日 11:50
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