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2009年05月11日

それほど熱心なフアンではなかったけれども・・・

[音楽--music ]

高校生のとき。
新潟の田舎ではテレビのチャンネルはNHKを入れて4つしかなかったとき。
私は大きな耳になって
FMラジオのスピーカーにひっついていたとき。
そこから流れてきた渋谷の「屋根裏」でのライブ。
強烈な印象。
彼らを紹介していたのは渋谷陽一。洋楽専門かと思っていたら日本のロックを流していた。
屋根裏のライブはカセットテープに録音されて、擦り切れるほど聴いていたら本当に擦り切れてしまった。

彼らのファーストアルバムが「シングル・マン」だと思っていたとき。
渋谷陽一は彼らのことを「成り上がり」と紹介していたように記憶する。
恐ろしくパワフルな新人バンド。
メディアに登場する時がデビューだとすれば、それもあながち嘘ではないのかもしれないし、彼らがフォークからロックに転身した再デビューと言えば、それも嘘ではない。

「シングル・マン」が彼らの三枚目のアルバムだと知り、プロダクションから干されていたことを知るのもずいぶんと後のこと。

彼らの前身バンドが「クローバー」と言い、そのバンド名が「リメインダーズ・オブ・ザ・クローバー・サクセション (「クローバー〜からの継続」の意)」であることを知ったのも、ずいぶんと後のこと。

屋根裏のライブにラジオで出会ってすぐに彼らはブレークした。
そして、「トランジスタラジオ」の大ヒット。
坂本龍一とのコラボ。
私の音楽の関心はロックからロフトジャズへ。

だから、それほど熱心なフアンではなかったのだけれども
初期の彼らの音楽を、今更ながらに聴いて心震える。

いま、偉大な魂に合掌。


※新しいホームページで情報更新中!!

投稿者 furukawa_yasushi : 2009年05月11日 10:50

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コメント

彼の声がとてもいいですね。
まだ若いのに残念です。
「帰れないふたり」この歌大好きで陽水の曲の中でもベスト3に入るくらい好き。
今は違う意味で終電に乗り遅れて帰れないことがたまにありますが、
この曲を聴くとなんだか青春の甘~~~~~く切ない時間を思い出します。

清志郎さんはいろいろな人とコラボもしてましたね。
私も特にファンではありませんでしたが、声ふぇちとしては
かなり好きです。

投稿者 reirei : 2009年05月11日 19:01

reireiさま
たぶん、reireiさんや私と同じように
「それほどでもない」フアンって、結構いるような気がします。
「それほどでもない」フアン。
良いですよね。多くの人の心に灯火がともる。

ちなみに「帰れない二人」は私も大好きな曲で良くうたいます(!?)

投稿者 fuRu : 2009年05月11日 19:12

驚きましたね、fuRu様が  帰れない二人とは、

私、井上陽水で一番好きなんですよ、ちなみに2番目は、感謝知らずの女、、

清志郎さんは本当に残念ですね。


投稿者 むらか : 2009年05月11日 21:08

むらか sama
もとい、愛犬ポコのご主人様
そうでしたか、今度一緒に歌いましょう。
打ち放しに行くよりも歌っていたほうが良いですね。

投稿者 furu : 2009年05月12日 02:22