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＜答え＞
1、建物の手前の電線が無くなっている
2、レンズのゆがみがなくなっている

仕事柄、建物の正面からの写真を撮ったりすることが多いのです。
超広角の湾曲ゆがみが少ないシグマのレンズを使えば
引きがなくても、わりときれいに全体がとれるのですが、
画角を少し変えただけで、パースがきつくなって不自然な絵になります。
昔から、こういう場合は「あおり」といって特殊なレンズ（シフトレンズ）を使わないと撮影が出来なかったのですね。シフトレンズは高価なもので、今はずいぶんと価格もこなれてきたみたいですが、それでもなかなか手が出せません。
というわけで、今までは建物の正面を歪ませない撮影は指をくわえて見ているだけでした。

ところが、知らぬ間にPhotoShopのレンズゆがみ補正機能は格段に進歩。CS1を未だに使っている私などは浦島太郎状態。なんとシフトレンズを使った撮影のように歪んだ画像をあれよあれよと簡単に直すことが出来るのですね。
そして、驚くべきことは、最新版のPhotoShopElementsでは、まったく同じことが出来るようになっている！！PhotoShopは9万円もするけれどElementsは乗り換え版なら1万円以下。この驚くべきダウンサイジング。

ただ、PhotoShopにしか出来ないこともあって、スタンプツールの進化は無視出来ません。オプション（マックの場合）を押しながらコピーされる図柄がコピー先で確認しながら作業ができる。つまり、今まではあてずっぽうでコピー先の位置をを決めることしか出来なかったのに、最新版では図柄を合わせてコピーすることが出来るようになったのです。この機能のおかげで電線も簡単に消すことが出来るようになったのですね。

パソコンの能力が飛躍的に向上して、今まで高度で近づけなかったデジタル画像の処理技術が誰にでも使えるようになってきています。
ああ、それにしてもPhotoShopが欲しい。しかし、写真のプロではありませんからそこに10万円近い投資をするのはやはり難しいですね。ここは、スタンプツールを我慢してまずは手軽にElementsを手に入れようかと考えています。