« スペインvsオランダ | メイン | 「ユング自伝(2)」---C.G.ユング »

2010年07月09日

0676_House---中間検査

[0903---0676_House ]

100709---tyuukannkensa-01.jpg

本日は「0676_House」の中間検査でした。
市川市では木造の二階建ての建物にも中間検査が義務付けられています。
検査項目は建物の配置と高さ、そして構造材の接合部、筋交いなどの耐力壁の位置が設計図通りになっているかの確認となります。
検査員の方は「いい家だねえ」なんて言ってくださって、和やかな雰囲気で検査は終了。何事も問題なく合格となりました。

100709---tyuukannkensa-02.jpg

引き続き、瑕疵保険の中間検査も行われました。
こちらはちょっと緊張気味に進行。でも、大きな問題もなく終了。

「0676_House」では、現在一般的に行われている厚みのある構造用合板による根太レス工法ではなく、同じ根太レス工法でも杉の厚板を使ってやっています。なるべく構造用合板を使いたくないという建主さんからのご希望です。

100709---tyuukannkensa-03.jpg

杉の厚板が張られた様子です。
現在の在来工法による木構造の考え方では、しっかりとした壁を作ることと、大きな地震がきたときに柱が抜けないように接合部をしっかりとさせること、そして、床面をしっかりと作ることが求められています。実は杉の厚板では床面がしっかりと出来ているという根拠を提示できないため、ひうちなどを別途入れる必要が出てきます。実質的には杉の厚板をしっかりと止めていればかなり強い床面が出来ているので問題はないのですが、基準に従うということで言うと余計な物まで付けなくてはならなくなるのも考えもの。誰か、杉の厚板で床の強さが確保されることを実験で証明してくれないかなと他力本願で願ってみたいもします。

さて、本日はもうひとつ検査を行ないました。
こちらは、太陽熱を使う空気週熱式ソーラーシステム「そよ風」の心臓部でもある、屋根の気密検査です。太陽熱を効率的に集めるために屋根の気密性が大切。そこで、煙を吹きこんで空気の漏れがないかどうか検査します。

100709---tyuukannkensa-04.jpg

一回目の検査では少し漏れている箇所がありましたが、直してもらい無事にこちらも合格となりました。

秋の竣工に向けて着々と工事は進んでおります。


※新しいホームページで情報更新中!!

投稿者 furukawa_yasushi : 2010年07月09日 14:00

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://af-site.sub.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/2146