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2011年05月13日

48

[いろいろ--misc. ]

47歳の時に何をしたかを書き留めておきましょう。

1、初めての単独著書を出すことができました。「住宅工事現場写真帖」です。

2、念願の木材の本を木の研究会の仲間の強力な協力でまとめることができました。「世界で一番やさしい 木材」です。

3、家づくりの会の仲間と住宅の設計監理の本を出すことができました。「設計監理を極める100のステップ」です。

出版関係はどれもエクスナレッジさんのお力によるものです。

4、リクルートの月刊ハウジングで6ページに渡る間取りの特集を手がけさせていただきました。

5、神戸で行われた「木の家」耐震改修大勉強会にて耐震改修事例の発表をさせていただきました。

6、「木の家リフォームを勉強する本」にてリフォーム事例を二つご紹介させていただき、早稲田のスコットホールで行われた出版記念セミナーで短い時間でしたが発表させていただきました。

7、武蔵野美術大学建築学科の建築概論でハーフビルドの話をさせていただきました。

8、諸般の事情から生まれて初めて自分の家をもつことになりました。個人的な話で一番大きかったのはこれです。

さて、今日から48歳。

藤原和博さんの「たてどき」という本で、家は45歳をこえたら建ててはいけないという、ショッキングな言葉を読んで以来、いつになったら自分は自分の家に住めるようになるんだろうかと考えてきました。

とはいえ、土地を買って新築というのではつまらないなあと、住宅を設計しているものとしては、かなり道を外れた考えがあり、ボロボロの中古住宅を買って面白楽しく自分たちの手でセルフリノベーションをやってみたいなあと、漠然と考えていました。郊外の緑の広がるところで、都心への交通の便などは、家内ともどもあまり気にしないので、そんなのどかな田園風景で中古の家、という気持ちは結構強かったと思います。

ところが。

上の娘が今年で小学校6年生、下の息子が3年生。この二人が、数年前から引越しの話を持ち出すと転校することを断固拒否。家内も私も、子供たちの強い意思表示にはかなわないわけで、説得することもままならず、ずいぶんと悶々とした時間を過ごしていたような記憶があります。
それがふりきれたのが、前に住んでいたところから歩いて5分ほどのところに出た格安中古物件。これならば、ほとんどお金を借りずに購入が出来る。計算してもらうと、ローンの返済期間も短く設定できて、上の娘が高校を出るまでには全額返済が可能です。これならば、転校を拒否していた子供たちが落ち着く頃にはローン完済で田園地帯にあらためて小屋を建てることも可能かも、そんな思いが生まれたのでした。
というわけで、決断。生まれて初めて自分の家を持つことになったのでした。額は少ないですがローンも組みましたし、不動産の契約とローンの契約も経験できました。これらの経験は自分にとってとても大きな経験となりました。

そして、これから48歳の365日が始まります。

この一年はもっともっと出会いがありそうです。
明日は名古屋の木の家スクールでハーフビルドの話をさせてもらいます。多くの出会いがありそうです。6月から始まる東京の住宅医スクールにも通うことにしました。そこでも多くの出会いがありそうです。出会いと出会い。一期一会の人と人とのつながり。人と人とのつながりから新しい一歩が始まります。もう一つ先へ。一歩が踏み出せるよう頑張ってゆきたいと思います。


※新しいホームページで情報更新中!!

投稿者 furukawa_yasushi : 2011年05月13日 00:45

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コメント

すばらしい!
拍手喝采
そして48も、さらに!!

おめでとうございます\(^o^)/

投稿者 (!!)。 : 2011年05月13日 06:33

(!!)。sama
ありがとうございます。
今後とも、よろしくお願い致します。

投稿者 fuRu : 2011年05月13日 12:02

お誕生日おめでとうございます。
この1年間、素晴らしいご活躍でしたね。
男性は8の倍数の歳に気をつけた方がいいとか、なんか小耳にはさんだような。
どうぞお体に気をつけてますますのご活躍をお祈りいたします。

投稿者 reirei : 2011年05月13日 19:24

reirei さま
ありがとうございます!
8の倍数ですね。気をつけてみます。最近とみに運動不足がいかんなと思っております。48歳の課題です。

投稿者 fuRu : 2011年05月13日 21:07