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2011年05月01日

ハムレークン

[食--foods ]

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昨日は、中村橋の木曾三岳奥村設計所でお手製の生ハムを食べ比べるという贅沢なイベントがありました。
なぜ、生ハムかといいますと建築家の奥村昭雄さんは設計活動以外も多彩な才能を発揮しておられ、生ハム製造機、名付けて「ハムレークン」の開発者としても知る人ぞ知る存在です。奥村事務所では毎年、この「ハムレークン」を使って生ハムを作っておられます。そして、奥村事務所の一角を間借りしている徳田さんと中村さんも、奥村事務所といっしょにご自分の味付けで生ハムをつくったというわけです。
一方、設計者というのは趣味がこうじてプロ並み、という人も多く、設計者仲間の松原さんもご自分で生ハムを作っておられ、なかなか美味しい。それでは、あまたの生ハムを持ち寄って食べ比べをしてみようということになったのでした。
いやいや、なんとも贅沢な会です。
最初の写真は、「ハムレークン」のオリジナルキャラクターです。

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奥村事務所の庭には「ハムレークン」が二機並んでいます。

燻製には温度の違いで「熱燻」「温燻」「冷燻」があるそうで、煙でいぶすことにはかわりないのですが、20度以下の低い温度の煙で長時間燻しあげるのが「冷燻」で、生ハムは「冷燻」でつくります。本来、北欧などの寒いところで冬場に燻しあげることでつくっていました。煙の温度というのはそれなりに高いので外気温の低さを利用していたのです。そうした「冷燻」を温暖な時期にも可能にしたのが「ハムレークン」です。誤解を承知で簡単にご紹介すると、冷蔵庫の中で燻煙する機械なのです。ちなみに、松原さんの生ハムは福島の別荘で真冬にドラム缶で燻しあげる作り方です。

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ハムレークン、内部です。

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下には燻煙するためのおが屑を入れるトレーがあり、渦巻状に入れるのがミソだそうです。

そして、これが特製桜チップ。月桂樹の葉っぱもまぜてありました。

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「ハムレークン」を見学させていただいたあとは、本題の生ハム大会。
あれ?生ハムの写真は?
すみません。お料理の写真を撮り忘れてしまいました。
生ハムの写真は、また今度、ということで
みなさまも良きGWをお過ごしください。



※新しいホームページで情報更新中!!

投稿者 furukawa_yasushi : 2011年05月01日 15:30

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