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2011年07月27日
「俺たちの旅」
BS放送が視聴できるようになって、ふとチャンネルを回したらBS Japanでやっているのを発見。すでにドラマは第二部の後半でしたが、残りを最終回まで見てしまいました。
「俺たちの旅」は、1975年10月5日〜1976年10月10日まで46回のドラマで、12歳の私は家族と一緒に一生懸命見ていたのを思い出します。でも、あれだけ一生懸命見ていたはずなのに、ドラマの内容は殆ど忘れていました。小椋佳の歌だけしか覚えていないのですね。
今、あらためて見ると、モラトリアムな青春ドラマだったんだなあと思います。小学生の私には、モラトリアムも何もわからないわけで、ドラマの中に流れる、自由な空気とそれと裏腹な不安感を感じながら見ていたのだと思います。逆にそれが良かったなと、こうして35年以上たって見直していて感じます。それは、ドラマの主人公達に、モラトリアムで責任感のない若者、というレッテルを貼ってしまわないでみること(感じること)ができたからです。
実際に、中村雅俊演じる主人公、津村浩介(通称カースケ)は、ドラマのあちこちで無責任な言動を繰り返しています。最終回でも恋人の洋子との関係をはぐらかします。でも、一方で、人を信じる事や人を愛することについて、強い気持ちをもっているのです。人という存在、人と人との関係に対して無責任であることは決してないのです。その姿はとても真摯なものです。その純真さがこのドラマのキモと言ってもいいでしょう。
当初、半年の予定が1年に延長されたのも、その主人公達の真摯さが多くの人の心を捕まえたからに違いありません。
35年ぶりに見て、やっぱり良いドラマだった、と、思うのでした。
※新しいホームページで情報更新中!!
投稿者 furukawa_yasushi : 2011年07月27日 10:00
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コメント
わかいがゆえの、、、
投稿者 rabi : 2011年07月27日 20:42
(^^ゞ
投稿者 fuRu : 2011年07月27日 22:54