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2012年01月05日

The Smiths

[音楽--music ]

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僕の高校時代、聴いていた音楽は、おもにロック、そして少しジャズ、だった。
1981年の4月からの大学生時代になってジャズばかり聴くようになり、僕はほとんどロックを聴かなくなった。
高校時代に圧倒的に好きだったThe Policeの新譜くらいは追っかけていたけれども、新しい情報に耳をかたむけることはなかった。その間に、U2はビッグになり、スタイルカウンシルが現れた。でも、The Smithsの存在は気にならなかった。
The Smithsは、デレク・ジャーマンの映像が先にあった。
1986年。未だ学生をしていた僕の耳に「The Queen is Dead」のPVの評判が聞こえてきた。デレク・ジャーマンの映像は、まったくもって当時の僕に大変なショックであった。同時にThe Smithsの音楽も僕の耳に届くようになった。

昨年末にamazonをうろうろしていたら、The SmithsのBOXセットを見つけた。コンプリートで、なんと輸入盤ならば8枚組で4000円しない。ちょっと、衝動買い。年末はヘビーローテーションで聴いていた。なんといっても、リマスタリングで音が俄然良くなっている。忠実にLPレコードを再現したジャケットカバーもいい感じ。そして、彼らの音楽を聴きながら、僕にとって The Smithsはモリッシーではなくて、ジョニー・マーだったのだなと、あらためて気がつく。

ギタリストとは長いソロをとるものと決まっていた前時代のロックヒーローの価値観をひっくり返したのが、ジョニー・マーだと言ってもいいだろう。決してギターソロなんてやらない。バッキングの巧妙さで聴かせるギタリスト。そのアレンジのセンス。細く細く透明なギターの弦の響き。The Smithsの魅力。

その The Smithsの中で一番好きな曲。悲しくて切ない一曲。

新年になってもヘビーローテーションで聴いています。



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投稿者 furukawa_yasushi : 2012年01月05日 14:40

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