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2012年06月 アーカイブ

2012年06月04日

Co.But@_House 完成見学会 終了しました

6月2日と3日に行いました完成見学会。
無事に終了。
見学会終了後はお引渡し。

建物は完成してからが本当のお付き合い。
今後とも、よろしくお願い致します。

2012年06月08日

ヒイラギソウ

ヒイラギソウ
シソ科キランソウ属
採集地:棒ノ折山

GWに家族で登った棒ノ折山で、同じく登っていた見知らぬおじさんから教えてもらいました。
絶滅危惧種なんだそうです。

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2012年06月17日

小椋佳のこと

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2012年6月9日放送のNHK BSプレミアムの「武田鉄矢のショータイム」に小椋佳が出演していました。もうすっかりおじいちゃんの様相で、声も衰えが隠せませんでしたが、大変興味深く番組を見ていました。

実は私は小椋佳の大フアンでした。でした、と書くのは、それが中学時代をピークとした私の個人的なブームだったからです。それでも、今でも時折その時に熱心に聞いていたアルバムを懐かしく聴いてみたりすることもあります。

さて、中学時代に話を戻しますと、その頃、小椋佳は、一切コンサート活動をしないという稀有な存在でした。それが、布施明が歌った「シクラメンのかほり」が日本レコード大賞を受賞し、一躍時の人となった次の年、1976年10月NHKホールで初のリサイタルコンサートが行われました。リサイタルのしばらくあとで、NHK特集で「小椋佳の世界」が放映され、その前にNHK FMでリサイタルの様子が放送されていました。

私は、兄がエアチェックしていたFM放送のテープを何度も繰り返し聴き、歌詞を紙に書き留め、私はそこにある言葉の数々に強く心動かされました。そして、その時のリサイタルの模様を収めたライブ盤がこの「遠ざかる風景」なのです。
レコードではほとんど割愛されてしまったMCもFMで放送されていて、その話しぶりにも心惹かれたのを覚えています。

今回の武田鉄矢の番組でも小椋佳の語りの面白さに心惹かれました。
小椋佳誕生秘話なんていうのも、プロデューサー多賀英典さんが登場して語られていて、容姿を隠してデビューさせたという逸話には思わず笑みを浮かべてしまいました。
それにしても、アイドル全盛時代に売れる売れないを一旦棚上げして、シングルではなくアルバムで売ってゆこうという判断は、今聞くと、すごいことだったんだなあと思います。もちろん、その判断がなければ今の小椋佳は存在していなかったわけです。でも、良いと思ってデビューしてそのまま消えていった人のほうが多いのも事実。小椋佳が多くの人の心を掴むだけの魅力を持っていたということを忘れてはいけません。

その小椋佳の魅力の秘密を解き明かすようなエピソードが番組のなかで紹介されました。それは、「シクラメンのかほり」の歌詞が北原白秋の詩の引用で構成されていて、言い回しはエルビス・プレスリーの歌詞を参考にしたということです。
このエピソードについては既に文化放送の番組で紹介されているものだったようでしたが、初めて聞く私はびっくり。そして、文学的な香を北原白秋の言葉からチョイスして再構成した小椋佳の方法に、構造主義的と言ってもいいような、今までの作詞作曲の方法論にはないものがあったということに、目からうろこ・ダンボの耳で番組に見入ってしまっていたのでした。面白いですね。

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2012年06月20日

イムジン河

若き日の、加藤和彦、はしだのりひこ、北山修。

2012年06月22日

good vibrations

むしむしする梅雨時にビーチ・ボーイズ!

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2012年06月25日

「週末、森で」---益田ミリ

「週末、森で」
著者:益田ミリ 幻冬舎文庫

家内が好きな作家に私自身もはまってしまうことが時々あります。
宮部みゆき、斎藤隆介、町田康、ジョン・アービングもそうです。
そして、つい最近、家内がはまって、私も一気に読んでしまった作家が益田ミリさんです。
代表作の「すーちゃん」も良かったですが、なかでも、この「週末、森で」という本がよかったです。

主人公の早川さんは懸賞で自動車が当たったことがきっかけで、都会を離れ田舎に引越します。
田舎とは言っても駅の前ですし、畑を耕したりと自給自足のエコライフ、ナチュラルライフを実践するわけではありません。
田舎暮らし、というと、どうしてもそうしたエコライフやナチュラルライフの実践のために、というイメージがついてきてしまいますが、早川さんはそういうこととはまったく縁がありません。
自然のなかで、自然体で暮らす一人の女性として描かれています。

早川さんには仲の良い友人が二人います。マユミちゃんと、せっちゃん。どちらも都心でOLをやっていて、その二人が週末になると早川さんの家に遊びに来るようになります。手土産は都会のお店でしか手に入らない限定スウィーツだったりします。その二人は早川さんと森を歩きいろいろな気づきをします。その気づきが彼女たちを森へと誘うのです。

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