残暑 お見舞い申し上げます
残暑 お見舞い申し上げます。
ほんとうに、残暑、という言葉がぴったりな毎日が続いていますが
みなさまがたにおかれましてもご自愛のほどお過ごしくださいませ。
オリンピックを応援して、この暑さを吹き飛ばしましょう。
« 2012年07月 | メイン | 2012年09月 »
残暑 お見舞い申し上げます。
ほんとうに、残暑、という言葉がぴったりな毎日が続いていますが
みなさまがたにおかれましてもご自愛のほどお過ごしくださいませ。
オリンピックを応援して、この暑さを吹き飛ばしましょう。
長岡に帰省した帰りに「大地の芸術祭」を見てきたのですが
「脱皮する家」からちょっと登ったところにある星峠からの棚田の風景です。
なんとものどかな風景が広がっていました。
「あの川のほとりで」
著:ジョン・アーヴィング 訳:小竹由美子 新潮社
長い長い、ジョン・アーヴィングの新作を、随分と長い時間をかけて読み終えました。
読み終えてわかることではありますが、主要な登場人物はさほど多くありません。しかし、場所を移動するたびに名前を変える主人公たちや、チョイ役で出てくる人物が大変多くて、読んでいるうちに頭の中が混沌としてきます。それが作者の狙いのひとつだろう、だから、頭を混沌とさせながら読むのがいいはず。それは間違いなく確かなことだと思いますが、大した役ではないと思っていた人物が、物語の実は重要な役回りとして後から出てくるなど、何人かの登場人物が物語のプロットとしても重要なので、ますます頭の中を混沌とさせて読まないといけないことになります。
こんな紹介をすると、なんだか難しそうな小説だなと嫌厭されてしまうかもしれませんが、でも、人生、そんなに簡単でシンプルなプロットと展開であるはずもなく、そうした人生の問題に身を寄せるように共感を呼ぶ物語に触れるには、そのような、極めて技巧的に構築された小説世界に触れる必要もあるのではないかと、思ったりします。そうした意味で、アーヴィングのテクニックは凄まじいものがありまして、その凄さを読むのもこの小説を読んでゆく楽しみかもしれません。
そして、最後の最後で、ほっと元気をもらえる、そんな本です。
こんな紹介文で興味を持たれた方には、超お勧めの一冊(実は上下巻あるので二冊)です。
長岡に帰省中に、山古志村の「アルパカ牧場」に行ったのですが
ちょうど隣町の小千谷で闘牛が行われていると聞き見てきました。
牛と牛の巨体がぶつかり合うさまは、まさに見事で
角と角の弾ける音が闘牛場にこだましていました。
後ろで見ていたおばあさんの話ですと
昔はもっともっと牛どうしをけしかけて激しく闘わせていたようで
その頃に比べると大人しすぎるということでしたが
充分な迫力のある闘いを見ることができたと思います。
家族で「おおかみこどもの雨と雪」を観てきました。
なんか、こう、じわじわじわ、っとくる映画です。
こんなにじわっとくる映画は初めてかもしれません。
映画というのはドラマです。そこには事件が起こります。
その事件の展開で見るものを惹きつけるわけです。
<以下、映画の内容にふれるので未見の方はご注意ください>