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2004年11月21日

柚子

[樹木・草--plants ]

すだち
「酸橘」「巣立」「酢立」「酢橘」「酢断」

「すだち」というのは酸っぱいミカンのことを総称して言うらしいので
柚子も「すだち」と言ってかまわないのでしょうが
「すだち」といえば徳島さんの特定種を指し示すようです。
この写真は「柚子」。柚子はミカン科ミカン属。中国原産。

さんまの季節はもうすぐ終わりそうですが
焼き魚などに、ぎゅっと絞って食べると格別。
山口県に行った時に、白身魚のお刺し身を食べる醤油に「すだち」を搾っていました。

すだちワールド

<追記>
投稿時に「すだち」という植物名はないと記述していましたが
別の植物図鑑を探してきてよく調べたらありましたので、間違いを訂正させていただきました。
大変失礼いたしました。
ただし、「すだち」がそもそも「酢ミカン」の総称だったことは確かなようです。
このエントリーに付けていただいたコメントは、そうしたことをめぐって交わされています。
(2004.11.23)

投稿者 yasushi_furukawa : 2004年11月21日 21:00

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コメント

そうなんだ。
じゃぁ〜「柚子より酢橘」と云う駄洒落は、おかしいのだ。

投稿者 iGa : 2004年11月21日 21:24

うーん、どうなんでしょう。
ちょっと調べてみましょう。

投稿者 fuRu : 2004年11月21日 21:40

すだちワールドのなかの基礎知識に:


シトラス・スダチ・ホォート(Citrus sudachi Hort)と呼ばれ、
大正年間に東京帝国大学農科大学の白井博士が命名しました。
●名称=スダチ ●英名=Sudachi 
●学名=Citrus sudachi Hort,ex Shirai ●科名=ミカン科

とあるのでスダチという植物名はあるのでは。 <香酸かんきつ=酢みかん>と言うグループの中にスダチ、ゆず、ゆこう、ダイダイ など、日本に40種類あまりがあるというふうに理解しましたが。

投稿者 いのうえ : 2004年11月21日 22:42

す-だち【酸橘】
ミカン科ユズ類の常緑低木。果実はユズより小形、緑色のうちに独特の香気と酸味を賞味する。香味料として賞用。主に徳島県で栽培。(広辞苑第五版)
す-だち [0][3] 【酢橘】
ミカン科の常緑小高木。徳島県の特産。ユズの近縁で,果実は小さく平球形,多汁で酸味が強く,独特の芳香があり,料理に用いる。[季]秋。(大辞林)

とすると徳島県農協が他県産と差別化する目的で意図的に「すだち」の名称を使い始めたのかしら、「柚子より酢橘」と云う駄洒落は徳島県農協のコピーだったりして。
大分の人は何にでも「かぼす」ですね。

投稿者 iGa : 2004年11月22日 09:01

いのうえさん、iGaさん
さっそくありがとうございます。
リンクさせていただいている「すだちワールド」を読み返してみると
iGaさんのいっている通りかなと思います。
「すだち」というブランド名ですね。
「すだち」とよばれるものは、特に酸味が強いから
「柚子」って指名しないでちゃんと「すだち」と言ってね、というところでしょうか。

いのうえさんへ
手持ちの詳しい植物図鑑に「すだち」は載っていませんでした。
もう少し調べてみますね。

ところで、建築用の木材で「ヒバ」というのがありますが
実は「ヒバ」という樹種名はありません。
樹種名でいうと「桧アスナロ」ということらしいのですが
「桧」のあるものも「ヒバ」と呼ばれています。
こちらは「青森ヒバ」というブランド名と関係しているというような
記述を読んだことがあります。

投稿者 fuRu : 2004年11月22日 09:17