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Mac miniである。

自宅で使っていた　PowerMac G3/MT266改500は
ヴィデオカードもProFormanceなんていうのをつけたり
ハードディスクはATA133で7200回転のものだったり
USBもFireWireもつなげるコンボカードも積んでいたり
それはそれで、インターネットやメールを使う分には、それほど不自由はしなかった。
とくにOS9さえ使っていれば、機敏な動きをしてくれていたし、まだまだちゃんと動きます。
思えば、これを買ったのは事務所を開設しようかというとき。
7年以上前のことだ。
当時は30万円クラスのAppleのフラッグシップだったんだな。僕も思い切ったものだ。
しかし、7年間も使い続けるなんてWindowsの世界では考えられないことではないですか、ねえ。
そこがMacのすごいところだし、いいところ、可愛いところでもある。
蛇足ながら7年前の機種でも中古市場は健在。買いたいという人がいるのだよね。
＜ただし、買い取り価格は千円とか二千円です。（汗）＞

さて、とはいっても時代はすでにOS X。
いろいろ周辺機器などについても不具合がある。

家人が使っているiBookはG3の700Mhzで
こちらはOS X(10.3)で動いている。
しかし、OS 9で動いている　我がベージュのG3につながっている
プリンターであるとか、スキャナーであるとか、そういうものがうまく共有できない。
何かやり方があるのだろうけれども、何度やってもうまくゆかない。

そんなことやていたら、こんどはヴィデオカードが調子を崩して
ドット欠けなど生じる始末。
それに加えて、職場ではOS Xで家人のiBookもOS Xで
OS Xの安定感が身に付いてくると、OS 9の不安定さに落ち込みまくる。
あれええ、OS 9は、あれだけ安定していたと思っていたのに・・・・。
あれは夢、まぼろし、うつつ、だったのか。

というわけで、買い替え時、とうことになった。
いやいや、ずいぶん前から買い替え時だったのだ。
それをだましだまし、今日まで、ということである。

思い悩んでいた点がいくつかある。
どうせ買うのなら長く使えるG5にするべきではないか、という思い。
7年前もそう思ってフラッグシップを手に入れた。
しかし、あのG5。大きいんだよね。あの大きさがどうもなじめなかったりする。
それと、自宅で使うんだから、そんな高性能のものは、い・ら・な・い、でしょう。
3Dとかぐりぐりやるわけではないんだから。
ましてや、値段が、やはり、高い。

で、iMac G5は？ということも考えたが
自宅にはSonyトリニトロンディスプレイ21インチ、なる巨大なるものが鎮座していて
これはまだまだ現役。もっともとっと存分に使ってあげないといかんわけで
モニター付きは、ちょっと、ということ。

そんなときに登場したのが初代Mac mini。
しかーし。スペックがちょっと情けなさすぎる。
メモリー取り付けやハードディスクの換装が面倒すぎる、
というか、そういうエクステンションを考えたモデルではないのだからして、ふにゃふにゃふにゃ。

で、もんもんとしていたら、メモリーが増えて、いろいろおまけがついた
新しいラインナップが登場。
やったー、である。

蛇足ながら、aki's STOCKTAKINGのAKiさんも事務所用に一台買われたようだ。
そんな記事も追い風になっているのである。

さて、このMac mini。CPUがG4の1.42Ｇｈｚ。
ちょっと、目からうろこ、というまではいかないが
事務所でメインに使っている、Power Book G4が867Mhzで、少々ストレスを感じていることに比べれば
天国である。（だったら事務所の方を先に買い替えるべきだろう、うんぬん）

それにしても、Tigerでないといかんの？Pantherでいいんだけど、Pantherで。
たぶん、というか、きっとPantherだったら、もっときびきび動いてくれるんではないだろうか。

でも、まあ、十分に満足な買い物ではありました。

＜2005.09.25.追記＞
shachiさんからのご指摘（下欄コメント参照Ｐ）で
Tigerの方が処理スピードが上がっているそうです。
上記記事中の私の意見を訂正させていただきます。