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2006年01月18日

カース・オリベルテ

[食--foods ]

カースとはオランダ語でチーズ。
オリベルテはオランダ北東部の小さな村の名前です。
農家で生まれ、農家で育まれた生粋のオーガニック。
伝統を守り、あらゆる厳しい基準をクリアした
“究極の無添加チーズが本邦初上陸。

おいしそうなチーズですね。
日本橋タカシマヤ(8階)で本日(18日)より開催の
『第4回雑誌「ミセス」が選ぶ かくれた味・うまい味』
で販売されるそうです。

チーズ好きのかたにはたまらないでしょう。
かくいう僕もチーズは大好きです。

日時:1月18日(水曜日)〜23日(月曜日)
   午前10時から午後8時まで---最終日は6時までだそうです。
日本橋タカシマヤ8階催事場にて。
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※販売会は不定期に行われているようです。
詳しい情報は
カースとクーのチーズ屋日記」をご覧ください。
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以下、いただいたご案内です。

<価格>
タイプ:ナチュラルチーズ・ゴーダタイプ(セミハード)
・ヤング(1〜2ヶ月熟成)     100gあたり450円(473円税込み)
・オールド(10ヶ月〜12ヶ月熟成) 100gあたり650円(683円税込み)

タイプ: ハーブミックスタイプ(2ヶ月熟成)(セミハード)
・ フェヌグリークミックス    100gあたり550円(578円税込み)
・ ブランネッテルハーブミックス 100gあたり530円(557円税込み)

<原材料(すべてオーガニック)>
・ナチュラルチーズ
-----生乳、塩
・フェヌグリークハーブチーズ
-----生乳、塩、フェヌグリーク
(カレー粉の原料の一つにもなっているマメ科のスパイス。最も古くから栽培されていた植物の一つでピラミッドからも見つかっている。たんぱく質やビタミン、ミネラルを多く含む)

・ブランネッテルハーブミックス
-----生乳、塩、ブランネッテルハーブ(イラクサ種の芽、セロリ、パセリ、たまねぎ、にんにくのミックス。イラクサはオランダでは一般的によく食される野菜の一つで、ビタミン、ミネラル、鉄分をたっぷり含んでおり、最近ではレクチンやフラボノイドなどの成分も注目されている。)

<賞味期限:12週間(開封前)>

<Characteristics of Cheese チーズの特徴>
自分の牧場で手塩にかけて育てた牛の生乳のみを使用し、家族が作る手作りチーズ。こうして作られるチーズのことをオランダでは「農家のチーズ」と呼び、一般的に多く流通している工場生産のチーズとは別格扱いされているのです。
完全に有機管理された牛から摂れた真のオーガニック牛乳のみを使用。
室温13℃、湿度70%というチーズにとってベストの状態で管理され、じっくり熟成されます。
乳化剤、保存料や酸化防止剤は一切無添加で、チーズを作るための酵素は、オーガニックの植物性培養物を使用。
すべての成分、製造工程からコーティングにいたるまでが、有機であると認定されています。
遺伝子組み換え成分は一切入っていません。
オランダ王室推奨品として販売されています。

<牛の特徴 Characteristics of Cow>
現在牧場にいる70頭の牛はすべてホルスタイン−フリーシアン種。オランダ、ウェズアップにある自家の牧場で、有機肥料を使い、無農薬の牧草と添加物や遺伝子組み換え作物を含まない自家配合飼料で大切に育てられています。

自然放牧で、抗生物質やホルモン剤は一切投与していません。
また現在の日本の酪農の基準として、乳牛から一日に46〜70リットルを搾乳します。そのため乳量がおちるのが早く、4,5年で廃用されますが、ここでは牛の健康状態を考え、朝夕それぞれ12リットルづつ、一日に24リットルしか搾乳しません。それゆえ乳牛にはめずらしく平均寿命が11年と長めなのです。オランダ農務省が主催する健康認定プログラムでは、ここの牛たちには国が目標として掲げている10種類すべての病気をもっていないことも確認されました。これはオランダ国内においてもきわめて稀なことだといいます。 

<健康と衛生管理 Health and Hygiene Control>
オランダでは、バイオや無添加、有機食品の生産企業に国が50%の助成金を支援しています。それゆえに、オーガニックと認められるハードルが非常に高く、オランダオーガニックの品質を向上させているのです。
そんな土壌ではぐくまれたチーズはオーガニックというだけでなく、伝統の芳醇な味を守り続ける正に究極のチーズです。

<チーズ工房についてAbout KAAS KOE BOEH-TIEK>
このチーズを作っている農家はKaas Koe Boeh-Tiek(カース・クー・ブティック)と言います。カースはチーズ、クーは牛、ブーは牛の鳴き声で、ブティックはオランダ語でお店を意味しています。この農家のあるオリベルテは、オランダ北東部に位置するとても小さな村。日本人がやってくれば、村のニュースで流れるほどです。そんな静かな村で、ヒルブランズさん一家が家族4人でチーズ工房と農場を切り盛りしています。しかしのんびりとした環境の中でも彼らのチーズ作りに対する気概は人一倍。主のアルバートさん曰く、


“チーズ作りは私たちの勲章(クラウン)なのです。
これ以上の喜びはありません。”

投稿者 yasushi_furukawa : 2006年01月18日 10:52

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