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2006年07月27日

こどもたちの夏休みはもうはじまっているのです

[家族--my_family ,映画・ドラマ・舞台--movie/play ]

子供達をつれて映画に行ってきました。
大泉学園にある映画館は駐車場も広くて
座席もゆったりとしていて良い感じです。

平日の昼間にゆくにはうってつけですね。

って、平日の昼間に映画を見に行くなんてどういうこと?
というのが世間一般の感覚でしょう。
自営業の強みとは言いますが、
それだけではなく、
家人が介護関係の資格を取るために学校に通っているのですが
その最後のカリキュラムで現場実習というのがあり
それが、三日間、昨日から始まったというわけです。
夏休みも始まっているから子供達も放っておけないし
ここは、お父さんの株を上げようというわけでもないのですが
三日間自宅にて子供達を過ごすことにしました。
でも、便利なもので、連絡手段も
緊急ならば携帯電話があるし、
そうでなければ、たいていはメールのやりとりで済んでしまいますので
基本的には業務は休まずにすんでいます。

さて、ポケモンの映画なんですが
3D-CGの使用頻度が上がっているのが気になりました。
日本のアニメというのは、セル画にべたぬりが基本で
その限定された条件で、空間の奥行きとか、動きの描写などの豊かな表現を築いてきたわけです。
それは、やはり、浮世絵の文化的蓄積があってこそ可能になったのではないかと僕なんかは思っているのですが
コンピューターによる3D-CGというのは、それとまったく相対する表現手段なわけですよね。
そういう根本的に異なった、世界観が違うと言っても良いくらいの表現方法が
一つの作品で、渾然といっしょくたくに使われているのは、いったいどうなんだろうかと思ったわけです。

ジブリなんかは、その辺実に慎重だと思うんですよね。
ディズニーだって、3D-CGを活用してはいますが
そのデータをレンダリングしたものをそのまま使う場合には
セル画を混在させるなんてことはしていないと思うのですが、どうなんでしょう?

ちなみに、実写映画にも3D-CGが混在してきていますが
こちらも僕にとっては違和感があります。
画面の質感が根本的に違うからなんですが、どうなんでしょう。

逆に、ピクサーなどのフル3D-CGというのは、違和感ないのですけれどもね。

ともかく、そんなことは、子供達にとってはどうでも良いことですから
ふたりとも実に満足して帰ってきたというわけです。

投稿者 yasushi_furukawa : 2006年07月27日 11:20

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コメント

私は息子をつれてカーズ見て来ましたが、はっきりいって頭がおかしくなりそうでした。
見ているうちに、口の動きやら車の動きやらが現実のものであるかのように錯角してしまうんですよ・・・リアルすぎて、私には刺激が強すぎたみたい。おもしろかったですけどね。

やっぱり、私は、アニメはアニメらしく、縁取りべた塗が動けばいいだろ、と思ってしまいます!ハイジとか、トムとジェリーとか。たまにぎこちないくらいが、好きなんです〜。

投稿者 コメイノチ : 2006年08月08日 02:16

コメイノチさんとこは
男の子ふたりだから、乗り物系にゆきますね。
うちは、お姉ちゃんの影響で息子もポケモンだったりします。

>アニメはアニメらしく

そうですね。そうなんだと思います。
でも、今の子供達は、生まれたときからCGがあって
ゲームなんかもすでにバーチャルな3D-CG空間のなかです。
そうすると、今の子供達というのは
ひょっとすると、空間の認識の仕方が、僕らの時と違っているのかもしれない、
なんてことも考えます。
ただ、そういう技術的な変化は、
写真や映画の誕生のことをいうまでもなく、いつの時代にもあったわけで
それで、人間という存在自体は基本的なところで
変わってしまったわけではないとも思っていますから
ようは、それをどう受け止めるかという、受け止め側の問題なんでしょう。

実は、ピクサーの映画は、結構好きだったりします。

投稿者 fuRu : 2006年08月08日 08:03

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