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2006年09月16日

SIGMA 18-200mm

[K100D ,道具--tools ]

つい先ほど、PENTAXからK10Dという上位機が発表されましたね。
これで、僕の愛機K100Dは、最強の入門機として不動の地位を獲得したと思います(?)。
まあ、世の中は、画素数競争に突入していて、今どき600万画素というと鼻で笑われる方がおられるかもしれませんが、僕のような素人ユーザーが使っている限りでは、600万画素というのは、まったくもって十分な解像度だと思います。

というわけで、ここで、レンズを買ったという話になるのですが
その前に、2ヶ月間使ってみての、K100Dの個人的インプレッションです。

<良い点>
1、手ぶれ補正機能は期待以上だ。
2、大きさが手頃で、手にフィットする。(これは個人差があるでしょう)
3、電源が単三電池で、サンヨーの充電池「エネループ」との相性がものすごく良くて使い勝手がよい。
(コンデジで専用バッテリーは、高価であったりとか、いざという時に交換バッテリーが手元になかったり、いささかウンザリさせられている)
4、高感度でのノイズの発生が少ない。(厳密に他社機種と比べたわけではないがいろいろな人がHPでアップしているサンプル画像などを見て。とくにSonyのα100などの高解像度機種と比べて。)
5、2に関連していますが、思ったよりも軽いので、いつでも持ち歩ける。
6、AFの速度と精度ともにすばらしいと思う。

<気になった点>
1、ホワイトバランスの設定が、ちょっとデフォルメされすぎているような気がする。(特に白熱電灯下での撮影時にオレンジ色が強調される)
2、モニターでの再生のレスポンスが遅い。(撮った画像を確認したいときに、少々いらいら)
3、JPGで撮影した時で、紫外線が強い場合など青飛びが起こることがある。
4、本体の話ではないが、キットレンズのワイド端で四隅に影が生じる。
5、あまり考えずに値段だけ見て、18mm-55mmのキットレンズ付きを買ったのだが、
35mm換算で27mmのワイド端は、室内撮影には力不足であり、テレ端の35mm換算で82mmも望遠としては力不足であることが痛いほどわかった。

気になった点というのは、良くも悪くも、どのカメラでも多少はあること、つまりはカメラの癖の一部と理解できます。5番は、良い勉強だった、と言うところでしょうか、しかし、4番のキットレンズの件はちょと違いますね。

サンプルとしては、先日の「aiko_House 夏 その他いろいろ」の写真を見ていただけるとわかるかと思います。四隅に影がありますよね
価格.comの掲示板でも何回か取り上げられているから、僕のレンズだけの問題ではないようです。
原因は光量の不足らしいのですが、それにしても、広角側一杯に使った写真を撮ることが多いだけに、気になってしまいますね。

そんな時、家内から「9月30日は はすの運動会で、10月8日は空の運動会だよ」と言われて、はたと気がついたのです。
何でデジイチを買おうと思ったのか。おお、そうだそうだ、昨年、GX8では遠くの子供たちが小さくしか写らなかったことに地団駄踏んだんだ。それで、一眼を買ったのだ。
というわけで、建物の室内を撮影するために必要な超広角側のズームレンズについては、近い将来に購入と心に決めていたのですが、広角レンズを買う前に望遠を買わねば、とあわててしまいました。ははは、時間はもうない。即断即決。

こういうときには、「価格.com」ですね。
レンズのラインナップを調べ、超広角ズームとして狙っていた「SIGMA 10mm-20mm」を将来買うとして、どのレンズを選ぶのが良いのか・・・。

一般的に、ズーム域の広いレンズは描画性能を犠牲にしていると言われます。
ですから、レンズ交換が出来るという一眼の良さを考えると、
広角側は、10-20mm、
そして、中域をキットレンズの18-55mm、
さらには望遠側を、50-200mm、あるいは50-300mmと
三本の矢、ならず三本の玉とするのが最善であるということは
先人たちの教えにより明かであります。

でも、しかーし。
運動会の最中に、レンズ交換をしたくないのが人情であります。
ホコリも入るし、レンズ交換しているうちにシャッターチャンスを逃してしまうことだって十分考えられますよね。
さらには常用レンズとして、やはり広角側は18mmは欲しい。
先ほどもふれましたが、キットレンズの18mm側は使えない。

もう、そうしたら、18-200mmというのを買うしかないでしょう。
ちなみに、運動会ですと、望遠側で200mmでは足りない、300mm(35mm換算で450mm)が必要、という意見も多いですね。
でも、いくらK100Dの手ぶれ補正が優秀とはいえ、手持ちで300mmの超望遠は僕には無理です。そのために三脚を用意するというのもどんなものかと思っちゃいます。なるべく手軽にが良いですよね。

というわけで、このSIGMAの18-200mmというのを購入したというわけです。
ファミリーキャンプ 2006」から、このレンズで撮っています。

もちろん、ワイド端での影もでませんし
キットレンズよりも描画力が格段キレイなんではないかと思っています。

さて、来月は、竣工写真を撮るので超広角ズームを手に入れないといけませんね。

投稿者 yasushi_furukawa : 2006年09月16日 13:40

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コメント

K100D+18-200mmなら最強の取り合わせですね。撮影の幅が広がると思います!でもそのうちに300mm
も欲しくなると思います。レンズ沼にはまらないように!

投稿者 デジタル一眼レフペンタックスフォーラム : 2006年09月16日 22:46

略して「ペンタックスフォーラム」さん こんにちは
失礼ながら、勝手にハンドルネームを略させていただきました。

>最強の取り合わせ
うーん、最強かどうかはよくわかりませんが
ボディの軽さ、小ささ、手ぶれ補正、そうしたことを考え合わせて
この組み合わせでしかなしえないような機動性と
被写体や状況を選ばない機能性を手にすることが出来たと思っています。
そういう意味では、最強の組み合わせと言っても良いかもしれませんね。

このレンジのズームは、SIGMAとTAMRONとにありますが
いろいろな方の意見を読ませていただいて、僕にはSIGMAかなと思って選びました。
この選択は、K100Dが、どちらかというとシャープな絵づくりであることを
うまくマッチしている感じで、間違っていなかったようだと思っています。
まあ、これも個人差ですね。

投稿者 fuRu : 2006年09月17日 00:06

さすが深い洞察!
先輩のist Dsユーザーですが、感覚的に気に入ってます。手ぶれ機能前なので、1/15まではなんとか三脚なしでがんばれるように、脇を鍛えました(笑)。レンズはもう広角を一ツ買おうかな、というところです。

投稿者 ike : 2006年09月19日 14:46

ikenouchiさん
どーも
なんと言っても、ペンタユーザーとして、先輩ですからね。
そうそう、何度かikeさんが持っていたDsを触らせていただいたのも参考にさせていただいております。
でも、Dsは良いですよね。
プリズム使っていますからね。
ものとしての魅力にあふれていますよね。

投稿者 fuRu : 2006年09月19日 15:10

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