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2005年07月16日

at Basin Street----Clifford Brown& Max Roach

[ジャズ--jazz ]

at Basin Street----Clifford Brown& Max Roach
1956年1月4日、2月16,17日 録音
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Jazzのトランペットで誰が好きかと聴かれれば
クリフォード・ブラウンと答えるに違いない。

このブログで、マイルスの事をこれほど書いておきながら、それはないだろうという方もおられるだろうが、マイルスは、あれは「マイルス」というジャンルであって「ジャズ」ではないということでご容赦願いたい。
実際に、ジャズのトランペットを聴くんだったらブラウンだろう。マイルスではない。これは本心。
というわけで、高校生の僕を熱狂させたこの一枚のレコード。
一曲目「恋とはなんでしょう?」。開始1分50秒過ぎからのブラウンのソロのあまりの心地よい切れ味にまず唖然、そして5分55秒。ローチのドラムソロに続く、ロリンズとの掛け合い。
ここには、まぎれもない「熱いジャズ」がある。

この録音の4ヶ月後の1956年6月26日。
交通事故でクリフォード・ブラウン死去。享年25歳の若さであった。

盟友を失ったマックス・ローチはその後ブッカーリトルを招き、自らのグループ活動を再開するが、そのリトルも 1961年10月5日に、尿癖症のため急逝。23歳の若さだった。


※新しいホームページで情報更新中!!

投稿者 furukawa_yasushi : 2005年07月16日 23:20

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» Crifford Brown and Max Roach『Study in Brown』 from kumac's Jazz
 気のせいか、最近、クリフォード・ブラウンの名前を聞かない。マイルスでもなく、ディジー・ガレスピーでもなく、リー・モーガンでもなく、つまり誰でもないまさに彼にし... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年11月03日 06:33

コメント

僕も、CliffordのJoy Springを聴いたときに「ジャズトランペットもいいな!」と。
それまでは、マイルスを聴いて「この人かっこいいなー」としか思えませんでした。
クリフォードって若くして死んだから天才として名前が残ったのかなあ。いや、
そのまま40歳ぐらいまでトランペット吹き続けてたら天才→神 になっていたかも知れませんね。

投稿者 ジョージ : 2005年07月18日 03:27

ジョージさんのピアノを聴きに出かけたいところですが
予定は未定というのが、ちょっと悲しい。でも、いつかは聴きに行きますね。
さて、クリフォード・ブラウンということであれば、もっと違う名盤は数々あります。
なんで、このレコードなの、という方も多いでしょう。
そこは、ロリンズが参加した最晩年の傑作だからなんです。
もうちょっと、若い頃のブラウンは(このレコードでも十分若いですが)
素晴らしいんだけれども、もうひとつ何かがたりない感じがしてしまいます。
だから、僕のばあいには、このレコードのブラウンが特に好きということなんでしょうね。
>そのまま40歳ぐらいまでトランペット吹き続けてたら
あまたの、年老いたジャズメンたちの姿を見ると、
うーん、それはどうかな、と・・・・。
知りませんでしたが、ロリンズもこの秋に引退試合なんだそうですね。

投稿者 fuRu : 2005年07月19日 10:04