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2007年01月02日

ぜんまい

[食--foods ]

昨日のお雑煮の続き、といいますか
補足的ではありますが
私が生まれた新潟県の上越地方では
お雑煮に春にとって乾燥させていおいた「ぜんまい」が必ず入ります。
というわけで、持つべきものは親。
田舎から乾燥させた「ぜんまい」が去年の暮れに届いておりました。
「ぜんまい」はお雑煮だけでなくて、煮物にも使われます。
今日は、それが食卓に並びました。
家内がうちの母から、ずいぶん前に調理法を伝授してもらっていたようです。
実に地味な料理ですが、この味はお正月には欠かせませんね。


※新しいホームページで情報更新中!!

投稿者 furukawa_yasushi : 2007年01月02日 20:52

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コメント

fuRuさん、こんばんは。
これが、噂の春採り乾燥ぜんまいですか。
僕は岩手にいましたが、山菜の塩漬けというのは、
よくおこなわれていました。春になると、ホームセン
ターでは、保存用の瓶を販売しはじめるのです。
蔵のなかから、大昔の記事をひっぱりだします。
http://www.soc.ryukoku.ac.jp/~wakita/kansai-sansai20030509.htm
fuRuさんのところでも、山菜採りはさかんなんでしょうね。
写真のお料理ですが、ぜんまいと大根?ジャガイモ?
我が家では、ぜんまいとジャガイモの煮物を家内が時々つくりますね。

投稿者 わきた・けんいち : 2007年01月03日 00:05

わきたさま
山菜の保存用の瓶はわが実家でも春と秋の必需品でした。
(長岡に移っても必需品のようです。)
春には「ねまがりだけ」、秋には「きのこ」がわが家の場合の保存食ナンバーワンです。
ちなみに、ゼンマイは乾燥させておけば一年くらいは持ちますので冬に食べるのにも困りません。
保存瓶は中に山菜を詰めて水煮にして、熱いうちに蓋をすると瓶の中が滅菌された真空(に近い)状態になり、保存がききます。
この写真は、ゼンマイとこんにゃくです。家内に聞けばそれしか家になかったということ。実家バージョンでは、鶏肉とちくわが入ります。

投稿者 fuRu : 2007年01月03日 16:23

fuRuさん、こんにちは。
そうですか、ぜんまいとコンニャクですか。
おいしそうですね。最近は、こういう郷土食に胃袋がホッとす
るようになってきました。
ところで、「春には『ねまがりだけ』」、秋には『きのこ』」という
のは、いいですね~。「ねまがりだけ」美味しいですよね~。
皮がついたまま、火で炙って蒸し焼きっぽくするのが好きです。
トウモロコシにも似た、少し香ばしい甘い香りがして、とても美
味しいですよね。秋の「きのこ」も、美味しい出汁がでます。
きのこ汁も美味しいですね~。いや~、fuRuさんは良い環境
でお育ちになっていますね。
うらやましい~(^0^)。

投稿者 わきた・けんいち : 2007年01月03日 16:29

わきたさま
岩手でも「ねまがりだけ」食べるんですね。
わが家では豚汁風のみそ汁にして、溶き卵に鮭缶やウドをいれます。
あー、そんなこと書いていたら食べたくなってきましたよ。

中学生くらいまでは、春になれば「ねまがりだけ」
秋になれば「キノコ」
毎週毎週、山を駆けめぐる両親に連れられていました。
その頃は、せっかくの日曜日に何でこんなところに連れてこられるのだ、と怒っていましたが
今考えると最高に贅沢な時間だったわけです。
そういう体験は身体に染みついているんでしょうね。
学生時代に夢中になって山登りしていたのも、森林インストラクターの資格を取ったのも
木の家にこころ惹かれているのも、そういうところに原点があると思います。

投稿者 fuRu : 2007年01月04日 10:54

fuRuさん、こんにちは。
「ねまがりだけ」は、鳥取以北の日本海側、東北地方
に分布するようですね。ですから、西日本育ちの僕は、
「ねまがりだけ」を岩手で初めていただくことになりまし
た。関西だと、筍というと、孟宗竹とか真竹ですからね。
ところで、fuRuさんの「原点」のお話し、おおいに納得
です!!そうか、そうなんだ~(ちょっと感動しています)。

投稿者 わきた・けんいち : 2007年01月04日 16:41