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2007年06月13日

わがやにも・・・

[家族--my_family ,道具--tools ]

最も普及している携帯端末は
ひょっとしたらこの任天堂DSではないでしょうか?
そのDS、わが家にもやってきました。
すでに、並ばなくても、首を長くして入荷を待たなくとも普通に購入出来るようです。

うちの娘も息子も、遠視がきつくて眼鏡で矯正していますが
先日、眼科の先生から、子供たちにTVを見せたりTVゲームをさせたりしてください(?)と
よその家庭では考えられないようなアドバイスをいただいてきました。
TVやゲームが目に程よい刺激になって視力の回復に役立つのだそうです。

買いやすくなったこともあり、この私もやってみたいということもあり
これはお父さんのDSだからね、ということで購入したというわけです。

最初に買ったゲームは「200万人の漢検 とことん漢字脳 」。
娘が最近、漢字に興味を持っていることもあり、好きなものなら良いかなと。
それに、やはり、このところ漢字が書けない自分に困ったものだと思っていたこともあったわけで、迷わず買ってきました。

しかし、やってみてわかったのは、これでは漢字の勉強にならないなあ、ということ。
書き取りの練習とは言っても、ゲーム機が手書き文字を認識して正誤を判定するというのが、まずは気になります。正誤が判定されると書いた文字が消えてしまうのもいただけません。
確かにゲーム機の認識はすごいものがあります。パソコンでの手書き認識よりも良いのではないでしょうか。でもですね、手書き文字を認識するのはゲーム機ではなくて我々人間であるということが、そっくりそのまま抜け落ちてしまうわけです。紙に書いてほかの人に見てもらって、あっているか間違っているかという、そういうやり取りの中で、漢字を覚えてゆく、そのプロセスが消えてしまっている。これでは、本当の意味での漢字が、つまり、ひととコミュニケーションするための「言葉」は身に付かないのではと思いました。
漢字の勉強は、まずは白い紙に書く、何度も書く。やはり、それしかないでしょう。身体でも覚えますしね。
逆に、そうして漢字が身に付いていて、そこから発展的に勉強をしてゆくのだとすれば、このDSでの学習というのもなかなか効果があるのではないかと思いました。

と、こんな否定的な気分になっていてもなんですので、次なるゲームを買ってきました。
これは、DSを世の大人たちに広めたマイルストーン的なゲームです。「脳を鍛える大人のDSトレーニング 」。

こっちは、なかなかおもしろい。
最初、脳年齢が「80才」とでた時には、ひっくり返ってしまいましたが、それはともかく、世間で夜な夜なゲーム機に向かって「あお」とか「あか」とか叫んでいる、世のお父さんお母さんの姿を想像してしまいますと、何だかそれだけでこのゲームが憎めない存在になりますね。

<蛇足>
「WiFi」なる言葉を初めて聞いたのは、実はこのDSについての記事でした。
この端末は、ワイヤレスで相互通信が出来るんですね。
手書き認識、音声認識、ワイヤレス通信。
WiFiだから、無線LAN環境でインターネットにもつながる。
DSで「safari」が動くというのもありですね。
DSでGoogleEarthもあり、GmailもGoogleカレンダーも、ありですね。


※新しいホームページで情報更新中!!

投稿者 furukawa_yasushi : 2007年06月13日 11:45

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コメント

DSトレーニング面白いですよね♪
自分は持っていないんですが
やるとハマります。笑

楽しいおもちゃ♪

そうそう、僕もおもちゃ買いました!
中古のオンボロギターです。
しかも\3200でした。笑
素人なのでこんなものでもすっごく嬉しいですね♪
これで事務所でも…♪(^-^)

投稿者 hinata : 2007年06月13日 15:43

hinata さま
どうもどうも
で、いったい誰のを使わせてもらっているんですか?
ふふふふふ。
この頃の小学生は、9割くらいがDSを持っているようですよ。
それも、なんだか気味が悪いですが。

さて、ギターの練習にお互い励みましょう。σ(^_^;)

投稿者 fuRu : 2007年06月13日 16:30

DS、今の子どもの「必需品」でしょうね。みんなで集まってもそれぞれ別々にDS…。ちょっとこの光景は我らの世代から見ると異様に映ります。次々と学習ソフトも出ていて、百ます計算などだと、親御さんも適当なものだということで買いやすく(ハードルが低く)なるわけです。学級で百人一首をやった時は、百人一首のソフトが大流行しました。
が、FURUさんのおっしゃる通り、所詮は擬似体験なのです。漢字の書き取りも、DSで漢検受験するためには役立ちます。しかし、実際に鉛筆を持つと、筆圧かかからない字、持ち方が不安定で字にならない字を書く子が多いです。百人一首だって、耳で聞いて手をすばやく出すという自分のカラダを使ったスポーツですから、いくらDSでできたって札を取れる肉体にはならないんですよ。
バーチャルよりも手間をかけた本物、だと思いますが…。本物に触れるにはやっぱり手間のかかる世の中になっていますね。

投稿者 H.Suzuki. : 2007年06月14日 09:20

H.Suzuki.さま
小学二年の娘の同級生の9割以上がDSを持っているというのには驚かされます。
子供たちの世界観がDSだけになってしまうのはやはり怖いですね。
DSなんて「One of Them」なのに「Only One」になっちゃうという本末転倒。
大切なものを描きなさいという図工の課題でDSを描いた子供が少なくなかったのにも驚いてしまいました。

昨日のHNKのニュースで図書館に本が不足している学校についてやっていました。
ものを調べる時も、いまではインターネット検索で調べさせる学校もあるようですが、ニュースで紹介されていた学校では、あくまでも本で調べさせていました。
図書室で本を探し、みつけた図鑑や辞書をひいて調べる、という一連の動作時に身体を動が脳の働きとつながっていると思います。そうして、知識も身体と一体になってゆく。そこから想像力も育つのだと思うのですね。
インターネット検索ですと、それがない。出てくる検索結果も視野の狭いもの。視野を広くするには、片端から本を手に取って探し出すという臭覚を鍛える必要があると思います。

漢字も白い紙に書いてみることが楽しかった記憶があります。書くという楽しみを子供たちから奪ってはいけないとDSの漢字検定をやりながら考えたのでした。

投稿者 fuRu : 2007年06月14日 09:43

今や子供たちの必需品のひとつなんだよね…と自分につぶやきつつ言い聞かせつつ、昨年のクリスマスに息子へのプレゼントとしてDSを買いました。でも当初好きなだけやらせていたら、目がらりってしまったようになり…。息子も強い遠視だったので、それが原因?とあわてて眼科に連れて行ったら、「DS1日20分まで」とお医者様に言われてしまいました。

…があれから半年。それもなし崩しにじゃんじゃんとまたやるようになり(でもなんだかやらせてても大丈夫そうでした)。だけどちょっぴり「いいのか?これで?」と思ったりもしていたところだったのですが、fuRuさんの記事を読んで「いいんだ、やって♪」と安心しました。

でも、ま、やり過ぎには気をつけさせます。(笑)

投稿者 ゆら : 2007年06月15日 22:01

ゆらさま
そうでしたか、同じ遠視でもやりすぎるといかんのですかね。
うちの娘は、すでに「DS きらい!」などと言い始めていまして
他所さまの家庭とはあべこべだなこれは、うむ。
息子のほうは、やりたいのだけれども出来ないというもどかしさ。
幼稚園児でも出来そうなゲームを買ってくれば良いんでしょうが、そこのところがゲーム音痴なお父さんにはよくわからない。
世の中、うまくゆきませんね。

投稿者 fuRu : 2007年06月16日 00:10