« ひさしぶりに | メイン | CD_House---1年点検 »

2007年06月16日

Tomy-rinmei_House---実施設計完了

[0701---Tomy-rinmei_House ]

070616-jissisekkei.jpg

設計を進めていたTomy-rinmei_Houseの実施設計が完了。
木造の二階建ての住宅ですと
A3サイズの図面が約50枚ほどになります。

今回は図面が53枚にA4サイズの器具リストが3枚になりました。
(追記:実は図面が43枚でした。枚数を数え間違えていました。(^_^;)
打ち合わせを重ねてでき上がったこれらの図面について
建て主さんに見積前の最終説明を行います。
これは、工事内容の最終確認でもあります。
修正点があれば直してから、問題なければそのまま工務店さんにお渡しして見積もりを依頼します。

この時点で検討事項がすべて解決していることが望ましいのですが
なかなか家づくりには悩みどころも多く
見積もりがでてから予算調整の中で検討してゆくこと、たとえばコンロの機種などを絞り込んでゆくことも少なくありません。

家づくりには予算があります。
予算というのは適正な価格で請け負ってくださる工務店さんがいてこそのもの。
その工務店さんとの関係が始まるターニングポイントが実施設計完了の時です。
ですから、悩み続けていたことも、この時点で一つの結論を出しておく必要があるのですね。

今回は、いろいろ検討した結果、3社による合見積もりを行うことになりました。
3社の方からは合見積もりに参加していただくことに同意していただきまして
まことにありがとうございます。

私も工務店にて見積を作った経験もありますので、見積を作るのがどれほど大変か身をもってわかっておりますから、感謝の念もひとしおです。

どの工務店さんも、信頼出来るところばかりですので、どちらに頼んでも問題ないと思っていますが
最終的には一社を選ばないといけませんね。
そこが、また心いたむところであります。

というわけで、週明けに図面をお渡しする予定ですので、よろしくお願いいたします。


※新しいホームページで情報更新中!!

投稿者 furukawa_yasushi : 2007年06月16日 10:50

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://af-site.sub.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/1261

コメント

図面が53枚って、改めて大変なお仕事、そして家を作るっていうことが
こういう細かい作業の上に成り立っているのだな~と思います。
この53枚を信頼できる工務店さんがまたその通りにしてくださるから
いい家になるんですよね。
見積もりも確かに大変な仕事ですね。

投稿者 reirei : 2007年06月17日 08:52

reirei さま
コメントありがとうございます。
たしかに、いきなり50枚の図面を描けと言われても困ってしまいますが
おおよそ半年近くの時間をかけて少しづつ決めてきたことの集大成がこの図面達です。
そういう意味では山登りに近い感じではないかなと思っています。
山登りが良いのは、競争もありませんし、どんな人でもその人のペースで歩けば、必ず山頂に到着するということですよね。

投稿者 fuRu : 2007年06月17日 23:19

内容が解っているとはいっても、53枚もあると読むだけですごい時間がかかりますね。
1時間くらいはあっという間です・・・

改めて感じることは、
設計にかかった半年で、
腑に落ちたというか、イメージが湧いてきたというか、時間が解決したというか、
違和感がないもの、とても満足できるものになったと思います。
きっと、最初にこの図面があったとしても、納得できなかった気がするんです。
出来上がる「過程」考える「道程」は重要ですねー!
(古川さんには心から感謝!!)

これだけのものを読み込んで、見積もっていただくのは、
すごく手間のかかることだと思います。
見積もっていただける3社の皆さんには本当に感謝です。

特名でお願いできずに申し訳ないなぁと思いつつ、
価格だけの問題ではないと考えていながらも、
当初想定の2割・3割増しにもなるかもしれないとなれば、
やはり恐くなってしまうんですよね・・・

投稿者 Tomy : 2007年06月18日 12:30

Tomyさま
設計に費やした時間の価値をよくご理解いただけて嬉しい限りです。
干し草を食むように口をもぐもぐさせながら消化してゆく過程こそが大切です。それで、私の場合には、いっしょに「もぐもぐ」もやるわけですね。

今年に入って、建設工事費が上がってきて、今までの感覚ではコストコントロールが難しくなっているというのも事実です。見積もりを作ってくださる3社のかたには大変な労力を強いてしまいますが、適正な価格を共通の認識として持つためには合見積もりも有効な手段であると考えます。
受注される工務店さんにしてみても、価格の妥当性を建て主さんと共有出来るわけですから、決して無駄にはならないと思いますので、よろしくお願いいたします。

投稿者 fuRu : 2007年06月18日 19:04