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2008年02月04日

エジソンの母

[映画・ドラマ・舞台--movie/play ]

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TBSのドラマ「エジソンの母」を面白く観ています。

偉大な発明家、トーマス・エジソンは3ヶ月で小学校を落ちこぼれたという。 「1+1はどうして2になるの? ふたつのコップに入った水を別のコップに入れると、水はひとつのコップに入るよ? 1+1は1かも知れない。ほかにも、落とした一枚のお皿が、100個のかけらになって、それを全部足したら…。1+1+1+…1枚のお皿になるよ。なのにどうして“1+1は2”なの?」 興味を抱いたことや、疑問に思ったことのすべてに「なぜ?」「どうして?」と教師へ質問しつづけたエジソンは、問題児として学校を追い出された。彼は周囲から嘲笑されるが、母・ナンシーだけは息子を見捨てることなく温かく見守り続けた。エジソンが不思議に思うことは何でも2人で話し合い、考える事を学び、楽しみ、息子の想像力を伸ばした。その結果、成長したエジソンは世紀の発明王と呼ばれる人物になる…。(番組HPより)

という発明王エジソンのエピソードを現代の小学校に置き換えたドラマです。

先週はかないと一緒に見ましたが、「ありえないなあ」と牽制されてしまいました。
まあ、たしかに、こんな子供いないですか。そういう点ではリアリティがないドラマですね。
でも、そのリアリティの無さが、かえってある種の真実を浮き彫りにするということも多いわけで、不思議なリアリティを、私はこのドラマに感じていたりします。

エジソンの母 公式HP


※新しいホームページで情報更新中!!

投稿者 furukawa_yasushi : 2008年02月04日 18:10

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コメント

毎年夏に、地域の子供キャンプに連れて行ってもらうのですが、
子供たちって何をするにしても、
発想が「普通のもの」にどうしても行ってしまいがちなんですね。
こういうときに、
「(本質的な)『考える』って楽しいんだ!」って知らないのはもったいない、
暗記が多いお勉強する時の「考える」は、
若干思考回路が違っちゃってると思うんですよね。

これ、ある程度はトレーニングだと私は思っているんですけれど、
意図的に自由な発想へ指向を広げてあげることも、オトナの仕事なんじゃないかと思います。
固定概念やあたりまえに縛ってしまっている思考を開放してあげる、
「誰が決めたの?」「こんなのもアリじゃない?」と可能性をアドバイスする・・・
※ちなみに、責任感があるとか、リーダーシップが取れる子の中には、
 話を早く纏めにかかる「プチオトナ」がいたりするので、面白くないことも多い。

キャンプのような非日常の空間が効果的だと思うんですが、
発想だけではなく、自分自身の行動まで含めて、新しい発見を導いてあげることは可能、
誰にだって、そんな素質はあるはずだと思ってます。

☆ちなみに・・・キャンプ場で最近見た子供たちの秀作は、
 普通のカレーの材料で、スープとドライカレー♪


ちなみに、ドラマ「斉藤さん」も最近気になってます!

投稿者 Tomy : 2008年02月04日 19:48

(!!)。は今でもいい年をしてテレビっこです
毎週毎回毎クルー楽しみに見ています
エジソンの母 日本テレビとしてはまじめに良い感じで楽しみにしています
女王の教室の方ができははるかにいいですが
問題意識とメッセージを明確に出してくれているので、
大人にも子供にもわかりやすいという点では女王の教室よりいいと言えるかもしれません
あり得ないという意見は当然ありますが
その方がコンセプトは明確になりますからこの方がよいと思っています
そういう点では、斉藤さんもわかりやすく、というかわかりやすすぎていまいちですが、つい見てしまっています。
鹿男あをによし も訳がわからなくて好きです
鹿の鼻の穴が気になります
バラのない花屋はいまいちですね
香取君の演技で持っているだけ
ハチクロはおじぃさんにはもうかったるいドラマになってしまいました。
最近は、水戸黄門とか、相棒なんかも楽しみに見ています
HDDビデオのおかげです

投稿者 (!!)。 : 2008年02月04日 20:16

Tomyさま
かないの情報では、幼稚園のお母さん仲間では「だいすき!!」というのが良く話題になるようで「斎藤さん」がそれに続いている感じだそうです。それにくらべてこのドラマはまったく話題にならないとか。お母さんたちに人気がないのはどうしてかなあ、なんて思ってしまいました。

投稿者 fuRu : 2008年02月05日 09:53

(!!)。さま
そうでしたか見ておいられましたか。
そうじゃないかな、と、思っていたんですけれどもね。
「女王の教室」は私も見ていました。
あり得ない設定が、かえってリアルな部分を描いていた好例ですよね。

投稿者 fuRu : 2008年02月05日 10:16

奥様は母親として、演じている子役が大人の操り人形にしか思えないのではないでしょうか。
私も番宣のスポットコマーシャルを見た時に不快感を禁じ得ませんでした。
考え過ぎかも知れませんが、子役達の将来を思うと、幼い子供がこうしたドラマで別な人格を演ずることで彼らに何かのトラウマが残るのではと危惧します。テレビ業界では動物や子供を出すとヒットに繋がるという事が良く言われていますが、消費された子役の成れの果てを見る度に憂鬱な気持ちになります。

投稿者 iGa : 2008年02月11日 11:11

iGa さま
確かに、私も微妙なところだと思います。
ただ、今回のこのドラマは、無邪気で自由な子供と頭を固くしている大人たちとの二更対立という安易な形式でまとめていないところが良いなと思っています。いたずらに子供万歳、なんて言うのでもないんですね。

投稿者 fuRu : 2008年02月11日 12:20

まあ、たしかに、こんな子供いないですか。そういう点ではリアリティがないドラマですね。

と、言いますが、私の兄ははなふさ少年そのままでした。
小学校の先生には養護学校に行けといわれたくらいです。
しかし現在兄は東京大学大学院に通っています。
だから、エジソンの母は、本当に私の願っていたような番組なんです!!!

これからも毎週楽しみです。

投稿者 izu : 2008年02月23日 00:04

izuさま
昨日は「耳をすませば」で「エジソンの母」を見逃した古川です。
でも、ちゃんと録画していますから、今日にでもみようと思っています。

そうなんですよね。
寓意といっているのがリアルでないということにはならない。
現実とはかくも寓意に満ちているのかということってあります。
ポール・オースターがラジオ番組で集めた本当にあった話を読むと
我々の生きているこの世界の不思議さに驚くとともに
実生活での寓意の大切さを感じることが出来ます。
チャンスがあったら是非読んでみてください。

http://af-site.sub.jp/blog/2005/08/post_354.html

投稿者 fuRu : 2008年02月23日 08:40

こんにちは。通りががりにちょっとお邪魔します(^-^)

私も『エジソンの母』好きなんですよ。
今のママたちには、アピールしないのかなあ。残念・・・

日本の公教育は本当にガチガチに固まっちゃってて、
子どもの伸びようとする力を押さえ込むことが多すぎると思うんです。

確かにこの設定は「ありえない」かもしれない。
でも、ドラマに込められたメッセージは、
正当に評価すべきだと思うなあ。
『エジソンの母』応援します!!

あ、あと「子役のトラウマに・・・」っていうコメントがありましたが、
これは大丈夫だと思いますよ(^-^)

英国なんかでは、ドラマ イン エデュケーションって言って
「もし、君がこうだったらどう?」っていうドラマを演じさせる教育手法が確立していて、
きちんとした指導者のもとに、
いろいろな「ありえない」シチュエーションに自分をおいてみることで
想像力を育てる授業が行われているようです。

「演じる」経験は、自分ではない他者の気持ちを想像するために
とっても有効な経験なんですって。
ちなみに国立大学に「演劇学科」がない国は
先進国では日本くらいのものなのだとか。

学校の学芸会でもいいから、
子どもたちには「お芝居ごっこ」を楽しんでもらいたいです。

長くなりました。
日本海側は大荒れの天気です。
おうちでゆっくり週末を楽しみます♪

投稿者 cocco : 2008年02月23日 09:31

coccoさま
「演じる」ということは
パーソナリティにとって、とても大切な能力だと
私も考えます。
人というのは、いくつかの分裂した人格の寄せ集めだと思います。
ひとつの人格をもう一つの人格が演じる、あるいはその逆、っていうことは
実は日常的にやっていることだと思うんですよね。
複数に分裂した人格と付き合うことが出来るかどうか、
その能力を育てるために役を、ある人格を「演じる」ということは大切なんだと思うのです。
coccoさんのコメントに大きく共感いたします。

投稿者 fuRu : 2008年02月23日 10:04

私はこのドラマで毎回勇気と希望をもらってます。
私には4歳になる息子がいるのですが、去年の暮れに軽度発達障害と診断されました。
見た感じでは普通の子と変わらないのですが、物の見方や、考え方が少し変わっていて、保育園でも不思議な子としてみられてます。医療機関で診断を受け診断名がでて、親として子のこの将来を思うととても落ち込んでいるときに、「エジソンの母」を観て気持ちが前向きになりました。ケント君のお母さんのように・・・とまでは難しいですが、我が子を信じて添うところは見習いたいと毎週ドラマを見て勇気付けられてます。

投稿者 しょうの : 2008年03月01日 10:37

しょうのさま
コメントありがとうございます。
うちの子ですが、学校公開で授業を覗いても、授業中の先生のいうことをぜんぜん聴いていないで、いつも取り残されています。たぶん、先生から見ると、まるでだめな子供に写っているに違いありません。でも、家に帰ればものすごい集中力で漫画を描いていますしピアノの練習も一生懸命です。
まだ小学校の二年生ですが、これから三年生、四年生になるに従って学校の勉強からはどんどん取り残されてゆくような気がします。
でも、そんなことはぜんぜん気にしていません。たぶん、親が気にしてしまうと子供も気にするのではないでしょうか。だから、親としてはそのままを受け止めてあげたいと思っていますし、
私は学校の勉強は人を測る尺度のとっても小さい目盛りのひとつでしかないと思っています。

投稿者 fuRu : 2008年03月01日 23:39

検索しておりましたら、たどり着きましたものです。
ちょっと気になるコメントがありましたので、わたしの意見を、お目汚しに失礼いたします。

わたしも、izuさんのお兄さんと一緒です。(一緒の境遇です)
このドラマを見ていて、主人公の男の子に、子供の頃のわたしにソックリだと思いました。
人の道をはずれている、とか、お前にはついて行けない、とか、
子供の時から散々、先生にいびられました。

そんなわたしを父と母は、したいことをやればいい、と
わたしの見えない能力に、理解が出来ない人たちには、無理に混ぜようとせず、
わたしの自由にさせてくれました。
わたしは数え切れない数の本を読み、毎日市立図書館に通って洋書を読みあさりました。


勉強は大好きで、ずっと一人で勉強していましたが、
高校入試を、県で1番高い偏差値の学校に、上から3番で合格しました。
5教科、ほぼ500点満点です。

大人になってから、絵画と、音楽をやっておりましたので、
そちらで、いくつかの賞をもいただきました。

いまは自営業です。
個人で、24歳から、一人で会社を立ち上げております。

おそらく、このドラマにリアリティを感じない方は、ご自身の環境(自分自身の能力や想像力)と、
周囲の環境(周囲の能力や想像力)が、あまりに平凡なものなのだと思います。

奇抜なドラマであると思った方は、
黒柳徹子さんの「窓際のトットちゃん」でも読んでみるといいかもしれません、
もっと奇抜な、黒柳さんの幼少時に実際にあったお話です。


このドラマはここ数年で、稀に無い、すばらしいドラマだったと思います。
毎回、終始、今後の日本の教育に対する、脚本家さん、スタッフさんの感慨深い思いが溢れ、
わたしは毎回、涙が止まりませんでした。

投稿者 まい子 : 2008年03月14日 23:19

今日は最終回でしたね。ケントみたいな子供でた。
でも、今は天才とはいわれません。可能性という大事なことを改めて認識しました。ああいう子って最近少ないですよね。っていうか大人が原因ですよね。絶対に。これは大問題だと思いませんか?

投稿者 tbt : 2008年03月14日 23:50

エジソンの母、最終回でしたね。番組後検索してたどり着きました。
そうなんですか、私は子供はいませんが、職場の子持ちママの間では確かに「だいすき」がぐんぐん評判あがってましたが、けんと君はイマイチでした。
(私には「だいすき」の方が現実には難しいと思ってるのですが)
fuRuさんがコメントなさってるように、こんな子供はいますよね!
でも、天才はそれほどいないのは、
fuRuさんのご両親のように、子供を育てられる親がいかに少ないか、という事ですね。

いろんなエピソードが本当におもしろかった。
火遊びから火事を出す、というエピソードも、「斉藤さん」のジャングルジムより
作り手の「真剣さ」というか、「思い」を感じます。
是非、続編を見たいところです。

最終回、月並みですが
けんと君の「さよ~なら~!ありがと~!」で泣きました!

投稿者 eries.m : 2008年03月14日 23:52

まい子さま
人はまさに様々だと思います。
ステレオタイプな人間観は結局人間を育てないということなんでしょう。
私も、このドラマには強いリアリティを感じています。

投稿者 fuRu : 2008年03月16日 00:54

tbtさま
金曜日で終わってしまったのが残念ですね。
子供達の可能性に対して大人達がどう受け止めてゆくのか、
大きな問題だと私も思いました。

投稿者 fuRu : 2008年03月16日 00:56

eries.mさま
私は、なんだか最終回の伊東美咲の熱弁。
子供の可能性について語るところ。
脚本、意外と良いなあ、なんて感じ入っていました。
スタッフも役者陣も良かったと思います。
欲を言えば、もっとじっくりとこのテーマを掘り下げて欲しかった、というところでしょうか。

投稿者 fuRu : 2008年03月16日 00:59

はなふさけんとくんの、しゃべりかたが、僕野、沖にい律す。2hlfhlhflh

投稿者 hj;fh : 2008年03月16日 14:01

エジソンの母 結構好きです。 はなふさけんと君が、お気に入りです

投稿者 Anonymous : 2008年03月16日 14:05

hj;fhさま
「はなふさけんとくん」の、あのしゃべり方、耳に残りますね。
なんだか憎めない感じで、良いかな。

投稿者 fuRu : 2008年03月16日 20:19

Anonymous さま
わたしも「はなふさけんと君」良いなと思います。
でも、近くにいたら、どうだろう、
まるまる受け入れてあげることが出来るかな、そんなことを自問自答しています。

投稿者 fuRu : 2008年03月16日 20:22