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これぞU2という音。
誰にも文句を言わせないぞ、という感じです。

U2がイーノとのコラボレーションを試みたのが「焔」でした。
以前のインタビューではイーノとのコラボが失敗だったことを赤裸々に告白しているボノですが、つづく「ヨシュアンツリー」では、その困難さが嘘のように全く新しい世界が開眼されていて世の音楽好きを驚かせたものです。

そのイーノとの久しぶりのフルコラボ。

所々で匂ってくるイーノの香りを楽しむのも
いちフアンとしての他に代えがたい喜びでありましょう。

杉本博司のジャケット写真がまた良い。
ボックスセットにはその写真がポスターになって封入されています。

その他の写真はアントンコービン。

＜蛇足＞
箱が届くのが待ちきれずにiTunesでアルバムを購入したんですけれども、こうしてCDで聴くとまったく違う音楽のようです。古い録音、たとえば５０年代のジャズとかだったら問題ないのだと思うのですが、最新の録音ではやはり圧縮音源は力不足。魅力がないことを実感しました。
ただ、実はiTunesで購入するとビデオクリップとデジタルブックレットが付いてきます。その分、お得感があるということを忘れずに書いておきましょう。