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2010年08月18日
「借りぐらしのアリエッティ」
ディーティールに見入ってしまいストーリーが飛んでいってしまいました。
とはいっても、ストーリーは至ってシンプルですから、なんの問題もないわけで、映画館のスクリーンに相対してそこに描かれたディティールの虜になってみるというのが、この映画との付き合い方なのではないかなと思ったりします。
とある人が、メディアはジブリ作品を批判しないんですよね、不思議なんですが、と言っていましたが、この映画に関しては批判や不平の声も何ら意味が無いように感じます。
出来れば、もう一度、映画館のスクリーンで見てみたいと思うばかりです。
新島さんがこの映画の感想を音響設計という視点で書かれていて、とても面白かったです。
◯おそらく雨音はわたしと娘では聞え方が違うでありましょう(Across the Street Sounds)
※新しいホームページで情報更新中!!
投稿者 furukawa_yasushi : 2010年08月18日 09:45
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コメント
拙記事の紹介とリンクをありがとうございました。
この映画を観て以来、我が家にもきっと小人たちがいて、私たちが知らないうちに「借り『られている』ものがある」と、娘と話しております。
投稿者 M.Niijima : 2010年08月19日 18:26
今年の夏は暑いですね。
僕自身は冷夏よりも、入道雲が湧き踊る夏の方が大好きです。
「借りぐらしのアリエッティ」。我が家も家族で映画館へ行きました。
furuさんの云われる通り、確かにディテールが印象深いと、
ブログの記事を拝見して改めて思いました。
降り始めた大粒の雨が、乾いた地面に吸い込まれて行く映像。
「そうそう、確かにそうなんだ」と思いつつ、スクリーンに向かっていました。
確かなディテールの集積があって、初めて確かな全体像が生まれることを実感しました・・・。
投稿者 a-kashi : 2010年08月19日 22:13
M.Niijimaさま
小人はいろいろなところにいるような気がします。貸し借りの気持ちそのものが小人なのかもしれませんね。
やはり、もう一度、こんどは耳を澄ませて映画館で見てみたいと思っています。
投稿者 fuRu : 2010年08月20日 09:35
a-kashiさま
ディティールと全体というわれわれの日々の仕事にも大切なことが丁寧な仕事でやりとげられていましたよね。
その丁寧さは、決して派手ではないですが人の心をとらえる、大切な物をもたらしてくれますね。
投稿者 fuRu : 2010年08月20日 09:37