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2011年02月07日

テオ・ヤンセンさんに会いにゆく

[アート--art ]

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昨日の日曜日は息子とふたりきり、ということで、いろいろ調べていましたら「テオ・ヤンセン展」にご本人がやってこられるという耳寄りな情報をキャッチ。実物のビーチ・アニマルを動かしてくれるそうです。わが家でも「大人の科学」で彼のビーストは人気者でしたので、さっそく出かけてみることにしました。

会場になっている「日本科学未来館」に午後1時半に入館。すると、すでに2時からの回の行列ができ始めていましたのですかさず並び、待つこと30分。定員300名の最後尾でしたが袖の見やすい場所がゲット出来てラッキーです。

デモンストレーションは全部で20分くらい。テオ・ヤンセンさんが登場して、司会進行役の女性からのいくつかのインタビューがあり、さて、実際に動かしてみることに。
最新作の「アニマリス・シアメシス」を動かします。
本来ならば背中についている羽が風を受けることで羽ばたくように動き、その動きでペットボトルの中に空気を詰め込み、その空気圧で動くのだそうです。今回は会場内での実演なのでエアーコンプレッサーを使ってペットボトルに空気を貯めて動かしていました。
本体には細長い触覚が進行方向である両脇に付いていて、この触覚が押されると反対方向に動くようになっているということで、会場の選ばれた子供達が向かってくる「アニマリス・シアメシス」の触覚を手のひらで押して動きを反転させていました。
それから、尻尾の方にチューブが付いていて、空気を吸うようになっているのですが、浜辺を移動していて海の中に入ると水を吸い込み、そちらから逃げるように動くようになっているのだそうです。

ヤンセンさんは「ビーチ・アニマル」を「キネティック・スカルプチャー」と言っています。動く彫刻、そのまんまなんですが、もともと物理学を学んでいたということで、自然界の動きに対する分析的な視線による独特の造形世界は、動きと形が一体となっているというところが最大の魅力だなと改めて思ったのでした。

こちらあ、我が家のミニビースト。

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ヤンセンさんのビーストはYoutubeでもいくつかの動画が公開されていますが、こちらはご本人が公開しているムービーです。

DVDも人気。

「大人の科学」を買って一家に一台ミニビースト。

大人の科学 vol.30(aki's STOCKTAKING)

「テオ・ヤンセン のストランドビースト」(Blog版「環境社会学/地域社会論 琵琶湖畔発」)


※新しいホームページで情報更新中!!

投稿者 furukawa_yasushi : 2011年02月07日 12:55

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