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2011年05月29日

ETV特集「細野晴臣 音楽の軌跡 ~ミュージシャンが向き合った「3.11」~」

[音楽--music ]

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日本語でロックを歌うということから細野晴臣さんの音楽人生は始まります。

歌詞はわかるがサウンドはわからないと日本では言われ、アメリカでは歌詞はわからないがサウンドはわかると言われる。デビューしてしばらくした時に、自分にはいる場所がないと思ったと言います。

「はっぴいえんど」を解散しエキゾチックなサウンドを創り上げたソロの時代、荒井由実とともに「ニューミュージック」という都会的なポップサウンドを創りあげた時代。そして、世界へ羽ばたいた「YMO」。

1970年代から80年代へ。時代は変わり、日本にもロックのサウンドは根付いたが、ブルースは日本語では歌えないなあという感覚を持ったといいます。

その後も、バブルの時代、すべてのものが商品として扱われる時代に、音楽の商品にならない一面を深く掘り下げ「アンビエント」の世界を築いてゆきます。

日本という国で音楽をやってゆくことの問いかけが細野晴臣さんの活動の根底に流れています。

その細野晴臣にとっても3月11日は、もう引き返すことの出来ない大きな転機であると言います。その転機について細野自身がじっくりと向き合い確かめている。この番組は細野晴臣のそうした姿を捉えたドキュメンタリーになっていました。

見ていて、なんだか、少し、心が落ち着いた、番組でした。

ETV特集「細野晴臣 音楽の軌跡 ~ミュージシャンが向き合った「3.11」~」


※新しいホームページで情報更新中!!

投稿者 furukawa_yasushi : 2011年05月29日 23:20

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コメント

古川さんの書き込みで番組に気がついて後半を見ました。
見ることができてよかった。ありがとうございました。
「一番好きだったこと」「そのままでいよう」という最後のくだりの会話がものすごく腑に落ちました。

投稿者 らく : 2011年05月30日 09:40

らくさま
いい番組でしたよね。(^^)

投稿者 fuRu : 2011年05月30日 16:22