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2006年03月26日

ちばコープ物産展「きやっせ2006」に参加しました

[01-森林をいかす家づくり--moriiki ]

毎年恒例の、ちばコープ物産展「きやっせ2006」に
「千葉県の森をいかす会」で参加しました。
今年は、大多喜町の斉藤造林さんから丸太を提供していただき
みなさんに、丸太切りに挑戦していただきました。
また、大工さんのカンナがけ実演も行いました。

何せ物産展ですから、この企画ならではの特価品を第一の目的で来られる方がほとんど。
その方々は、まずはお目当ての特価品のゲットに大忙しであります。
ですから、我々のようなコーナーには、始めのうちは来場者も少なかったのですが、
それでも、ブースの前を通る人達が、木の良い香りに誘われて
よーし、ちょっと丸太でも切ってみるかと、挑戦していってくれました。

丸太切りは子供達の挑戦が多かったですね。
お父さんにちょっと手伝ってもらいながら
でも、自分の手でやり遂げたいと、親の手を振り払う子供の姿もありました。
なかには、なかなか切れなくて、最後の切り落ちたときに感激で鳴いちゃう子もいました。
丸太を切るという些細なことではありますが
自然の手応えを自分の手で感じる良い機会だったのではないでしょうか。

大人は、というと、丸太切りよりもカンナがけをやってみたいという声が多く
大工さんの手ほどきで、四寸角の柱を一生懸命削っていました。

午後からは、斉藤造林さんの若奥様が山のような椎茸を持ってきてくださって合流。
丸太切りに挑戦していただいた方へのおみやげとして差し上げることに。
この椎茸の、肉厚で大きいこと。
ブースに椎茸を並べておいたら
椎茸の魅力で丸太を切って行かれた方もちらほらと。
こういうのもコミュニケーションですね。

終わってみれば、1本半の丸太が、細かくなって皆さんのおみやげにもらわれてゆきました。

さて、今回の参加を振り返ってみます。

昨年は、会の案内と木片のキーホルダーの無料配布をしたんですが
ブースに立ち寄ってくださった方の頭の片隅に何か残ったのだろうか、という感じでした。
つまり、そこには会話がなかったんですね。
でも、今回は違います。
何か、確かな手応えが、ちゃんとありました。

汗をかいて、のこぎりひいて
丸太を切ったという満足げなお父さん、お母さん、そして子供達の顔。
そこで交わされる、「がんばれ!」、「もうすこし!」、そういう会話。
それが、すべて、生き生きとしたコミュニケーションになっていたんですね。
きっと、丸太を切ってくれた人たちのなかには、なにかがちゃんと残ってくれたのではないかと思います。

というわけで、参加型の企画の方が、がぜん面白い。
来年は、さらにグレードアップして参加したいと思っています。

投稿者 yasushi_furukawa : 2006年03月26日 20:13

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